乳がん経験者へのアンケート調査結果を公開

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2017 年 10 月 5 日
各 位
会 社 名 ライフネット生 命 保 険 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 岩瀬 大輔
(証券コード:7157 東証マザーズ)

ライフネット生命保険 乳がん経験者へのアンケート調査結果を公開
乳がん経験者ならではの「日々の生活」における不安や困りごと
必要とされるサービスやサポート制度への提言を公開

ライフネット生命保険株式会社 (URL:http://www.lifenet-seimei.co.jp/ 本社:東京都千代田区、代
表取締役社長:岩瀬大輔)は、2017 年 8 月にがんをご経験された方に「日々の生活」「お金」「就労」な
どにおける困りごとや実態について幅広く調査した「がん経験者 572 名へのアンケート調査」の結果を
公開しましたが、この度改めて、対象者を「乳がん経験者」に絞って調査結果を公開します。
乳がんは、胃がんや大腸がんなど他部位のがんとは異なり、30 代をはじめとした比較的若い世代
での罹患が多く、結婚出産・子育て・仕事などとの両立を必要とするケースも少なくありません。
本調査を通じて、乳がん経験者ならではの生活上の不安や困りごと、就労面における企業や同僚
への要望などについて、多くの声をいただきました。本調査結果が、企業や個人ががん経験者への理
解を深めるきっかけとなり、がんをご経験された皆さまがより暮らしやすく、より働きやすい社会に変わ
る一助になればうれしく思います。


なお、より詳細なデータをご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

■■調査概要■■
■調査タイトル:「ライフネット生命保険 乳がん経験者へのアンケート調査」
■調査対象:がん罹患時に就労していた乳がん経験者325名
■調査方法:ウェブアンケート
■調査地域:全国
■調査実施時期:2017年6月
■調査協力団体:特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン


お問い合わせ先
ライフネット生命保険株式会社 広報
TEL:03-5216-7900




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~アンケート調査結果概要~

~ 生活面 ~
■乳がん罹患時に感じた不安
 「再発や転移」への不安が 8 割。次いで「仕事」「家族への負担」「治療費」
 未婚・子どもなし女性の 6 割が「恋愛や結婚への影響」に不安
 未婚・子どもなし女性の 4 割が「がん治療による妊よう性(妊娠する力)の低下」が不安

■乳がん罹患後の生活での困りごと
 最も困ったことは「外見のケア」で、乳がん経験者の 2 人に 1 人
 次いで「治療や体調の相談」「買い物」「通院」に困った
 「術後の患部の痛みにより、家事全般に苦労があった」などの声も

■乳がん経験者が生活全般において求めるサポートサービスと利用条件
 「診察日に子どもを預けられる施設」「脱毛時の自宅への出張型美容サービス」「栄養バランス
のとれた食事の宅配」などへのニーズ
 サポートサービスへの利用には、6 割が「費用面が壁」と回答


~ 経済面 ~
■乳がん罹患前後の収入差
 乳がん経験者全体平均では、罹患後「収入が 20%減少」
 収入が減少した人に絞ると、罹患後「収入が 43%減少」という結果に

■収入減少に至った理由
 収入減少の理由は、「休職」「業務量のセーブ」「退職」が TOP3

■収入減少後の経済面での困りごと
 2 人に 1 人が、「入院・手術等の医療費」「本人や家族の生活費」に困ったと回答
 教育費に困り、「子どもの塾や通信教育をやめた」という家庭も

■収入減少後の生活の工面
 「貯蓄切り崩し」「本人・家族の生活費節約」が過半数。「自宅売却や転居」というケースも
 一方、給付面では、約半数が「公的制度の利用」「民間保険からの給付」を受けた


~ 仕事面 ~
■乳がん罹患後の仕事への意識変化
 4 人に 3 人が、「ライフワークバランスへの意識が高まった」
 過半数が、「がんを経験したことで、周りのスタッフへの気遣いが高まった」

