中退理由アンケート「文系は学業以外に熱中、理系は授業についていけず」

各位 2020年7月21日
会社名 株式会社ジェイック
代表者名 代表取締役 佐藤 剛志
(コード番号 7073 東証マザーズ)


中退理由アンケート「文系は学業以外に熱中、理系は授業についていけず」
文系/理系中退者で、留年経験率・留年理由に差

当社は、大学中退者向けの就職支援サービス「セカンドカレッジ®」利用者を対象としたアンケートを行いまし
たので、結果を発表いたします(回答者 248 名、男性 188 名・女性 60 名)
。アンケートの結果、文系の中退者
と理系の中退者で留年経験率や留年理由に差があり、文系の中退者は約 52%が留年を経験している一方、理系の
中退者は約 63%が留年を経験していることが判明しました。また留年理由は、文系が「サークルや部活、バイト
等に熱中したから」 、理系が「授業についていけなかったから」がそれぞれ最も多い回答となりました。


<中退者の過半数が留年経験あり。文系と理系で留年経験率に差>
理系の中退者の留年率は6割を超えており、文系と比較して高いことがみてとれます。


文理別 留年経験率
100%
90%
80%
70% 52.3% 63.2%
60%
50%
40%
30%
20% 47.7% 36.8%
10%
0%
文系 理系

留年無 留年有




<留年理由「文系は学業以外に熱中、理系は授業についていけず 」>
留年理由について文系と理系で比較する
と、文系は大学の授業以外での活動に熱中 文理別 留年理由
し、理系は授業についていけずに留年して
しまう人が多いことが判明しました。
サークルや部活、バイト等に熱… 51.5%
22.0%
理系学生の場合、「留年して、もう1年、
授業についていけなかったから 21.9%
同じ学年を繰り返したとしても、また授業 48.0%
についていけず、再留年するだろう」と考
授業内容に興味が持てなかった… 26.6%
えて中退という選択肢を選んでいる可能 30.0%
性があります。
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

文系 理系
■調査名称:中退者アンケート(一部中退予定者も含む)
対象 :当社就職支援サービス「セカンドカレッジ®」受講生
回答者数:248 名(男性 188 名・女性 60 名)
期間 :2019 年 4 月 26 日-2020 年 3 月 23 日


<大学中退者の就職・採用支援サービス『セカンドカレッジ®』概要>
『セカンドカレッジ®』は、当社サービスである、既卒・第二新卒の人材を研修してから企業へ紹介をする『就
職カレッジ®』から派生したサービスです。 無料の研修を通じて、受講者は社会人としての基礎力を身に着けな
がら就活対策することができます。社会人としての考え方、ビジネスマナー、正しい履歴書の書き方や面接のロ
ールプレイングを、実際に体験しながら学ぶことで、面接や就職後に実践できるようなカリキュラムを無料で提
供しています。さらに、大学中退者専門の講座ですので「大学中退に対しての振り返りと、その上で社会で活躍
する覚悟」を醸成し、前向きな姿勢で社会に出ていくサポートをしています。受講者は研修履修後に書類選考な
しで企業と会える面接会に参加することができます。




<今年5月より設置している『コロナ中退 119 番』の概要>
新型コロナウイルス感染拡大は、大学生の収入にも大きな影響を与えています。学生団体「高等教育無償化
プロジェクト FREE」が 2020 年4月 29 日に公表した調査結果によると、
「退学を考えている」と回答した学
生は 20.3%に上ります。アルバイト先の休業等で収入が断たれている大学生も多く、当社にも「アルバイ
トのシフトに入れず、学費、生活費を稼げない」 「親が雇い止めにあってしまい、学費を支払っていくこと
が厳しい」といった相談が寄せられています。

当社では以前より、大学在学中の学生が中退に関する相談ができる窓口を用意しており、 電話相談や対面カ
ウンセリングで、学生の悩みや状況に合わせたアドバイスを行ってきました。本年、新型コロナウイルスの
影響で中退せざるを得ない、または中退を検討する大学生が増えていることから、 コロナウイルスの影響に
よる中退者および中退検討者専用の『コロナ中退 119 番』を設置し、相談をお受けしています。

Web から申込できる URL:https://lp.jaic-g.com/119_LP_.html


【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック 担当:稲葉
E-mail: info@jaic-g.com テレワーク実施中のため、メールでのご連絡をお願い致します。

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