東京都立大学との「技術懇親会」の開催について

2021 年 11 月 8 日
各 位
会 社 名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
代表者名 代表取締役社長 渡邊 壽信
コード番号 7173 東証第一部
問合せ先 取締役経営企画部長 安田 信幸
(TEL 03-6447-5799)


東京都立大学との「技術懇親会」の開催について


当社および当社子会社の株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」とい
います。)は、東京都公立大学法人東京都立大学(以下、
「東京都立大学」といいます。)と締結し
ている「産学連携による中小企業支援に関する協定」に基づく取組みの一環として、以下のとお
り「技術懇親会」を開催しますのでお知らせいたします。
当イベントでは、中小企業の皆さまの技術的な課題解決および新製品開発への取組みのご支援
として、広い学術分野と豊富な教員を有する東京都立大学の研究分野から共同研究のきっかけと
なりうるテーマを選定し、教員が研究内容を紹介いたします。また、当該研究に関して、イベン
トの参加企業様のご要望に応じて教員とおつなぎし、当社グループの総合力を活かした継続的な
サポートを行ってまいります。
当社グループは今後も、東京都立大学との連携を通じて、継続的に中小企業の皆さまの事業展
開におけるサポートに取り組むとともに、お客さまの新しい価値を創造する“東京発プラットフ
ォーマー”を目指し、地域経済と地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。


「技術懇親会」の概要】

日 時 2021 年 12 月 6 日(月)13:30~16:00

会 場 オンライン開催

対 象 大学の研究内容や産学連携に興味をお持ちの中小企業の方

・教員による研究紹介
・東京都立大学による産学連携メニューの紹介
主な内容
・東京商工会議所による産学公連携相談窓口の紹介
・東京都中小企業振興公社による助成金の紹介 他

参加費用 無料

東京きらぼしフィナンシャルグループ、きらぼし銀行、
主 催
東京都立大学

東京商工会議所
公益財団法人東京都中小企業振興公社
後 援 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
株式会社さがみはら産業創造センター
申込方法 電子メールにてお申込みください。
※ 詳しくは別紙をご覧ください。
以 上
参加無料
大学が保有する技術や知見を紹介し、産学連携・共同研究のきっかけとして「技術懇親会」を開催し
ます。東京都立大学・東京都立産業技術大学院大学の教員の研究発表の他、産学連携の進め方や補助
金・助成金も紹介します。産学連携等に興味をお持ちの企業様は是非ご参加ください。

日時 2021 年 12 月 6 日(月) 13:30~16:00 (13:00より入室可能)

会場 オンライン開催
※視聴にはお申込みと別途ZOOMのインストールが必要となります(通信料はお客さまの
ご負担となります)。受講方法の詳細は開催日までにメールでご案内いたします。
対象 大学の研究内容や産学連携に興味をお持ちの中小企業
定員 50 名程度(要申込み) ご興味のある
プログラムの
【主催】 東京都立大学 東京きらぼしフィナンシャルグループ きらぼし銀行 視聴だけでも
【後援】 東京商工会議所 大歓迎です。
公益財団法人東京都中小企業振興公社
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター さらに詳しい研究内容などに
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 ご興味のある方は、後日、大学
株式会社さがみはら産業創造センター の教員におつなぎします。

【申込方法】i560@kiraboshibank.co.jp(東京きらぼしフィナンシャルグループ 連携推進部
東京都連携推進室宛)へ 11 月 29 日(月)までに電子メールで、件名に「技術懇親会」、本文に
①貴社名②ご担当者名③メールアドレス④ご住所⑤お電話番号⑥お取引店名(きらぼし銀行とお取引
がある場合)をご記入の上、ご送付下さい。
※ご入力いただいたお客さまの個人情報は、本セミナーに関するお客さまへのご連絡の目的以外に利用いたしません。

プログラム
13:30~13:35 ご挨拶 15:00~15:10 休憩
13:35~13:45 東京都立大学 15:10~15:40 東京都立産業技術大学院大学
産学連携メニューのご案内 助教 大久保 友幸
13:45~14:00 東京商工会議所 「自律移動ロボットや次世代車いす
産学公連携相談窓口のご案内 など、人間支援システムの開発」
14:00~14:30 東京都立大学 准教授 大久保 寛 15:40~15:50 東京都中小企業振興公社
「音波、電磁波、地震波など 産学連携に関する助成金の
波動現象の測定・解析」 ご案内
14:30~15:00 東京都立大学 教授 梶原 康弘 15:50~16:00 事務局より
「ロボット・各種センサーなどを 後援団体の支援事業等のご案内
用いた作業の効率化、自動化」

●お問い合わせ先(受付時間:平日 9:00~17:00)
2021 年 10 月 15 日現在
東京きらぼしフィナンシャルグループ 連携推進部 東京都連携推進室 TEL.03-6447-5823
※東京きらぼしフィナンシャルグループはきらぼし銀行等を子会社に持つ金融グループです。 K00021231

