インサイドセールス業務を支援するIBM Watsonを活用したAIツール「SAIN」の本格販売開始

2019年12月9日
各位
会社名 ブリッジインターナショナル株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉 田 融 正
(コード番号:7039 東証マザーズ)
取締役常務執行役員
管理統括本部長 金 澤 史 英
(TEL.03-5787-3030)


インサイドセールス業務を支援するIBM Watsonを活用したAIツール「SAIN」の
本格販売開始


当社は、添付のとおり日本アイ・ビー・エム株式会社の協力を得て、AIテクノロジーを
取り入れたインサイドセールスの業務を支援する「SAIN」(Sales AI Navigator)のコール
ナビサービスを2019年12月1日より本格販売しましたことをお知らせいたします。


「SAIN」はインサイドセールス活動を高品質化・平準化するツールとして、『顧客との
会話音声』や『顧客情報』などのビッグデータを解析し、インサイドセールスの指導強
化、会話内容の品質向上、可能性の高い見込み客へのアプローチを可能とし、インサイド
セールスの成果の最大化を支援します。
サービスとして、昨年5月に会話内容の改善指導をサポートする「モニタリング」と絞
り込みを行う「ターゲティング」の販売を開始し導入を進めておりましたが、AIを活用し
お客様との会話を支援する「コールナビ」の開発が完了し、2019年12月1日より本格販売
を開始しました。


本件による2019年12月期の当社業績に与える影響は軽微と見込んでおりますが、中長期
的な業績向上に資するものであると考えております。


(添付)「インサイドセールス業務を支援する IBM Watson を活用した
AI ツール「SAIN」の本格販売開始」 以上
報道関係各位
2019 年 12 月 9 日
ブリッジインターナショナル株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社


インサイドセールス業務を支援する IBM Watson を活用し
た AI ツール「SAIN」の本格販売開始
-大手 IT 企業などのインサイドセールス業務で導入開始-

法人営業改革支援のブリッジインターナショナル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取
締役社長:吉田 融正 以下「ブリッジ」
)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京
都中央区、代表取締役社長執行役員:山口明夫 以下「日本 IBM」
)の協力を得て、AI テク
ノロジーを取り入れたインサイドセールスの業務を支援する『SAIN』(Sales AI Navigator)
のコールナビサービスを 2019 年 12 月 1 日より本格販売し、既に大手 IT 企業やソフトウ
ェア開発・販売企業などのお客様で導入が決まっております。


インサイドセールスとは、お客様企業に電話や e-メールでコンタクトして、見込み客の発
掘、絞り込み、案件醸成、クロージングを行う営業改革の手法です。これらの一連のプロセ
スを支援するためにブリッジが開発した「SAIN」 会話内容の改善指導をサポートする
は、 「モ
ニタリング」
、絞り込みを行う「ターゲティング」、お客様との会話をリアルタイムにナビゲ
ートする「コールナビ」の 3 つのサービスを備えています。
モニタリング、ターゲティングは昨年 5 月に販売を開始し導入を進めていましたが、このた
びお客様との会話を AI を活用して支援する「コールナビ」の開発を完了し、本格販売を開
始しました。


コールナビは、モニタリングの上位エディションとして提供され、IBM Watson の音声認識
機能と自然言語処理機能を活用しています。Watson はインバウンド型の問い合わせやサー
ビス対応としては多く活用されていますが、アウトバウンド型の法人営業において活用す
るのは画期的な取り組みとなります。インサイドセールス担当者とお客様との会話をリア
ルタイムで把握しつつ、複雑な商品やサービスの成約につなげる営業活動に AI を採用する
ためのノウハウを集約しており、ブリッジはこの技術を使ったビジネスモデルの特許を取
得いたしました。