■企業のがん経験者への治療と仕事の両立支援制度
 勤務先で「サポート制度自体がなかった」44%
 企業に導入してほしい制度「身体を休めるための休憩スペース」「長期休暇から復帰後の、次年
度の有給休暇付与」「復職後、元のポストに戻れる仕組み」「フレックスタイム導入」

■がん経験者が企業やスタッフに求める働きやすい「風土」づくり
 「制度があっても、使えない雰囲気があった」34%
 風土づくりへの提言「上司の理解度向上」「企業側が休暇・時短制度を積極的に開示」「誰がい
つ罹患しても困らないようにワークシェア」

■がんであることのカミングアウト
 周囲の理解や環境が整えば「職場の同僚にもカミングアウトしたい」8 割




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~アンケート調査結果詳細~
~ 生活面 ~
■乳がん罹患時に感じた不安
 「再発や転移」への不安が 8 割。次いで「仕事」「家族への負担」「治療費」
 未婚・子どもなし女性の 6 割が「恋愛や結婚への影響」に不安
 未婚・子どもなし女性の 4 割が「がん治療による妊よう性(妊娠する力)の低下」が不安


Q.乳がん罹患時に「不安」に思われたことをお選びください(複数回答可)
乳がん経験者全体(n=325) 【属性別】未婚・子どもなし(n=125)
0% 20% 40% 60% 80% 100%

82%
再発や転移
81%


58%
仕事
62%


56%
家族への負担
29%


49%
治療費
58%


46%
生活への制限
46%


45%
治療方法
51%


40%
髪の毛の抜毛
45%


37%
収入減少
41%


34%
いつまで治療が続くか
37%

がん治療による 27%
妊よう性(妊娠する力)の低下 42%


25%
恋愛や結婚
59%


13%
家族に理解してもらえるか
12%




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■乳がん罹患後の生活での困りごと
 最も困ったことは「外見のケア」で、乳がん経験者の 2 人に 1 人
 次いで「治療や体調の相談」「買い物」「通院」に困った
 「術後の患部の痛みにより、家事全般に苦労があった」などの声も

Q.罹患後の生活で困られたことをお選びください(複数回答可)
全体(n=325)
0% 10% 20% 30% 40% 50%

外見のケア 48%

治療や体調の相談 42%

買い物 38%

通院 37%

炊事 34%

食生活への配慮 34%

医療情報の取得 32%

掃除 26%

洗濯 25%

生活費 24%
隣人・知人
とのコミュニケーション
24%
パートナー(恋人や配偶者)
とのコミュニケーション
21%
親族
とのコミュニケーション
20%

家にいることのストレス 18%

育児 14%




▼困られた具体的なエピソード
罹患時の
自由回答
年齢

術側の腕が上がらず、洗濯物を干すのに苦労した。また歩くと傷が痛み、買い物をするの
30 代
が苦痛だった。
乳房全摘手術だったので、家事全般をこなすのに患部が痛み苦痛があった。夫が単身赴任
30 代 だったので、家族の中の夫がするべき力仕事なども自分でしなければならなく、とても辛
い日々だった。
色々なことを次々に決定しなければならない中で、たくさんの情報から必要な情報を見つ
20 代
ける大変さと、情報収集で頭がいっぱいになり、生活面がままならない。
脱毛が始まってからウィッグができあがるまでの間の通勤時に、どのように頭皮を隠した
30 代 らよいか困った。スカーフでヘアバンドのようにしていったこともあったが、逆に注目を
浴びてしまった。
当時彼氏だった夫と結婚をする際に、ホルモン治療と抗がん剤治療をするので子どもがで
20 代
きない身体だということが、義理の両親に理解してもらえず、結婚を反対された。

味覚異常が酷くなり、料理をしても味付けの加減が全くわからなくなってしまいました。
30 代
また、体調が良い時でさえ、外食も楽しめなくなりました。




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■乳がん経験者が生活全般において求めるサポートサービスと利用条件
Q.家事や育児その他生活全般において、どのようなサポートサービスがあったら利用したいですか?
罹患時の
カテゴリ 自由回答
年齢

