独立行政法人日本学生支援機構が発行する「ソーシャルボンド」への投資について

令和5年6月7日
株式会社アクセスグループ・ホールディングス
代表取締役社長 木 村 勇 也
(コード番号:7042 東証スタンダード市場)
株式会社アクセスネクステージ


代表取締役社長 増 田 智 夫


独立行政法人日本学生支援機構が発行する
「ソーシャルボンド」への投資について

株式会社アクセスグループ・ホールディングス(代表者名:木村勇也、以下「当グループ」という)及
び当グループの事業子会社である株式会社アクセスネクステージ(代表者名:増田智夫、以下「当事業
会社」という)は、このたび、独立行政法人日本学生支援機構(以下、「同機構」という)が発行するソー
シャルボンド(第 71 回日本学生支援債券、以下「本債券」という)への投資をそれぞれ決定しましたの
で、お知らせします。


「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調
達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG(1)投資の対象となります。本債
券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャル
ボンド原則に適合する旨、世界的なESG評価機関であるムーディーズ・ジャパンからセカンド・パーティ
ー・オピニオンを取得しており、「ソーシャルボンド」として発行されます。
本債券の発行による調達資金は、同機構が担う奨学金事業の内、貸与奨学金の財源として活用さ
れます。奨学金事業は、日本国憲法第26条や教育基本法第4条に定められる「教育の機会均等」や、
国連の持続可能な開発目標(SDGs)(2)の内、目標4「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育
を提供し、生涯学習の機会を促進する。」の達成に資する等、我が国の教育面の課題解決に貢献しま
す。


当事業会社は、採用支援事業と教育機関支援事業において、国内外の学生を対象に、進学や就職
を支援する事業をしています。同機構とも事業面において強固な連携関係を構築し、学生支援を協働
で行っています。同機構による奨学金事業は、学生支援に寄与する重要な事業と認識し、今回の決定
に至ったものです。当グループは、「人や社会をベストな未来に導くために、心の通うメディアとコミュニ
ケーションの場を想像する」ということをグループ経営理念に掲げており、「すべての人が、適切な時期
に、適切な方法で、価値ある情報を得ることが出来る有意義な未来」を実現するため、今後も事業を推
進していくとともに、当グループは、本債券を始めとしたグリーンボンド・ソーシャルボンドへの投資を継
続的に実施し、同機構との連携を一層強化して、社会的責任を果たして参ります。
<本債券の概要>
銘 柄 第 71 回日本学生支援債券
年 限 2年
発行額 300 億円
発行日 令和 5 年 6 月 7 日


(1) ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」

とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと

(2) 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための

2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと



以 上

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