M&A戦略説明資料

M&A戦略 説明資料

ポート株式会社 証券コード:7047




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 1
サマリー①




 中期経営計画を2020年9月に発表。2020年3月期の売上高約40億円、EBITDA約8億円から、2023年3月
期には売上高100億円、EBITDA20億円以上をコミットメントラインとしている。また、今後の成長率も
CAGR30%以上に設定。2024年3月以降の成長も見据え、既存領域の成長だけでなくM&Aについても積極的
に実施していく。


 2018年12月に東証マザーズ上場後、10件以上のM&A実績あり。2021年3月期はコロナ禍においても、2件
M&Aを実施(買収規模:16億円・8.5億円)。専門家(会計士・弁護士)や事業開発経験豊富なメンバーが
常勤し、M&Aを実行するにあたり社内でスピーディーで的確なソーシング、デューデリジェンス、交渉、PMIが可能なチー
ム体制を構築。


 当社の事業戦略とシナジーの大きいM&Aを意識し、ターゲット領域、対象企業を選定。M&A対象となる会社規模は、
当社の現在の事業ポートフォリオにおいて業績インパクトが一定以上(EBITDA数億円規模)の案件を前提とする。




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 2


サマリー②

対象領域 概要 イメージ

人材、金融、住宅、医療、介護、冠婚葬祭、ライフスタイルなど、当社と
各産業においてユーザーと事業者をマッチングするこ
同様のビジネスモデルを採用している様々なマッチングビジネス。
とにより、事業者から送客フィーをいただく成果報酬
マッチング
型のビジネスモデル。
特に、多くの顧客資産を保有し、当社の集客、マッチングノウハウの
当社インターネットメディア事業の横展開を想定。
チューニングにより大きなシナジーを生むビジネス。

 就職会員とのシナジー
プログラミングスクール、留学エージェントなど大学生データの送客先とな
る領域。
就職領域において40万人(/年)、リフォーム領域に
おいて7万人(/年)程度蓄積される会員データを活  リフォーム会員とのシナジー
クロスセル
用して、シナジーを生み出すことができる事業。 内装、水回りなど、様々なリフォーム領域や、住まいの悩みなどを抱える
(メディア、リアルサービスなど形態は問わない) ユーザーデータの送客先となる領域。

 その他
幅広く全ユーザーからの送客先となる領域。

就職、リフォームなど既に当社が抱えている顧客資産に対して、販売シ
ナジーのある業務支援SaaS型ビジネスや、リアルサービス。

各産業において、事業者の業務効率化ツールやリ また、今後当社がマッチングビジネスを開発していくことでシナジーがある
サプライチェーン アルサービスの提供などを通じてサプライチェーンを最 業務支援SaaS型ビジネスや、リアルサービスも可能。
適化していく事業。 (サプライチェーン参入→メディア開発)

例)◯◯業界の人材システム、人材紹介をM&A
→◯◯業界のマッチングビジネスの新規開発


©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 3

目次



01 会社概要

02 中期経営計画 概要

03 M&A対象領域(マッチングビジネス)

04 M&A対象領域(クロスセル)

05 M&A対象領域(サプライチェーン)

06 投資概要

Appendix
‐M&A事例① 就活会議株式会社
‐M&A事例② 株式会社ドアーズ




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 4

01

会社概要




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 5
会社概要


社名 ポート株式会社/PORT INC.

設立 2011年4月18日

本社所在地 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー12F

支社・サテライトオフィス 支社:東京都新宿区西新宿7-21-1 新宿ロイヤルビル6F
所在地 サテライトオフィス:宮崎県日南市岩崎3丁目9−5

事業内容 インターネットメディア事業

従業員数 207名(2020年12月末:連結)

平均年齢 約28歳(2020年12月末)

男女比率 6:4

証券コード 7047(東証マザーズ、福証Q-Board 2018年12月21日上場)




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 6

Corporate Name




歴史的に港はヒト・モノ・カネの交換機能インフラであった。
大きな市場(=海)に新しいアタリマエ(=港)を創れる会社を目指したい。




Mission

世界中に、アタリマエとシアワセを。
社会課題をテクノロジー×リアルで解決することで、
あったらいいなではなく、なくてはならないを創出し、
全ての人を幸せにしていきたい。


@PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED

非日常領域
情報の非対称性が高く、意思決定も
難しいことから、ユーザーにノウハウが
乏しく、介在価値が残り続ける。

社会課題領域
経営方針 社会の構造的かつ 重点アプローチ
普遍的な課題を抱えている
「社会課題」領域を前提とし 伝統的な産業。
て、「非日常」「デジタル化遅 デジタル化遅延領域
延」領域であるマーケットに
重点的にアプローチしていく。 技術革新の遅れにより
非効率な状態であり、改善した
際のインパクトが大きい。




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 8

PORTが目指す社会



非日常体験の意志決定支援で人々を幸せに


人生での体験回数が少なく、ユーザーにとってノウハウが溜まりづらい、
不透明性の高いマーケットでは、ユーザーの意思決定そのものが社会課題に発展していると考えています。
当社は、それらのマーケットに最適解となるソリューションを創出し、
多くの人々を幸せにし、構造的な社会課題の解決を目指します。




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 9

事業紹介
各領域において、マッチングDXメディアや新規プロダクトを開発。


就職 リフォーム 新規




自治体向け転入転出調査アプリ
国内最大級の就活ノウハウ情報サイト 業界最大級の
外壁塗装専門サイト


オンライン診療プラットフォーム
国内最大級の就活生向け
企業口コミ情報サイト
カードローン


就活生向けイベント情報サイト 高血圧診療支援アプリケーション


プロの解説とみんなの口コミが集まる
カードローン情報サイト

就活生と企業のマッチング支援サービス フリーランスエンジニアマッチングサービス



©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 10

ビジネスモデルについて

各領域においてユーザーと事業者のマッチングをデジタル化(DX)し、
ユーザーの最適な意思決定を支援するビジネスを展開。



マッチングDX



送客
閲覧 (申込等)



ユーザー 事業者
情報提供 送客フィー




サービスの流れ 金銭の授受

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 11

マッチングDXとは

ユーザーの情報収集から契約まで一気通貫で意思決定を支援する。
また、事業者の販促活動を効率化することで、サービス提供価値の最大化を支援する。




情報収集 比較検討 申込 契約・手続き


人や
書類などで 書類にて
旧来プロセス 書類などで
比較検討
書類にて
申込 契約・手続き
情報収集




マッチングDX 情報取集から契約までを一気通貫でデジタル化




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 12

マッチングDXの展開イメージ

ユーザーと事業者をマッチングさせるというビジネスモデルが同様であり、
基本的なビジネスフローやKPIは各領域共通しているため、新規参入が容易である。



生産 生産
調達 物流
製造 製造

就職 カードローン
サプライチェーン マッチングビジネス サプライチェーン
最適化
最適化
物流 販売 販売 調達




調達 販売 販売 物流


リフォーム USER 新規
サプライチェーン サプライチェーン
最適化 最適化
生産 生産
物流 調達
製造 製造




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 13

マッチングDXで築くアセット
非日常領域のマッチングDX戦略に基づき、各産業でマッチング最大化を目指す取り組みにより、
ユーザー基盤、投資資金顧客基盤の3つの基盤を蓄積することができる。



ユーザー基盤 投資資本 顧客基盤

業界変革をする上でサービスを 課題解決のためにはプロダクトに投 業界変革に向けたアプローチをす
利用するユーザーの基盤が必要 資し続けられる企業体力が必要 る顧客基盤が必要




Matching
マッチングビジネス
Platform



会員化モデルにより マージン型モデルにより 成果報酬型モデルにより
ユーザー基盤を構築 高い収益性を実現 契約ハードルが低下



©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 14

成長戦略
各領域のマッチングDXの基盤(ユーザー・顧客)のもと、さらに3方向に事業を拡張させていく。

マッチングDXによるユーザー・顧客基盤




クロスセル サプライチェーン リアルサービス
各領域のユーザー基盤を 顧客資産を活かし、顧客の メディアで獲得した会員基盤に直接
活かしてクロスセル展開 業務効率化、最適化を支援 リアルサービスを提供