がん治療には高額療養費制度が使えるが、入院中や通院中の子供を預けたりする保育サ
経済面 30 代
ービスが高額でとても困っている。減免制度や補助サービスがあれば、ぜひ利用したい。

ヘルパーさんが週 1~2 日でも入ってくれたら、食事の下ごしらえも助かりますし、1 週間分
家事 30 代
の野菜を切ってくれるだけでも助かります。

一人暮らしです。術後(退院後)のしばらくの間、重い物の持ち運びやお風呂の掃除などを
家事 40 代
手伝ってもらえたらと思います。

診察日に子どもを容易に預けられる施設があると良い。小学校低学年なので、留守番が心
育児 30 代
配。

買い物 40 代 副作用で買い物に行けなかったので、代わりに行ってもらえるとうれしい。

脱毛が起きた時に、普通に美容院へ行っての施術は嫌なので(他の人の目が気になるた
外見ケア 30 代
め)、家に出張サービスしてくれるサポートがあればありがたい。

外見ケア 40 代 リンパ浮腫のケアが簡単に受けられるような施設があれば良かった。


食事 40 代 栄養バランスのとれた食事の宅配。


就労 30 代 がん患者が家族にいる場合、配偶者が看護のために仕事を休める制度があるとよい。

1 人での入院、1 人での退院だったので送迎サポートがあると助かる。退院日が土曜日でタ
通院 40 代
クシーもバスもないと思わなかった。高熱の体で、荷物を持って移動は辛かった。

メンタルケア 30 代 同病者のコミュニティがあればとても心強いと思います。


Q.「各種サポートサービス」について、利用の壁(ハードル)となるものは何ですか?(複数回答可)
全体(n=325)
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%


費用面 60%


手続きが簡単かどうか 39%


サービスの利便性 37%


利用できる場所・立地 28%


利用できる時間 24%


隣人からの視線 6%


家族・親族からの視線 4%


とくになし 6%



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~ 経済面 ~
■乳がん罹患前後の収入差
 乳がん経験者全体平均では、罹患後「収入が 20%減少」
 収入が減少した人に絞ると、罹患後「収入が 43%減少」という結果に


<乳がん経験者全体>
Q.罹患前と罹患後のおおよその年収をお答えください (n=322)



がん罹患後
300 20%収入減少










罹患前平均年収(万円) 罹患後平均年収(万円)




<収入が減った人>
Q.罹患前と罹患後のおおよその年収をお答えください ( n=170)







がん罹患後
43%収入減少




罹患前平均年収(万円) 罹患後平均年収(万円)




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■収入減少に至った理由
 収入減少の理由は、「休職」がトップ。2 番目に「業務量のセーブ」「退職」


Q.年収が減った理由は何ですか?(複数回答可)
(n=170)
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%


休職 33%



業務量のセーブ 29%



退職 29%



転職 18%



残業ができなくなった 12%



ならし出勤 11%



役職変更や配置転換 8%



流動的な休憩取得 4%



その他 19%




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■収入減少後の経済面での困りごと
 2 人に 1 人が、「入院・手術等の医療費」「本人や家族の生活費」に困ったと回答
 教育費に困り、「子どもの塾や通信教育をやめた」という家庭も

Q.収入が減って経済面で困られたことは何ですか?(複数回答可)
(n=170)
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%


医療費(入院費・手術費・薬代など) 56%



本人や家族の生活費
(食費・水道光熱費・日用雑貨など)
49%



住居費(家賃・ローン) 22%



交通費(治療に伴う) 21%



子どもの教育費 16%



クルマやバイクの維持費 8%



通信費 11%



その他 25%



▼困られた具体的なエピソード
罹患時の
カテゴリ 自由回答
年齢
残業を免除されるようになったので給料が減少。治療費についても、高額療養費制
治療費 40 代 度があるとはいえ、毎月 10 万円近くかかるので、金の切れ目が命の切れ目になりそ
うで怖い。

