テックウインド サーモグラフィー体表温測定ソリューション「ドアミル サーモエディション」のサービス提供開始のお知らせ

News Release


2020 年 10 月 26 日
株式会社 MCJ

テックウインド サーモグラフィー体表温測定ソリューション
「ドアミル サーモエディション」のサービス提供開始のお知らせ


当社グループは、2019 年 5 月 14 日に発表いたしました中期経営計画(2020 年 3 月期~2022 年 3 月期)のと
おり、パソコン製造・販売及びモニター等の周辺機器の販売を中核としつつ、取り扱うハードウェアの多様化に加え、
ハードウェアに関連する各種サービスの強化を中長期的に図っております。
昨今のコロナ禍におけるオフィスや店舗、施設での感染症拡大防止対策の徹底や従業員・お客様の安全確保は、
事業を継続させるうえで急務の課題となっている中、当社連結子会社であるテックウインド株式会社(代表取締役社
長:王 夢周、本社:東京都文京区)は、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、Microsoft が提供するパブリッ
ククラウドサービス「Azure」及び IoT センサーの知見を最大限に生かし、独自に開発した体表温測定に特化したサ
ービスである、クラウド記録対応でサブスクリプション型のサーモグラフィー付き体表温測定ソリューション「ドアミル
サーモエディション」の提供を 2020 年 11 月 2 日より開始いたします。


詳細につきましては、次頁以降をご参照ください。




以上


<お問い合わせ先>
株式会社 MCJ 経営企画室 広報 IR 担当
Mail: ir-otoiawase@mcj.jp
HP:https://www.mcj.jp/ FB ページ:https://www.facebook.com/MCJ.JP/
【新型コロナウイルス対策】 テックウインド、クラウド記録対応サブスクリプション型サー
モグラフィー体表温測定ソリューション「ドアミル サーモエディション」サービス提供開始
のお知らせ


テックウインド株式会社




テックウインド株式会社(本社:東京都⽂京区、代表取締役社⻑:王 夢周、以下 テックウインド)は、新型コ
ロナウイルスの感染拡⼤を未然に防ぐ予防対策として、クラウド記録対応でサブスクリプション型のサーモグラフィー
付き体表温測定ソリューション「ドアミル サーモエディション」のサービス提供を 11 ⽉ 2 ⽇より開始します。


昨今のコロナ禍におけるオフィスや店舗、施設での感染症拡⼤防⽌対策の徹底や従業員・お客様の安全確保
は、事業を継続させるうえで急務の課題です。「ドアミル サーモエディション」は、企業・店舗の⼊⼝等における温
度検出を使ったスクリーニングに対するお客様の強いニーズを踏まえ、当社の IoT センサーの知⾒を⽣かし独⾃に
開発した体表温測定に特化したサービスとなります。


本サービスは⾚外線で⼈の顔⾯の体表温を測定し、本体内蔵の⼤型サーモグラフィーに表⽰することで、測定対
象者⾃⾝が機器類に⾮接触のままで容易に⾃分⾃⾝の体表温を判定できる体表温スクリーニング検査ソリュー
ションです。測温を実施する担当者を現場に配置する必要が無くなるため感染リスクを抑えることができ、測温作
業の省⼒化にも繋がります。


テックウインドは Microsoft 社の正規販売代理店として、Microsoft が提供するパブリッククラウドサービス
「Azure」を活⽤したソリューションを販売しており、IoT センサーを組み合わせたクラウド対応センサーソリューション
「ドアミル」の受託開発を⼿がけてまいりましたが、本サービスは、その IoT センサーの知⾒を最⼤限に⽣かしたソリ
ューションとなります。


⻑期間に渡り、新型コロナ感染拡⼤の抑制に向けた活動が必要と⾔われている中、弊社が得意とするパブリック
クラウド、IoT の技術を⽣かし、今後も各企業様へのビジネス⽀援を通じて社会に貢献してまいります。




■機能・特⻑
・⾮接触での体表温測定
⾚外線で⼈の顔⾯の体表温を測定し、本体内蔵の⼤型サーモグラフィーに表⽰させることで、測定対象者⾃⾝が機
器類に⾮接触で体表温を測定する事ができます。


・設置現場から離れた場所で確認可能
クラウド上のデータをブラウザで検索する機能は、場所を問わず準リアルタイムに表⽰できるため、体表温が⾼い⽅を別
室に誘導したい場合は、「ドアミル サーモエディション」の設置場所近くの別室で担当者がブラウザで測温結果を監視し
つつ、体表温が⾼い⽅が現れたら担当者が対象者を所定の場所に誘導するといった運⽤も可能なほか、設置現場か
ら離れた場所で確認するなど、担当者の安全⾯・感染対策に配慮した測定が可能です。


・クラウド接続機能で測定履歴の保存・検索・フィルタリングが可能
WiFi により Microsoft のパブリッククラウド Azure に接続し、⾃動的にサーモグラフィー画像付き測温結果をクラウド
上に保存されます。測温結果は検索やフィルタリングが可能で、体表温が 37.5 度以上の結果を抽出する、あるいは
⽇時を指定して抽出結果をブラウザから確認するといった使い⽅が可能です。また、測温結果はクラウド上に保存され
るため、測温結果をエビデンスとして残したいというニーズにも対応できます。


