東京都立大学との「技術懇親会」の開催について

2020 年 10 月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
代表者名 代表取締役社長 渡邊 壽信
コード番号 7173 東証第一部
問 合 せ先 経営企画部長 安田 信幸
(TEL 03-6447-5799)


東京都立大学との「技術懇親会」の開催について


当社および当社子会社の株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、以下「当社グループ」とい
います。 )は、東京都公立大学法人東京都立大学(以下、
「東京都立大学」といいます。)と 2017
年 8 月に締結した「産学連携による中小企業支援に関する協定」に基づく取組みの一環として、
以下のとおり「技術懇親会」を開催しますのでお知らせいたします。
当イベントでは、中小企業の技術的な課題解決および新製品開発への取組みの支援として、総
合大学として広い学術分野と豊富な教員を有する東京都立大学の研究分野から、中小企業と大学
との共同研究のきっかけとなりうるテーマを選定し、教員より研究を紹介いたします。また、当
イベントに参加する中小企業からの当該研究に関するご要望に応じて、 企業と教員をおつなぎし、
当社グループの総合力を活かした継続的なサポートを行ってまいります。
当社グループは、今後も東京都立大学と連携して、中小企業の課題解決や中長期的な企業価値
向上に資する取組みを積極的にサポートするとともに、お客さまからファーストコールをいただ
ける金融グループを目指してまいります。


「技術懇親会」の概要】

日 時 2020 年 11 月 27 日(金)13:30~16:30

会 場 オンライン開催

対 象 大学の研究内容や産学連携に興味をお持ちの中小企業

・東京都立大学教員(4名)による研究紹介(※2)
主な内容
・東京都立大学による産学連携メニューの紹介
(※1)
・東京都中小企業振興公社による助成金の紹介 他

参加費用 無料
東京きらぼしフィナンシャルグループ、きらぼし銀行、
主 催
東京都立大学
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
公益財団法人東京都中小企業振興公社
東京商工会議所
後 援
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
株式会社さがみはら産業創造センター
一般社団法人首都圏産業活性化協会

申込方法 電子メールにてお申込みください。
※1 詳しくは別紙のチラシをご覧ください。
※2 別紙の「登壇者紹介」をご覧ください。
以 上
参加無料
東京都立大学が保有する技術や知見を紹介し、産学連携・共同研究のきっかけとして「技術懇親会」
を開催します。東京都立大学の教員の研究発表の他、産学連携の進め方や補助金・助成金も紹介しま
す。産学連携等に興味をお持ちの企業様は是非ご参加ください。

日時 2020年 11月 27 日(金) 13:30~16:30(13:00より入室可能)
会場 オンライン開催
※視聴にはお申込みと別途ZOOMのインストールが必要となります(通信料はお客さまの
ご負担となります)。受講方法の詳細は開催日までにメールでご案内いたします。
対象 大学の研究内容や産学連携に興味をお持ちの中小企業
定員 50 名程度(要申込み) ご興味のある
プログラムの
【主催】 東京都立大学 東京きらぼしフィナンシャルグループ きらぼし銀行
視聴だけでも
【後援】 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
大歓迎です。
公益財団法人東京都中小企業振興公社
東京商工会議所 さらに詳しい研究内容などに
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 ご興味のある方は、後日、大学
株式会社さがみはら産業創造センター
の教員におつなぎします。
一般社団法人首都圏産業活性化協会
【申込方法】i560@kiraboshibank.co.jp(東京きらぼしフィナンシャルグループ 事業戦略部
東京都連携推進室宛)へ 11 月 24 日(火)までに電子メールで、件名に「技術懇親会」、本文に
①貴社名②ご担当者名③メールアドレス④ご住所⑤お電話番号⑥お取引店名(きらぼし銀行とお取引
がある場合)をご記入の上、ご送付下さい。

※ご入力いただいたお客さまの個人情報は、本セミナーに関するお客さまへのご連絡の目的以外に利用いたしません。

プログラム
13:30~13:35 ご挨拶 15:10~15:20 首都圏産業活性化協会
13:35~13:45 東京都立大学 戦略的基盤技術高度化支援事業
産学連携メニューのご案内 (サポイン事業)のご案内
15:20~15:30 事務局より
13:45~14:00 東京都中小企業振興公社
後援団体の支援事業等のご案内
産学連携に関する助成金のご案内
14:00~14:30 東京都立大学 助教 塚常健太 15:30~16:00 東京都立大学 准教授 角田直人
「SNSユーザの行動と心理を探求する」 「生体血糖値の計測デバイスの開発」
14:30~15:00 東京都立大学 准教授 金石振 16:00~16:30 東京都立大学 教授 金崎雅博
「デジタル時代におけるデザインの役割」 「“大域的”最適設計法と効率化による
15:00~15:10 休憩 革新的な製品開発」

●お問い合わせ先(受付時間:平日 9:00~17:00)
東京きらぼしフィナンシャルグループ 事業戦略部 東京都連携推進室 TEL.03-6447-5823
※東京きらぼしフィナンシャルグループはきらぼし銀行等を子会社に持つ金融グループです。
K00020402
嗚ああああああああああ
登壇者紹介① 講演時間 14:00~14:30 講演時間 14:30~15:00
東京都立大学 塚常先生お写真
東京都立大学
システムデザイン学部 情報科学科 システムデザイン学部 インダストリアルアート学科
大学院 システムデザイン研究科 情報科学域 大学院 システムデザイン研究科 インダストリアルアート学域
助教 准教授
塚常 健太(ツカツネ ケンタ) 金 石振(キム ソクジン)

