令和2年度近畿地方発明表彰 地域協会会長賞受賞のお知らせ

各 位 2020 年 11 月 25 日
会 社 名 日 本 電 子 材 料 株 式 会 社
代 表 者 代表取締役社長 大久保 和正
(コード番号 6855 東証第一部)
問合せ先 専務取締役 管理部門統括部長 足立 安孝
電 話 06(6482)2007




令和2年度近畿地方発明表彰 地域協会会長賞受賞のお知らせ




当社は、令和2年度近畿地方発明表彰 地域協会会長賞受賞を受賞いたしましたのでお知らせいたします。









当社が保有する、受光素子の低温検査に用いられるプローブカードの結露を防止するための技術が、技術的に
優秀且つ実施効果が高い特許であると評価され、11 月 19 日に開催された令和2年度近畿地方発明表彰において
地域協会会長賞を受賞しました。
地方発明表彰は、1921 年に始まった公益社団法人発明協会が主催する顕彰であり、「その発明が地域産業へい
かに貢献しているのか」という観点により、全国の優れた技術を8つに分けられた各地方で顕彰するものです。
当社は、半導体産業へ一層貢献できるように、今後も新たな技術開発を推進します。


<特許内容>
本特許の対象となった発明は、受光素子の低温検査用のプローブカードに関し、結露の防止によって検査の正
確性を向上するための構造に関する技術です。
受光素子は、低温環境における良否を判定するために、低温環境下においてプローブカードを介して検査光を
照射しながら電気的に検査されるところ、低温環境と外気との温度差によりプローブカードに生じる結露によっ
て受光素子へ照射される検査光が遮られ、検査が正しく行われないという課題がありました。
本発明のプローブカードは、結露を防止するために、結露の原因となる気体を低温環境側から外気側へと排気
するための排気孔を設けたものであり、結露による検査不良を防止する構造となっております。
当社は、2020 年に日本において、この構造を第 6654096 号として特許取得しております。


以 上

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