二次電池batteniceに関するお知らせ

平成29年8月8日

各 位

会 社 名 株式会社日本マイクロニクス
代表者名 代表取締役社長 長谷川正義
(コード番号 6871)
問 合 せ 先 専務取締役管理本部長 齋 藤 太
(TEL0422-21-2665)



二 次 電 池 battenice®に 関 す る お 知 ら せ

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当社は、平成 28 年 11 月 14 日付プレスリリース「二次電池 battenice の研究開発に関するお知らせ」
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でお知らせしたとおり、複数の大学との共同研究により、二次電池 battenice の電池性能の向上及び
課題解決のための研究開発を継続してきている中で、少なくとも充放電プロセスの一部に化学的な反応
(従来の二次電池同様の、イオンの移動が関係した物質の変化)が含まれている可能性があるとの考えに
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至っておりました。その後も、かかる共同研究において、battenice の充放電原理の再検証を含めて
進めてきましたが、今般、充放電プロセスの大部分が、化学的な反応によるものであるとの見解に至り
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ましたので、お知らせいたします。なお、いずれにせよ、battenice は、固体材料を用いた薄膜の
二次電池であり、これまでお知らせしてきたとおり、薄型・フレキシブル、サイクル寿命が長い、安全性
が高い、環境への負荷が小さい等の特長を有していると考えておりますが、当初、量子技術に基づく二次
電池であることを前提として設定しておりました目標性能につきましては、今後相応の見直しをして行く
所存です。
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今後は、これまでに得られた知見をもとに、化学電池性を踏まえた研究開発を進め、battenice の
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電池性能の向上、技術課題の解決に努めるとともに、battenice の特長を活かせるアプリケーションを
探って行く所存です。


以 上




本資料に記載されております内容は、現時点において当社が入手している情報に基づく一定の
前提及び将来の予測等を基礎として当社が判断したものであり、これには様々なリスク及び
不確実性が内在しております。また、新技術の研究開発や事業化等は、複雑かつ多数の不確実な
要素に大きく左右されるため、当初想定した成果があがらない可能性があります。

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