・1 台のパソコンから複数箇所に設置された測温結果を確認可能
測温結果はブラウザを使いクラウド上のドアミルサーバーで確認する仕組みとなるため、複数の「ドアミル サーモエディショ
ン」を設置し、1 台のパソコンから複数台の測温結果を確認することも可能です。


・⼤量の測温が必要な商業施設への設置にも対応
クラウド上に⾃動保存した測温結果はクラウド上のストレージを活⽤しているため、事実上、無制限に測温結果を管
理・保管でき、本体故障の際も測温結果データは安全である他、⼤量の測温が必要な商業施設への設置にも対応
したソリューションです。


・その他の製品特徴
・10 インチの⼤型モニターによるサーモグラフィーで分かりやすく測温結果を表⽰
・ポール状の本体で場所を取らず簡単な設置が可能
・設定画⾯はブラウザを使い簡単表⽰。設定変更も遠隔で⾏うことが可能
・サブスクリプション型の料⾦設計で初期費⽤を安価に抑えることが可能
■ご利⽤シーン
■学校、教育施設 ■スポーツジム




■医療機関、クリニック ■オフィス、SOHO




■レストラン、カフェ ■ホテル、旅館などの宿泊施設
■利⽤画⾯イメージ

・モニター画⾯イメージ
平常時 設定値以上




・管理画⾯機能
■製品仕様
サイズ 本体 約 17×28×7cm スタンド 最⻑ 152cm
重量 総重量 約 5.1 ㎏
モニター 10 インチタブレット
カメラ 最⾼解像度 640 * 480 30fps
検知⾓度 下左右約 60 度
検知距離 20cm〜30cm
検知精度 ±2.5℃
設定警告温度 37.5℃以上
製造国 ⽇本
※使⽤しているパーツについては同等スペックを維持しつつ予告なくモデルを変更する場合がございます。




■製品展開
⽉額のサービス料⾦をお⽀払いいただくサブスクリプション型のモデルと、クラウド機能を削除した廉価版の買い切りモデル
の 2 モデルで展開してまいります。
サブスクリプション型は Microsoft Azure に接続できるクラウド対応タイプで、測温結果をクラウドに⾃動アップロードし
ます。クラウド上に設けた管理画⾯へブラウザでアクセスできるので、結果の検索や後から⼈物ごとの温度を確認すること
ができます。
スタンドアローン型は測温結果の画⾯表⽰・判定といった基本的な機能を持つ買い切り型の廉価版で、後から検索し
たり測温結果を保存したりしておくことはできません。ネットワーク環境が⽤意できない場合にお勧めできるタイプです。


・サブスクリプション型(標準タイプ・クラウド機能あり)
・スタンドアローン型(買い切り・クラウド機能なし)
■サービス提供開始時期
・サブスクリプション型︓
11 ⽉ 2 ⽇より、3 週間の無料貸出期間を設けた上でサービスを開始します。
・スタンドアローン型︓
サブスクリプション型をご利⽤いただいたお客さまからのフィードバックを踏まえた上で、後⽇提供開始のご案内を⾏う予
定です。




■料⾦形態
・サブスクリプション型︓⽉額税別 20,000 円/台 (2 年契約)
・スタンドアローン型︓OPEN 価格




■機能⽐較
機能⽐較表
サブスクリプション型 スタンドアローン型
温度検知 〇 〇
リモートアクセス 〇 〇
クラウド接続 〇 ×
WEB アプリ 〇 ×
契約期間 2年 なし




■使⽤上の注意
■測定する際は対象者の正⾯顔全体(横顔ではない顔全⾯)が画⾯上の指定エリア内におさまるようにしてください。
■測定中は約 2 秒間の静⽌状態を維持してください。
■屋外からの被測定者は、測定前に 5 分間以上屋内に留まってから測定して下さい。これにより、屋外の環境温度が⼈体体表⾯温度
に与える影響を低減することができます。
■本製品は医療機器ではなく、診断や診療、および体温の測定を⽬的として利⽤することはできません。
■本製品における測定温度の数値は⼈物の体表⾯温度に基づき「予測式」で体内温度を表⽰しているため、体温計ではございません。
お客さまが設定する閾値よりも⾼い数値が表⽰された場合は体温計での検温をお勧めいたします。
■本製品の数値以外の画⾯表⽰は対象者の顔⾯を指定エリア内に誘導する⽬的で表⽰するものです。体温・体表⾯温度分布の測定
を⽬的とするものではありません。
■対象⼈物がウイルスに感染しているかどうか判断する製品ではございません。
■マスク部の温度は測定できないため、マスクは外した状態での計測を推奨いたします。
■精度向上のため下記の環境下での測定を推奨します。
測定距離︓20cm〜35cm、推奨環境温度︓25℃、設置場所︓室内、無⾵であること
被測定者以外の熱源が画⾓内に無い環境
※屋外環境は急激な温度変化があるためご使⽤は推奨しません。




本リリースに関するお問い合わせ

テックウインド株式会社 営業本部 マーケティンググループ
東京都⽂京区湯島 3-19-11 湯島ファーストビル 7F
取材、プレス関係お問い合せ

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