LINE Pay株式会社・日本ユニシス株式会社と「前給」サービスを活用したデジタルマネーでの新しい受取方法の実証実験開始について

2020 年 3 月 31 日
各 位

会 社 名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
代 表 者 名 代表取締役社長 味岡 桂三
コード番号 7173 東証第一部
問 合 せ 先 経営企画部長 澁谷 浩
(TEL.03-5341-4301)

LINE Pay 株式会社・日本ユニシス株式会社と「前給」サービスを活用した
デジタルマネーでの新しい受取方法の実証実験開始について

当社子会社の株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」といいます。
)及
び当社グループ会社のきらぼしテック株式会社(代表取締役 石原 邦浩、以下「きらぼしテック」
といいます。
)は、下記の通り、LINE Pay 株式会社(代表取締役 CEO 長福 久弘、以下「LINE Pay」
といいます。) 及び日本ユニシス株式会社 (代表取締役社長 平岡 昭良、以下「日本ユニシス」
といいます。)と連携し、福利厚生の一環として多くの企業にご利用頂いている給与前払サービス
である「前給サービス」(※1)を活用して、
「LINE Pay かんたん送金サービス」(※2)を利用した
新たなデジタルマネーでの受取方法の実証実験(以下「本実験」といいます。)を開始いたします。
当社グループは今後も、FinTech を活用した新たな金融テクノロジーの開発などを通じて、ICT
企業との連携により、新たな金融サービスの提供に取り組んでまいります。




(今回のポイント) アルバイト→正社員が対象 現金振込→デジタルマネーにチャージ







1.実証実験開始日
2020 年 4 月 1 日(水)

2.実証実験の概要
本実験では、きらぼし銀行の役職員に対して、
「前給サービス」を活用して、直接「LINE Pay」
の残高で受け取る方法を提供します。
「前給サービス」を導入する企業への将来的な展開やデジ
タルマネー活用による利便性向上等を見込んだ実証実験プロジェクトとなります。

また、本実験にあたり、
「前給サービス」から「LINE Pay」へのデジタルマネーでの受取につい
ては、日本ユニシスが提供する ICT 基盤(※3)を活用します。機能やデザイン(UI・UX)等に
ついても今後検証していく予定です。



(※1)「前給」サービス
事業会社におけるパート・アルバイト等の従業員の皆さまの給料日前の資金ニーズに応えることができるサービ
スです。労働実績内で給料日前にお金を受け取ることができる制度となります。 従業員の方はきらぼし銀行に口
座がなくても、勤務先の事業会社がきらぼし銀行と契約されていれば、従業員の方からの申込みにより最短で翌
営業日に給与振込口座宛に資金が振り込まれます。2005 年にビジネスモデル特許を取得し、サービス提供を開
始いたしました。 昨今の人手不足を背景に、福利厚生サービスの充実による人材確保及び定着率向上を目指
す事業会社において導入が増加しております。

(※2)
「LINE Pay かんたん送金サービス」

LINE Pay が 2019 年 7 月にサービスを開始。企業から個人へダイレクトに「LINE Pay 残高」で報酬やイ
ンセンティブ等の臨時収入を受け取り可能にするサービスで、企業立て替え金精算、経費・交通費精算、
EC での返品に伴う返金、 クラウドソーシング報酬受け取り、リユース買取代金の受け取り、 ポイント交換、
キャンペーン懸賞金やキャッシュバックなどでご利用いただいております。※

※ 給与など法令等で電子マネーでの支払いが認められていない取引については、本サービスの対象外
となります。

(※3)
「doreca™」電子マネーチャージ基盤

QR 決済・交通・流通系 IC・ハウスカード等へのオンラインチャージを可能とする電子マネーチャージ
プラットフォームサービスとなります。 日本ユニシスは順次決済事業者との連携を進め、2020 年度中の本
格事業開始を予定しています。

※doreca は、日本ユニシス株式会社の商標です。




以上





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