治療費 30 代 抗がん剤の費用が高かったので、ウィッグは安い物を購入しました。

抗がん剤治療時の副作用を考えて仕事を辞めてしまったため、毎月の生活費が減少
生活費 40 代
してしまい困った。
私立に通わせている子どもを公立に転校させる、あるいは大学進学を諦めざるを得
教育費 40 代
ないかもしれない。塾や通信教育はやめてもらいました。
生活費を確保することが難しく、健康に良い食品をとりたいと思いながらも、食費
食費 50 代
を削る生活を送っている。

住居費 30 代 一人暮らしをしていたので家賃を支払うのがきつかったが、生命保険金で充てた。

不妊治療もしていたので、恐ろしいくらいお金がかかった。乳がんの通院費、不妊
その他 30 代
治療費はどちらも削れず困った。
少ない予算では知人と会うと精神的につらくなり、出かけなくなった。余暇の楽し
その他 40 代
みが失われた。ポジティブに生活するのが難しくなった。



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■収入減少後の生活の工面
 「貯蓄取り崩し」「本人・家族の生活費節約」が過半数。「自宅売却や転居」というケースも
 一方、給付面では、約半数が「公的制度の利用」「民間保険からの給付」を受けた



Q.収入が減り、どのように日々の生活を工面されましたか?(複数回答可)
(n=170)
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%


貯蓄の取り崩し 59%



本人や家族の生活費の節約 54%



約 通信費の節約 7%


工 教育費の節約 5%



自宅売却や転居 4%



クルマやバイクの売却 2%


公的制度(高額医療費制度・傷病手当金・
雇用保険・障害年金など)の利用
49%


民間保険(生命保険・医療保険・
がん保険など)からの給付
45%



給 親族や知人からの金銭援助 11%


の 副業を始めた 5%



仕事量を増やした 2%



その他 9%




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~ 仕事面 ~
■乳がん罹患後の仕事への意識変化
 4 人に 3 人が、「ライフワークバランスへの意識が高まった」
 過半数が、「がんを経験したことで、周りのスタッフへの気遣いが高まった」



Q.【罹患後仕事を再開された方】仕事復帰後、仕事への向き合い方はどう変わりましたか?
全体(n=299)
高まった 変わらない 下がった

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%



ライフワークバランスの
76% 20% 4%
考え方




周りのスタッフへの気遣い 54% 40% 6%




生産性(効率化)への意識 35% 50% 15%




給与への意識 34% 55% 12%




1日1日の仕事の
28% 55% 16%
完遂度への意識




仕事への責任感 26% 62% 11%




社内政治への関心 18% 65% 16%




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■企業のがん経験者への治療と仕事の両立支援制度
 勤務先で「サポート制度自体がなかった」44%
 企業に導入してほしい制度「身体を休めるための休憩スペース」「長期休暇から復帰後の、
次年度の有給休暇付与」「復職後、元のポストに戻れる仕組み」「フレックスタイム導入」

Q.罹患時の勤務先で利用したサポート制度には満足していますか?(単一回答)
全体(n=325)




満足
16%



サポート制度
自体がなかった
44%
どちらかと言えば
満足
29%



どちらかと言えば
不満 不満
2% 9%




Q. 企業に導入してほしいサポート制度のアイデアがあれば教えてください。
罹患時の 罹患時の
自由回答
年齢 雇用形態

治療で長期間休むことで、次年度の有給休暇が付与されなくなること
40 代 正社員
を何とかしてほしい。
休憩時間(20 分ほど)と昼寝スペースが欲しい。治療で女性ホルモン
30 代 契約社員 を抑えているため更年期障害があり、睡眠の質が低下しているので、
眠気に耐えられないことがある。