なお、本サービスをリードしたのは、本年 6 月に IBM Corporation が実施した、企業のイ
ノベーションや成長を促進させるために取り組んだ AI 活用の功績を称えるためのイベン
トにおいて、AI における女性ビジネスパイオニアとして選出された、ブリッジ システム
ソリューション統括本部 サービス開発本部 本部長の今野 恵子氏です。
 短期的効果
課題発掘率/引合化率の向上によるインサイドセールスの生産性向上
・ 指導時間の削減による顧客接点量の増加 ⇒ インサイドセールスの活動効率の向上
・ 音声のテキスト化による改善点の把握 ⇒ スーパーバイザーによる的確な指導の実

・ 良い言い回し、悪い言い回しの早期共有 ⇒ ナレッジシェアによるパフォーマンスの
向上
・ 会話の抜け漏れ等のアドバイスによる提案力アップ、リアルタイムモニターによるスー
パーバイザーのアドバイス送信 ⇒ 成果に繋がる会話率が向上 など


 中長期的効果
社内関係部署へのフィードバック強化
・発話内容の AI 自動分類による顧客の意見の見える化
・顧客の反応を加味した戦略立案・見直し
インサイドセールス組織強化に向けた情報蓄積
・類似施策・商材における顧客反応の変化
・シナリオ・戦略・アプローチの二次活用


◆SAIN 概要
SAIN は、インサイドセールスに関わる全ての管理者(マネージャーやスーパーバイザー等)
とコール担当者の業務を AI を活用して支援するクラウド・サービスです。
インサイドセールス活動の高品質化・平準化を実現するツールとして、
『顧客との会話音声』
や『顧客情報』などのビッグデータを解析し、インサイドセールスの指導強化、会話内容の
品質向上、可能性の高い見込み客へのアプローチを可能とし、インサイドセールスの成果の
最大化を実現させます。


1.モニタリング機能
AI の力で顧客の声を可視化。会話の見える化により指導・改善をスピーディーに。
インサイドセールスに欠かせない会話内容の改善。顧客との会話内容のテキスト化により、
スムーズな指導や早期コンディション把握を可能にします。


2.ターゲティング機能
どの顧客に何の商材を提案すべきか、属人的ではない AI による提案先を選出。
お客様の製品・サービス購入のポテンシャルが高いアプローチ先をスコアリングによりリ
ストアップし、効果的なインサイセールス活動を支援します。
3.コールナビ機能(12 月 1 日販売開始)
AI が次の会話をナビゲート。必要な情報を、必要なタイミングで。
インサイドセールスが顧客と会話を行う際に、相手の反応に応じて商談に必要な情報の抜
け漏れを自動的に提示し、会話品質の向上とともに、効果的なインサイドセールス活動の実
現を支援します。また、スーパーバイザーのリアルタイムモニター機能により適切なアドバ
イスをインサイドセールスに送信でき、より高度な会話をサポートします。




以上




□ブリッジインターナショナル株式会社概要
社名:ブリッジインターナショナル株式会社
(BRIDGE International Corp.)
代表者の役職・氏名 :代表取締役社長 吉田融正
設立 :2002 年 1 月
資本金 :530,500 千円
上場 :東証マザーズ
本社 :東京都世田谷区若林 1-18-10 みかみビル
HP :http://bridge-g.com/
ブリッジインターナショナル株式会社はインサイドセールスのリーディングカンパニ
ーです。インサイドセールスの機能である「B to B アウトバウンドテレコールサービ
ス」の分野で、2009 年以降、11 年連続国内売上高シェア No.1 を獲得しています。(注
1)

注釈
注1 出典: 「コールセンター市場総覧 2019-2020 ~サービス&ソリューション~」
(2019 年 10 月 株式会社矢野経済研究所)

■本件に関するお問合わせ
ブリッジインターナショナル株式会社
セールス&コンサルティング本部 マーケティング&コミュニケーション 内田
〒154-0023 東京都世田谷区若林1-18-10 みかみビル
TEL:03-5787-3080(代表)
E-mail:mktg@bridge-g.com

日本アイ・ビー・エム株式会社 広報
TEL(広報代表):03-3808-5120
E-mail: pressrel@jp.ibm.com

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