廃棄物処理施設および水処理施設で安全見守りサービス「Work_Mate」の共同実証を開始

2021年10月12日
各 位
株式会社 ユビテック
JFEエンジニアリング株式会社



JFEエンジニアリング株式会社が運営する廃棄物処理施設および水処理施設において
安全見守りサービス「Work Mate」の共同実証を開始



株式会社ユビテック(本社:東京都港区、社長:大内 雅雄 以下 ユビテック)とJFEエンジニ
アリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下 元 以下 JFEエンジ)は、JFEエンジが建
設・運営する廃棄物処理施設および水処理施設で、ユビテックが提供する従業員の安全見守りサー
ビス「Work Mate(ワークメイト)」を活用した共同実証を10月より開始しました。



1.本共同実証の背景と目的
JFEエンジでは「JFEエンジニアリング健康宣言」として「Health First, Family First」を合
言葉に、一人ひとりが健康維持増進に努めるとともに、皆が明るく元気に働ける職場環境づくりに
取り組んでいます。本共同実証に先行して、2021年7月にJFEエンジ横浜本社内の施設で「Work
Mate」の予備検証を実施し、作業員の転倒・転落の検知およびバイタル情報管理などについて一定
の効果が得られました。この結果を踏まえてJFEエンジが建設・運営する廃棄物処理施設および水
処理施設で「Work Mate」を活用した共同実証を開始し、安全最優先のプラント建設・運営に積極
的に取り組みます。


2.検証内容
JFEエンジが建設・運営するプラントにおいて作業員がスマートウオッチを着用し、「Work
Mate」を通じて作業員の脈拍や疲労レベルなどのバイタル情報を収集・分析します。これにより作
業員の安全・健康状態をリアルタイムに検知し、熱中症をはじめとした体調不良傾向の早期発見・
悪化防止を図ります。また、廃棄物処理施設などプラント特有の屋内大空間において、スマートウ
オッチを着用した作業員の位置測定やその精度向上の検証を実施し、各作業員の作業環境の確実な
把握や、万一の体調不良・事故発生時の速やかな発見・救出につなげます。


1)実施場所、実施対象:
(1) 関西地区 廃棄物処理施設
(2) 関東地区 水処理施設


2)実施期間:
2021年10月~2022年3月
3.今後の展開
今回の実証で、効果が認められた場合、JFEエンジは各廃棄物処理施設や水処理施設をはじめとす
るプラントの建設現場や運営施設などへの展開を、ユビテックはさらなる機能向上とサービス展開
を目指します。


ユビテックは、今後もIoTとAIのコア技術でデータの価値を創造し、お客さまの大切な経営資源
をお守りする実行力のあるサービスを提供し続け、サステナブルな企業経営の実現に貢献してまい
ります。


以 上

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ユビテック 広報マーケティング室 小笠・細野 TEL:03-5447-6732
JFE エンジニアリング株式会社 総務部広報室



■「Work Mate」の特徴・機能




※「熱中症予兆」検知について
・実証で得たバイタルデータから熱中症の「予兆」を検知するアルゴリズムをユビテックが独自開発
・日々のバイタルデータの個人特性をAIが学習することで、検知精度が進化し続けていく
・回復状態も検知し、現場での適切な休憩および現場復帰を促す
☑熱中症予兆アラートの表示画面




☑体調レベルの変化通知画面(画面中央左の顔マークが体調に応じて変化)

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