キャリア リフォーム




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 15

02

中期経営計画




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 16
戦略のアップデートによる成長加速

今後10年間、売上高CAGR30%以上を実現していく




現在の成長速度 今後の成長速度

+10億円成長 CAGR30%以上




FY2018/3 FY2019/3 FY2020/3 FY2021/3 FY2022/3 FY2023/3 FY2024/3 FY2025/3 FY2026/3 FY2027/3 FY2028/3 FY2029/3 FY2030/3

現在の成長速度 今後の成長速度 指数 (現在の成長速度) 指数 (今後の成長速度)

※CAGR:年平均成長率
©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 17

3ヵ年業績計画

3ヵ年は積極投資を通じて、成長し続ける基盤を構築する

10,000




100億円以上
連結売上高
連結EBITDA 20億円以上
調整後連結EBITDA 30億円以上




FY2012/3 FY2013/3 FY2014/3 FY2015/3 FY2016/3 FY2017/3 FY2018/3 FY2019/3 FY2020/3 FY2021/3 FY2022/3 FY2023/3


売上高 営業利益
※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
※調整後EBITDA=EBITDA+アカウント投資+コンテンツ投資+システム投資=Σ投資前事業利益 単位:百万円

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 18

PORT成長戦略の概要



CAGR30%以上を目指すため、
以下に積極的な投資を実行

POINT① 既存事業の底上げに向けた「コンテンツ投資」「アカウント投資」「システム投資」

POINT② マッチングビジネスによる積極的な新規参入

POINT③ 会員基盤を活かしたクロスセルによる新規参入

POINT④ 業務支援、リアルサービスなど、サプライチェーン最適化による新規参入




POINT②、③、④に関してはオーガニック成長だけでなく、
積極的にM&Aを検討していく方針。

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 19

03

M&A対象領域 「マッチングビジネス」




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 20
ビジネスモデルについて

ユーザーと事業者をマッチングさせ、事業者から送客フィーをいただく成果報酬型のマージンモデル。
本ビジネスモデルと同様のビジネスモデルを採用していることがM&A後のグロースにおいてキーポイントとなる。



マッチングDX



送客
閲覧 (申込等)



ユーザー 事業者
情報提供 送客フィー




サービスの流れ 金銭の授受

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 21

M&Aによる参入基準
これまでの事業運営やM&A実績から、当社が得意とするビジネスモデルを適用でき得る5つの前提条件を設定。
これらの基準にあてはまる領域に進出していくことで成功確率の高いM&Aを実現。リフォーム領域の成功は本戦略の正
当性を証明した実績。

参入基準 就職 カードローン リフォーム 説明


情報の流行性が低く、コンテンツのライフサイクルを長くするこ
普遍性が高い 〇 〇 〇 とができる領域。


就職は人生に1回、カードローンやリフォームも人生に何度
ユーザーの経験頻
度が少ない 〇 〇 〇 も経験する領域ではないため、ユーザーに知識が蓄積されな
いためコンテンツメディアが必要とされる領域。


選択肢が多い ユーザーにとって選択肢が多く、マッチングのミスマッチも起きや
(顧客が多い) 〇 〇 〇 すい領域。また、顧客資産を得ることができる。

サービスの閲覧から会員化することができる領域。会員化す
会員型モデル 〇 × 〇
ることで、ユーザーの基盤をつくることができる。
要改善 中期経営計画パートにてカードローン領域の会員型モデル
への対応について説明。

成果報酬型 当社の得意とする成果報酬型のマッチングモデルを横展開
マッチングモデル 〇 〇 〇 できる領域。




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 22

M&A後のグロース

前提条件を固定化し、当社が運用実績のある事業モデルをM&Aすることで、当社の強みであるマーケティングノウハウや
事業開発ノウハウ等を投下することにより、大きくシナジーを発揮させることが可能。



シナジー効果のイメージ 投資内容


投資後の成長
投資対象 ① コンテンツ投資
①コンテンツ投資(各種サイト、コンテンツ制作) • コンテンツマーケティングによるアクセス強化
②システム投資(マッチングシステム開発) • SEO対策
③アカウント投資(顧客開拓) 売上
• Webマーケティング最適化
未投資の成長
② システム投資
• 開発組織体制の構築
• サイト設計、UIUX、
• レコメンドなどによるマッチング率の向上
投資
③アカウント投資
• 営業体制の構築
買収した事業を現在の延長線上ではなく、大きなグロースを実現 • オペレーション最適化による獲得数の向上
させる。 • クライアント向けプロモーション強化




