気象会社のウェザーマップ、宇宙から紅葉を鮮やかに見ることができる新しい気象衛星画像を独自開発

各 位 平成 29 年 10 月3日
会 社 名 株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス
代表者の役職氏名 代 表 取 締 役 社 長 塚 田 眞 人
(コード番号:6879 東証第一部)
取 締 役 執 行 役 員
問 合 わ せ 先 森 田 正 和
企画部・経営管理部担当
T E L 03-6741-5742



気象会社のウェザーマップ、宇宙から紅葉を鮮やかに⾒ることができる
新しい気象衛星画像を独⾃開発

―より分かりやすく説得⼒のある気象情報の提供を⽬指して-

当社の連結子会社である株式会社ウェザーマップは、ひまわり8号の従来のカラー画像の弱点を解消した
独自カラー画像を開発。そのカラー画像を使用した気象情報サービスの提供を開始いたしましたのでお知ら
せいたします。
紅葉や火山噴煙などを鮮明に見ることができる他、PM2.5や黄砂が見える、積雪・流氷がはっきり区別でき
るなど、従来のカラー画像では難しかったクリアな画像を実現しました。ウェザーマップでは、新たなカラー画
像を主にTV局向けなどに提供し、報道番組での気象解説に活用されるなど、新たなサービス展開を進めて
おります。


<従来画像と新画像の違い>

従来画像の弱点 新画像の特徴
・「色がくすんで見づらい・・」 ・「人の目で見た印象に近い」

・「朝や夕方は暗い」 ・「色がくっきり」「朝や夕方でもはっきり」

・「陸地がわかりづらい・・」 ・「陸地の状態もわかりやすい」
他の事例
<紅葉の様子> <山火事の煙(岩手県釜石市 2017年5月8日)>




『ひまわり新カラー画像』について
2015年7月7日に、ひまわり8号の運用が始まりました。ひまわり8号の特徴のひとつに「カラー画像」がありますが、
残念ながらテレビではほとんど使われていません。せっかく観測結果をカラー画像として表示できるようになったも
のの、色がくすんでいる、陸地がわかりづらい、朝や夕方も暗いという弱点がありました。
ウェザーマップでは、ひまわり8号の元データに対して太陽高度による明るさ補正、空気による光の散乱を計算し
て除去するなどの補正を行い、陸地の状態もくっきりと見やすいカラー画像を開発することに成功しました。新しい
カラー画像は、大陸から飛来する黄砂やPM2.5、火山噴火の噴煙や山火事の煙など、すでに報道番組の気象解
説でも多数使用されています。
また夜間は、従来の赤外画像*をベースに、複数の波長のデータで霧や下層雲も表現しています。それにより、
交通機関に影響が出る濃霧の広がりを、衛星画像を用いて解説することも可能です。
*赤外画像:雲、地表面、大気から放射される赤外線を観測した画像。温度の低い雲がより白く表現される。



『株式会社ウェザーマップ』
業務内容 各種気象情報配信、オリジナル指数、独自予報、TV・ラジオ等での天気予報解説・番組
制作サポート、気象予報士による講習・講演会の運営等
資本金 1,000万円(株式会社イマジカデジタルスケープ100%出資)
代表者 代表取締役社長 森 朗
設立年月日 1992年(平成4年)9月1日
許可 気象庁予報業務許可 第40号
所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon 5F
URL http://www.weathermap.co.jp/


以上

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