ボーイング737MAX8発注するための覚書締結について

平成 29 年 6 月 21 日
各 位
会 社 名 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 白 岩 直 人
(東証・コード:7172)
問 合 せ 先 執 行 役員 管理 本部 長 杉 本 健
(TEL. 03-6804-6805)




ボーイング 737MAX8 発注するための覚書締結について


当社は、6 月 20 日(パリ時間)、ボーイングが製造する航空機ボーイング 737MAX8 を 10 機発注す
るための覚書をボーイングと締結し、パリ航空ショーにてボーイングと共同で公表いたしましたのでお


知らせします。 機のリストプライス (注 1) 総額約 11 億 2 千万ドル相当
は、 (日本円で約 1,232 億円)
となり、当社として、 ボーイング新造機を直接購入する取引は初めてとなります。 なお、当該機体は 2021
年以降順次デリバリーの予定です。


1.目的
当社は、子会社 JP リースプロダクツ&サービシイズ株式会社を通して、ボーイング 737 型機及び
777 型機を含む航空機へのオペレーティング・リース事業を行っております。
今回のボーイング 737MAX8 の発注により、当社グループの運用する航空機アセットに新たな機種
が加わり、 オペレーティング・リースの対象資産ポートフォリオに広がりを持たせることができます。
また、LCC の台頭等により、ナローボディ(注 2)で燃費効率の良い航空機購入ニーズが一層高ま
る中、当社グループがオペレーティング・リースのレッサー(賃貸人)として、多くのエアライン顧
客へのニーズにお応えすることが可能となります。

本件は、ボーイングの日本総代理店であり、当社の株主でもある双日株式会社の協力のもと実現に
いたったものです。今後はボーイング及び双日株式会社と共同して、本 737MAX8 のユーザー候補と
なるエアライン顧客の選定等に取り組んでまいります。


2.737MAX の概要
737MAX は、ナローボディのジェット旅客機であり、ボーイング史上最も受注の積み上げスピード
が速く、 ボーイングはこれまでに世界 87 社のエアライン等から合計 3,600 機以上を受注しております。
エンジンは、 CFM インターナショナル社の最新型 LEAP-1B、翼端板にアドバンスト・テクノロジー・
ウィングレットを採用し、ナローボディ市場で最も高い効率性・信頼性、そして客室内の快適性を提
供するとされています。就航当初の 737NG 型機と比べて燃料消費量を 20%削減し、運航コストは競
合機材に比べて 1 座席当たり 8%減と、クラス最少の運航コストを実現するとされています。





3.今後の業績に与える影響
今回の機体のデリバリーは 2021 年からとなるため、本件による当社の 2017 年 12 月期連結業績に
与える影響は軽微でありますが、今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたし
ます。



(注1)リストプライスとは、カタログ価格と同意です。
(注2)ナローボディとは、通路が一列の中型ジェット機をいいます。



本件に関するお問い合わせ先
広報・IR 部 TEL:03-6804-6805
以 上





4012