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 23

04

M&A対象領域 「クロスセル」




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 24
強固な会員基盤
現在の参入領域である就職領域、リフォーム領域では、毎年約50万人の会員基盤が蓄積されていく。
今後の成長性を加味せずとも、グループ全体で5年で約235万人に会員基盤を拡充できる計画である。




計235万人以上
参入領域における 就職領域 リフォーム領域

約40万人 約7万人
会員数
年間会員獲得数 就職領域

リフォーム領域

新規領域




キャリア リフォーム
今後の会員基盤

領域間連携による
相互送客を実現
現在 +1年 +2年 +3年 +4年 +5年




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 25

クロスセル展開について
蓄積される会員データを活用して、クロスセル展開を実現することで、シナジーの高いM&A、その後のグロースを目指して
いく。既に実施している就職会員データを活用した送客ビジネスでは、留学、プログラミングスクールなど大学生をターゲット
としたビジネスが順調に送客件数を伸ばしている。

クロスセルの可能性が高いビジネス 送客件数の推移
※大学生をターゲットとしたビジネス

3,000
大学生をターゲットとした
ビジネス 2,500



2,000



1,500

リフォーム関連のビジネス
1,000







その他全ユーザーを 0
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期(見込み)
対象としたビジネス
資格・スクール 留学 生活インフラ


単位:件数


©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 26

05

M&A対象領域 「サプライチェーン」




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 27
サプライチェーン最適化① 業務効率化
非日常領域においてはIT化や効率化も遅れていることが多く、各領域におけるサプライチェーンのDXを進めることで、顧客の
業務効率化、最適化を支援し、結果的にユーザーが最適なサービス提供を享受できることを目指す。



サプライチェーン最適化




マッチング 調達 生産 物流
製造

マッチング後のサプライチェーンの中には、
DX化が進んでおらず、
ユーザーが最適なサービスを 非効率な業務も数多く存在する。
享受できる



当社がサプライチェーンの業務効率化を支援




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 28

サプライチェーン最適化① 業務効率化の例
既存領域では、すでに多くの顧客資産を抱えているため、それらの顧客に業務効率化等のDX化を推進していくサービス
がM&Aの対象となる。また、マッチングビジネスが今後展開可能な領域のサービスについても対象とする。


<就職領域の場合>
求人・採用から労務管理・人事評価などのDX化を推進していく
マッチング
求人・採用 労務管理 人事評価




HR Tech

<リフォーム領域の場合>
顧客の施工関連業務のDX化を推進していく
マッチング
契約(営業) 発注 施工




Con Tech
©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 29

サプライチェーン最適化② リアルサービスの展開
当社がメディアで獲得したユーザーに対して、直接リアルサービスを展開していく。すでに就職領域では、就職会員データ
を活用して、リアルにユーザーとコミュニケーションをとり、求人企業にマッチングしていくエージェントサービスを展開している。




リアルサービスの例 就職領域の例




メディア リアルプロダクト 就職メディア リアルマッチング




データベース データベース




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 30

06

投資概要




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 31
投資概要

投資概要

対象地域 全国



10-50億円程度
投資規模
※EBITDAの3-8倍程度



原資 現預金+金融機関による借入、そのほか資本性の調達スキームなど柔軟に検討


EBITDA2億円以上
業績規模 ※原則、赤字である場合は対象外
※当社全体において売上、利益において一定のインパクトのある対象会社、事業を想定




株式譲渡 / 事業譲渡
スキーム
※原則100%による譲受を想定
※オーナーによる株式保有率の維持、資本業務提携等は個別案件ごとに検討可




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 32

M&A実績

2020年に当社業績に一定以上のインパクトがあるM&Aを2件実施。
事業戦略、ビジネスとのシナジーを創出し、各対象会社で業界トップシェアを目指す。


M&A実績

会社名 株式会社ドアーズ 会社名 就活会議株式会社


領域 リフォーム領域 領域 就職領域


ビジネスモデル マッチングビジネス ビジネスモデル マッチングビジネス

売上高 818百万円 売上高約200百万円
業績規模 調整後EBITDA 173百万円 業績規模 営業利益50百万円
※2020年3月期 ※2019年12月期
850百万円
投資規模 1,600百万円 投資規模 ※実質取得価額792百万円、
3年分割支払い