30 代 正社員 患者の家族も看護のために休める企業内制度があるといい。


40 代 公務員・団体職員 復帰したときに、それまでのポストに戻れる制度。

罹患した社員に対して、強制的にカウンセリングを受けさせ、企業と
50 代 正社員 本人がお互い幸せになる立ち位置を探って、キャリア形成を一緒に考
えてくださる仕組み。
治療により体調が思わしくない時に、出社するのは無理でも、自宅で
30 代 派遣社員 できる仕事がある時は、在宅勤務を認められる制度があればありがた
い。
通院のための休暇制度(看護休暇・介護休暇・ボランティア休暇等々
40 代 正社員 の休暇はあっても、治療のための休暇がなく有給休暇利用となるた
め)
フレックスタイムの導入。短時間の通院時に休暇を取る必要がなくな
40 代 正社員
るため。



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■企業やスタッフに求める働きやすい「風土」づくり
 「制度があっても、使えない雰囲気があった」34%
 風土づくりへの提言「上司の理解度向上」「企業側が休暇・時短制度を積極的に開示」「誰が
いつ罹患しても困らないようにワークシェア」

Q.罹患時の勤務先で、仮に制度があっても使えない雰囲気はありましたか?(単一回答)
全体(n=325)




あった
17%

全くなかった
37%

どちらかと言えば
あった
17%




どちらかと言えば
なかった
29%




Q.がん経験者の皆さんがより働きやすい環境にするために、企業やスタッフはどういった改善や工夫が必要だと
思われますか?
罹患時の 罹患時の
自由回答
年齢 雇用形態
企業側が休みや時短制度などの案内をもっと開示的にし、とりやす
20 代 正社員
い雰囲気をつくる
がん患者だからということを理由に不利益・不自然な扱いを受ける
20 代 公務員・団体職員 ことのないよう、がんは誰でも罹りうるものだということを前提と
した意識改善。
「戻ってこい!」という上司の言葉が力強くて、励みになった。他
30 代 パート・アルバイト 人事とは思わず、がんに対する意識を職場全体で持ってもらえるこ
とが大切だと思う。
がんは身近な病気だということを意識してもらい、誰がいつ罹患し
30 代 パート・アルバイト
ても困らない仕事のやり方、配置換えなどがあればうれしい。
有給休暇をとりやすい環境。通院に対しての理解を深めてもらえる
30 代 派遣社員(非正規)
だけでだいぶ助かります。

30 代 パート・アルバイト 上司の病気に対する理解度の向上。

見た目は何でもないが、重い荷物を持てないということを同僚に認
40 代 正社員 識してもらうため、「サバイバーバッチ」など目に見えて分かるも
のを着用するルールがあればいい。



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■がんであることのカミングアウト
 周囲の理解や環境が整えば「職場の同僚にもカミングアウトしたい」8 割

Q.もし、周囲の理解などの環境が整った場合、あなたはご自身が「がん」に罹患していることを
どこまでの人に伝えたい(カミングアウトしたい)ですか?
全体(n=325)
カミングアウトしたい カミングアウトしたくない
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%


親 92% 8%



兄弟(姉妹) 93% 7%



パートナー(恋人や配偶者) 97% 3%



子ども 93% 7%



親戚 65% 35%



友人 90% 10%



職場の上司 88% 12%



職場の人事担当 82% 18%



職場の同僚 78% 22%



ネット上の第三者 54% 46%



隣人(近所) 37% 63%




ライフネット生命について URL: http://www.lifenet-seimei.co.jp/
ライフネット生命保険は、相互扶助という生命保険の原点に戻り、「正直に経営し、わかりやすく、安くて
便利な商品・サービスの提供を追求する」という理念のもとに設立された、インターネットを主な販売チ
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会社及び商品の詳細は http://www.lifenet-seimei.co.jp/ をご覧ください。
株主・投資家向けの情報は http://ir.lifenet-seimei.co.jp/ja/ をご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
03-5216-7900(広報:関谷/IR:前田)




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