【講演テーマ】SNSユーザの行動と心理を探究する 【講演テーマ】デジタル時代におけるデザインの役割
~"about SNS"と "with SNS"~
 一部の人だけがインターネットを利用していた時代は、すっかり過去のものとなりまし  デザインとは技術、環境、文化などの側面からモノの本質を探り、新しいライフスタイ
た。Twitter炎上、インスタ映え―SNSが普及し日常生活の一部となった現在、オフ ルや物の概念を創出する作業です。今まで製造業で最も重視されたデザインにおい
ライン(現実世界)をも巻き込む様々な現象が起きています。この十年余りでSNS ての形、機能、品質だけではなく、サービスやユーザーへの経験価値などを商品にどの
と学問の関係も深まりました。「SNSを対象とする」研究では多くの発見がなされ、 ようにのせ、付加価値を高めるかを考えていくべきかなど、この講座では革新的デザイ
「SNSを利用する」研究ではUIや蓄積データを活用する新たな研究方法も生まれま ン開発事例、企業のデザイン活動などを分かりやすく説明していきます。
した。 【講演キーワード】
 講演では私達の研究グループの成果にも触れながら、SNSユーザの行動と心理に ●インハウスデザイン      ●アナログ時代からデジタルへ
関する研究動向と、関連の深いネットワーク分析・計算社会科学などの分野の新 ●デザインアイデンティティ
たな研究方法についてお話ししたいと思います。

【研究キーワード】SNS,ネットワーク分析,計算社会科学 【研究キーワード】工業デザイン、デザインイノベーション、ブランディングデザインアイデンティティ
ニュース・ 既存
SNS LINE
検索 サービス
Instagram .731 -.096 -.161 .092 友人グループに参加している父親・母親
Twitter .667 -.005 .008 -.100
のインターネット利用行動を因子分析に
FaceBook .594 .008 .027 -.022
ブログなどの個人webサイト .412 .153 .149 -.035 よって分類した。分析の結果、4つの分
その他のSNSサービス .315 -.092 .331 .081 類に集約された。列ごとに見て、数字が
検索サイト -.003 .730 -.100 .131
ニュースサイト -.018 .658 .093 -.011
大きい項目同士が似た使われ方をして
固定や携帯電話の音声通話 -.015 -.012 .458 .023 いることを表す。SNSの中でもLINEは他
PCや携帯のメール -.026 .257 .359 -.171 のサービスと違った使われ方をしている
LINE通話機能 -.086 -.093 .337 .539
LINEメッセージ機能 .047 .168 -.161 .546
といえる。
オンラインゲームなど .168 .067 .049 .080
動画サイト .199 .211 .174 .063   研究室HP
寄与率(%) 18.8 7.2 4.1 3.4
5.0
サーバ・ユーザの一斉利用 通信サービス利用者の主観評価実験の
4.0
結果。PCの通信に繋がらない時の原因だ
通信端末の性能不足・不調
と思うものを質問し、その回答を元に実験
通信事業者 対象者を3つの群に分類した。さらに待ち
3.0
満 時間と満足度の実験を行った。Web画面

度 の遷移に待たされる時間が長引くほど満
2.0
足度が低下するが、対象者が何を繋がら
ない原因だと認識しているかによっても満 http://exmgaity
1.0
足度が異なることを示唆する。 .sd.tmu.ac.jp/~a
0.0
待ち時間 (秒) ida/lab/


登壇者紹介② 講演時間 15:30~16:00 講演時間 16:00~16:30
東京都立大学 東京都立大学
システムデザイン学部 機械システム工学科 システムデザイン学部 航空宇宙システム工学科
大学院 システムデザイン研究科 機械システム工学域 大学院 システムデザイン研究科 航空宇宙システム工学域
准教授 教授
角田 直人(カクタ ナオト) 金崎 雅博(カナザキ マサヒロ)

【講演テーマ】 生体血糖値の計測デバイスの開発 【講演テーマ】”大域的”最適設計法と効率化による革新的な製品開発

 生体血糖値の非侵襲測定は社会ニーズが高く、基礎研究からセンサデバイス開発  本講演では、産業界において最良の製品設計を如何に行い、市場で有利な商品
に至るまで数多くの研究が報告されています。しかし、生体内の光伝搬の複雑さ、他 開発につなげる計算技術についてお話致します。私は航空宇宙工学分野で、すべて
成分の影響、皮膚表面状態、個人差などから、小型センサデバイスの開発と普及に がギリギリの条件で最適に設計しないといけない問題を多く扱ってまいりました。現在
は至っていません。 も、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協働で、各種設計問題の解決を試みた
 そこで我々は、従来の課題を解決するため、これまで培ってきた近赤外分光技術と り、その問題に使いやすい最適化アルゴリズムの開発を進めています。
データ解析技術を応用した、独自の多波長・多点型の近赤外デバイスの開発に  本講演では、最適設計を如何に進めるべきか、「設計問題の定式化」、「制約条
取り組んでいます。生体模擬試料および被験者に対する実験を行い、精度を検証し 件を考慮しつつ最適値を求める最適化アルゴリズム」、「大域的設計知識」の面か
ています。 ら講演を致します。


【研究キーワード】 血糖値,近赤外分光,多点光計測,生体内光伝搬,機械学習 【研究キーワード】最適設計,設計知識,設計における大域性



・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・

y




・ 出力値

・ ・

(成分濃度の予測値)


入力層 隠れ層1 隠れ層2
(24) (60) (60) ナセルチャインの配置最適化 ロケットエンジンの大域的設計結果
 研究室HP
  研究室HP




http://www.com
p.tmu.ac.jp/te/ http://www.com
CFDによるインペラ設計 p.sd.tmu.ac.jp/ae

18997