嗚ああああああああああ
登壇者紹介
14:00~14:30 音波、電磁波、地震波など波動現象の測定・解析
東京都立大学 システムデザイン学部 電子情報システム工学科 准教授
大久保 寛(オオクボ カン)
私たちの世界は多くの波動現象であふれています。例えば、私たちが普段から
聞き、感じている『音・振動』、携帯電話になどに代表される『電磁波』や大
地を揺らす『地震波』、地震によって引き起こされる『津波』も波動、すなわ https://www.tmu.ac.j

ち『波』です。それらの波動現象を対象に、計測・信号処理、シミュレーショ
p/stafflist/data/a/32
5.html
ンによるアプローチを駆使して研究をしています。音環境/電磁環境の計測・解
析・評価、数値解析、制御技術、可視化技術などにご協力できると思います。
【キーワード】波動情報工学,信号処理,数値解析,音響/電磁計測・解析 スピーカーの音の届き方

【空中音響ピンセットの開発】 紹介記事(英文)
音波を使って、小さな物体に触れること https://www.bbc.co.uk/newsround/57981204
なくピックアップすることができる技術
「空中音響ピンセット」が、2021年8月
湾曲した振動板
にBBC Newsroundに掲載されました。
【曲面振動板の音響振動解析】
【同期分散マイクロフォンによる音環境解析】 『曲面からなぜ音が発生するのか』という企業からの学
微小物体 術相談に対して、実験的・理論的な音響振動解析で裏付
多数の小型デバイスを工場などの施設に無線接続で分
散配置し、音データを利用した解析によってイベント けを与え、新たな知見を共有するとともに音波の発生か
検知や異常検知が可能となります。 ら広がり方を見える化、新商品の開発に貢献しました。



14:30~15:00 ロボット・各種センサーなどを用いた作業の効率化、自動化
東京都立大学 システムデザイン学部 電子情報システム工学科 教授
梶原 康博(カジハラ ヤスヒロ)
生産システムの設計・管理、ロボット・画像処理を用いた作業の自動化、 VRを
用いた工程設計、製造業における中高齢者活用支援技術、大規模プラントにおけ
る防災活動支援装置などに関する研究をしています。ロボット・各種センサーを https://www.tmu.ac.j

使った無駄な作業の抽出・生産工程の見直しのほか、応用として、建物内で働く
p/stafflist/data/ka/37
6.html
従業員の体調管理、災害時の屋内人物探知機の開発などにもご協力できると思い
ます。
【キーワード】経営工学,作業,生産システム,生産技術
【災害時の屋内人物検知方法の開発】 【センサーを使った
災害時に建物内にいる人物を見つけ出す方法として、 作業改善】
レーダを照射して探知する方法があります。しかしな RFID技術や各種センサーを用いて、
がら、現在の技術では、建物内の人物に放射したとき 屋内の作業者や物の位置を測定した
の反射波と、人物以外からの反射波(クラッタ)を分 り動作を分析する研究を行っていま
離する有効な方法が見つかっておらず、探知精度には す。製造現場における作業改善活動
課題があります。そこで、建材として広く使われてい に寄与できるほか、小売店の販売戦
る合板、石膏ボード、コンクリート等と人体では反射 略や倉庫内の事故防止対策などにも
波の位相遅れが異なることを利用して、人物と人物以 応用できます。
外を判別する方法を研究しています。


15:10~15:40 自律移動ロボットや次世代車いすなど、人間支援システムの開発
東京都立産業技術大学院大学 産業技術研究科 産業技術専攻 助教
大久保 友幸(オオクボ トモユキ)
システムの研究開発を専門にしており、特に福祉機器・ロボットなどの人の生活を
支援するシステム構築・ソフトウェア開発を、画像処理・制御・組込・生体情報・
感性などの有機的に組み合わせることで行っています。昨今、企業にはイノベー
ションを起こす製品が求められていますが、その際さまざまな分野の知識や技術が
https://aiit.ac.jp/maste
r_program/professor/t
必要となり、それらを横断的に組み合わせる必要があります。そのような場面で、 _ohkubo.html

製品に価値を加えるシステム作りに対してお手伝いいたします。
【キーワード】 医療福祉工学,知的システム工学,感性情報工学
【自律移動ビークル】 【次世代車イス】 【OpenpPoseによる
自分で考え障害物を避け、自分で目的地まで 足腰の弱った高齢者の自 歩行解析】
移動して行く、小型の自律移動ロボットを開 立を支援する次世代車い カメラの画像から人間の
発しています。 すを研究しています。 ポーズを推定できる
国内外の自律移動ロボットの大会に、開発し OpenPoseを利用し、歩行
たビークルを出場させることで、技術開発を 障害からパーキンソン病の
切磋琢磨し向上させています。 判定を目指すシステムを開
左の写真は、2018年6月にアメリカオークラ 発しています。
ンド大学で行われた大会(IGVC 2018) に 法
政大学チームとともに参加したものです。

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