原資 金融機関による借入 原資 金融機関による借入

株式会社リブセンスより新設分割後
スキーム 株式譲渡 スキーム
の株式譲渡




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 33

Appendix


M&A事例①
就活会議株式会社




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 34
就活会議株式会社 概要

項目 内容

名称

URL https://syukatsu-kaigi.jp/

ES・選考体験記・インターン体験記等の就活口コミと
内容
従業員・元従業員による企業口コミを有する新卒就活サービス

▼トップページ ▼口コミページ ▼ES検索ページ




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 35

当社サービスと就活会議の比較




就活ノウハウ情報サイト 掲載情報 就活企業口コミ情報サイト



2014年6月 開始時期 2015年4月



約28万人(20卒) 会員数 約18万人(20卒)



ノウハウ記事:約20,000 コンテンツ数 全体口コミ数:約400,000




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 36

シナジー①-1 業界有数の会員数規模へ
キャリアパークと就活会議の合計で会員数49.9万人に増加。重複を考慮しても合計で40万人以上にのぼる。
全就活生数のうち約7割、また1世代あたり4割程度が当社グループ会員となり、業界トップ水準の会員規模となる。



就活生全体に占める当グループ会員の比率




就活生利用率

未獲得




約34万人 70%以上
※2020年12月末時点の21年3月卒業予定の新卒会員数(円グラフ)


約17万人 ※就活生数を60万人として単純合算で約50万人が当グループ会員になると想定。
重複を考慮しても、合計で40万人以上の会員数となり全就活生のうち70%以上をカバー。




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 37

シナジー①-2 コンテンツ増加による面の拡大
コンテンツの量・種類ともに大きく増大させることで、これまでリーチできていなかったユーザー層へのアプローチが可能。
当社の課題感であったコンテンツの充足を図る。




就活の服装、面接対 A社のエントリーシート
策、自己分析方法 B社のインターン体験談
C社の就活速報情報




ユーザー獲得面の拡大
就活ノウハウニーズ 企業情報ニーズ




会員DB

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 38

シナジー② 会員1人あたり売上高の改善

当社マーケティングオペレーションを適用することで、就活会議の送客転換率を改善し、会員一人当たりの売上高を改善
できるものと考える。




売上高 約20億円※1 約2億円※2


会員数※3 約28万人 約18万人

会員一人
当たり売上高※4 約7,000円 改善余地 約1,000円

※1 キャリア領域今期業績実績
※2 2019年12月期実績
※3 2020年3月末時点
※4 会員一人当たり売上高=売上高÷会員数



©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 39

シナジー②-2 顧客企業の増加
就活会議ではキャリアパークと同規模の顧客企業数を抱えており、
今後、就活会議の顧客に対して、送客や人材紹介を実施することで、売上増加が見込める。




顧客企業数




顧客企業数※

約2倍
※ 2020年3月末時点の各メディアにおける顧客企業数


©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 40

シナジー③ 送客ボリューム増加による単価向上

送客可能数を増加させ、顧客満足度、送客シェアを高めることで、単価向上に期待。




会員数増加 送客数増加




顧客満足度
単価上昇
送客シェア拡大



©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 41

Appendix


M&A事例②
株式会社ドアーズ




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 42
株式会社ドアーズ 概要



外壁塗装のニーズがあるユーザーと外壁塗装専門の施工業者をマッチングする日本最大級のプラットフォームメディア




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 43

リフォーム領域 ビジネスモデル
ユーザーと施工業者をマッチングさせ、施工業者からの送客フィーをいただく成果報酬型のマージンモデル。
ユーザー送客時、施工完了時にそれぞれフィーが発生する。



Service


外壁塗装
したい
プラットフォーム

情報収集 送客(申込)



ユーザー 施工業者
業界最大級の
外壁塗装専門サイト 送客フィー




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 44

社会課題(高) リフォーム市場(外壁市場)における課題
ユーザーと施工業者のそれぞれの課題を解決し、最適なマッチングを実現するメディアである。



ユーザー 施工業者




課題①情報不足 課題①営業組織を有していない
10~15年に一度発生する工事であるため、ユーザー側 地場工務店、専門工事業者が工事の主な担い手であるた
で基本専門知識を保持していない。 め、少人数規模の事業者が多く、営業に注力できない。

