第5世代移動通信システム（5G）向け「高負荷機能」テストソリューションをNTTドコモより受注

2020 年 9 月 3 日


各 位

会社名：株式会社アルチザネットワークス
代表者：代表取締役社長執行役員 床次 直之
（ コ ー ド 番 号 ： 6778 東 証 第 二 部 ）
問合せ先責任者：管理本部総務人事部長 韮沢 宏行
（ T E L ： 0 4 2 - 5 2 9 - 3 4 9 4 ）



第 5 世代移動通信システム（5G）向け「高負荷機能」テストソリューションを NTT ドコモより受注



株式会社アルチザネットワークス（社長：床次直之、本社：東京都立川市、コード番号：6778 以
下、当社）は、第 5 世代移動通信システム（5G）のネットワーク開発における基地局評価用テストソリ
ューション「DuoSIM-5G」の機能バージョンアップとして、5G 商用化で推進する NR(*1)超高速大容
量（eMBB）向けの「高負荷機能」テストソリューションを開発し、株式会社 NTT ドコモより受注いたし
ましたのでお知らせいたします。
当社における初の 5G 向けのフラッグシップ製品として 2018 年 9 月より販売開始した「DuoSIM-
5G」は、5G ネットワーク開発における基地局評価用テストソリューションとして、国内外の通信キャリ
ア、基地局メーカーに採用されております。
「DuoSIM-5G」は、お客様支援強化のための機能バージョンアップを通じて、より高品質で高性
能な製品を目指して進化を続けて参りました。
この度の機能バージョンアップは、さらなる 5G で超高速・大容量化を目的とした広帯域利用を実
現する 5G ミリ波帯（*2）を用いた複数のコンポーネントキャリア(*3)のキャリアアグリケーション(*4)
技術と、それらを広範囲に実現する超多数 Cell 対応技術を支援するものであります。
なお、今回の 開発の背景としましては、今後スポット的に超高スループットを提供するミリ波帯の
パフォーマンスを評価する必要があり、そのための機能追加によるバージョンアップとなっております。


上記納入に伴う当期業績への影響は、既に事業計画に計上済みのため、現在のところ軽微です。
当社では、引き続き、益々の成長が期待される 5G 市場において、積極的に 5G 基地局の評価に
最適なテストソリューションを提供 してまいります。
また、今後、公表すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
(*1) New Radio：新しい無線通信方式

(*2) ミリ波：周波数帯の区分の 1 つ。5G では FR2 として定義され 26GHz から 30GHz の周波数であり、5G で有望

な周波数帯。

(*3) Component Carrier=CC：使用される搬送波を 1 つの周波数ブロックとしたもの。LTE(4G)は最大 20MHz、

NR FR1 では最大 100MHz、FR2 では最大 400MHz

(*4) Carrier Aggregation=CA：複数のコンポーネントキャリアを用いて同時に送受信することで広帯域化を実現する

技術




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モバイルプロダクト事業本部 国内営業部
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