課題②料金体系が不透明 課題②下請けの場合、利益率が低い
使用する材料や施工業者によって、大きく変動する。 大手ハウスメーカーや工務店の下請けの場合、中間マージン
があるため、利益率が低くなる。
課題③施工業者を選ぶ際の分かりやすい
基準がない 課題③職人の高齢化
職人の高齢化により職人人口の不足が危ぶまれている。テ
外壁塗装の工事品質の優劣は塗装の数年後に出てくる クノロジーの活用により生産性の向上等の対策が求められる。
ため、不透明。




情報の非対称性を解消し、最適なマッチングを実現



©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 45

市場規模(大) リフォーム市場規模推移
住宅リフォーム市場は、国民のリフォーム意識の向上、設備取替需要の本格化を背景に、緩やかに拡大してきており、
足元数年では5兆円超えで安定的に推移。


【リフォーム市場規模の推移】




参考:公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅相談統計年報2020」

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 46

市場規模(大) 外壁塗装の市場規模(戸建)
外壁・屋根リフォームは水回り、内装に次ぐ大きな市場であり、6,600億円程度と想定する。


【2013年部位別リフォーム市場規模】


その他(増改築等), 15%
11,703億円

水廻り, 31%
エクステリア, 6% 24,046億円
4,470億円

外部建具, 5%
3,970億円


外装・屋根, 9%
6,625億円

設備, 16%
内装, 19% 12,685億円
14,385億円


参考:富士経済「新・住宅リフォーム市場の現状と将来性2013」

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 47

市場規模(大) リフォーム市場 足元のネット経由率
現時点では、業者の選択においてリアルチャネルで情報を入手する人が過半数で、
EC化率は約7%と非常に低い水準である。コロナ禍により一気に促進されるものと見られる。


【リフォームを実施した業者の選択方法(戸建て)】




参考:一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「平成29年度住宅リフォーム実例調査」

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 48

流行性(低)
外壁のメンテナンスは7~10年ごとに定期的に行うため、流行性が低い。
また、他部位に比べて工事の件数が多く、安定的に需要を見込める市場である。


戸建ての一般的なメンテナンス周期 2018年度内にリフォームした部位(複数回答)

他部位と比べ、外壁の塗替えサイクルが短く、比較的に早いタ 外壁リフォーム工事は、他部位よりも件数が多い
イミングでリフォーム工事が必要になる




その他




参考(左図):PHPビジュアル実用BOOKS「最高の住まいをつくるリフォームの教科書」
参考(右図):国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査」、国土交通省「成30年住宅市場動向調査報告書」

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 49

当社PMIによるシナジー
利益拡大のための施策のポイントは下記の4つである。



コンテンツ拡充 ランディングページ最適化
現状SEO流入率ほぼ0であり、専 当社がこれまで蓄えたノウハウを活
門家監修コンテンツや施工業者の 用し、よりユーザーの申し込み意欲
口コミコンテンツ等を拡充することで、 を高めるサイトページ、構造を生成し、
Non-Paidの流入数を増加させる。 CVRを高める。

自然流入増による
広告宣伝費低下 CVR向上
ユーザー数向上



広告運用最適化 クロスセルの実施
ユーザー獲得の主たる経路となって ユーザーに対して外壁塗装以外の
いるウェブ広告に関して、当社のオペ サービスを紹介。施工業者に対する
レーションを適用し、獲得効率を高 DX支援などの実施で、ユーザーおよ
める。 び施工業者双方のLTVを向上させ
る。

流入あたり ユーザーあたり
広告宣伝費低下 申込回数

©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 50

対象会社と当社のKPI比較

主要なKPIを比較すると大きく乖離しており、当社ノウハウにより業績改善は比較的大きいものと推測。




対象会社実績 ※1 当社水準 ※2 改善幅


広告宣伝比率 50 % 34 % 16 %



広告宣伝費 約 400 百万円 270 百万円 130 百万円
約 約




※1 2020年3月期実績
※2 当社の広告宣伝費率を対象会社の売上実績に乗じて算出


©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED 51

46535