多様な基材に多彩な表現。これからのサイングラフィックス市場を牽引するUVプリンタ UCJV330シリーズを発表

2023 年9月 19 日
各 位
株式会社ミマキエンジニアリング
代表取締役社長 池田和明
(コード番号:6638 東証プライム)
問い合わせ先 常務取締役経営企画本部長 清水浩司
電話番号:0268-80-0058


多様な基材に多彩な表現。
これからのサイングラフィックス市場を牽引するUVプリンタ UCJV330シリーズを発表
~「UVはMimaki」高画質・高速のフラッグシップモデル ~

当社は、 サイングラフィックプリント用途に向けて、 生産性と画質を従来機より大幅に向上させた多用途
のUV-LED方式Roll to Roll インクジェットプリンタ「UCJV330シリーズ」の発売を発表し、10月下旬より全
世界で販売開始しますので、別紙のとおりお知らせいたします。



以上





プレスリリース
2023 年 9 ⽉ 19 ⽇

多様な基材に多彩な表現。
これからのサイングラフィックス市場を牽引する
UV プリンタ UCJV330 シリーズを発表
〜「UV は Mimaki」⾼画質・⾼速のフラッグシップモデル〜




産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、 プリンタを⼿掛ける株式会社ミマキエンジニアリ
3D
ング(本社/⻑野県東御市、代表取締役社⻑/池⽥ 和明)は、サイングラフィックプリント⽤途に向けて、⽣産
性と画質を従来機より⼤幅に向上させた多⽤途の UV-LED ⽅式 Roll to Roll インクジェットプリンタ「UCJV330
シリーズ」の発売を発表し 10 ⽉下旬より全世界で販売開始いたします。


当社は 2004 年に世界初となる⽩インク搭載 UV インクジェットプリンタを発売以来、UV プリント技術を追求
し、より⾼品質・多⽤性をお客様に届けるために製品づくりを続けてきました。この度、当社のフラッグシップ
モデル「330 シリーズ」の⾼⽣産性と⾼品質に当社の UV プリント技術を融合させ、⽣産性と画質を従来機から
⼤幅に向上させた「UCJV330 シリーズ」を完成させました。


サイングラフィックス市場では屋外広告看板や⾞両グラフィックにポリ塩化ビニル(以下、塩ビ)製のシート
にインクジェットプリンタで印字された媒体が多く使⽤されておりますが、近年、地域の景観条例により屋外広
告の掲⽰が制限されたり、環境問題への対応から塩ビシートの利⽤が制限され始めております。今後、広告看板
は掲⽰場所の変更(屋内の壁・窓及び床)への対応が必要となったり、塩ビシート以外の媒体への切り替えが必
要になると⾒込まれます。


当社の UCJV330 シリーズは基本カラーインクに加え⽩インクとクリアインクを標準搭載しており、⼀般的な
屋外広告に使⽤される⽩いシートのみでなく、乳⽩(半透明)
・透明・下地⾊付きのシートに様々な表現でプリン
トできます。またシートの種類も塩ビに加え PET, PU(ポリウレタン)などの樹脂フィルム、布、紙(⾮コート
紙含む)など、幅広い基材にプリントが可能です。
さらに UV プリントは印字後インクの乾燥時間を必要とせず、プリント後即ラミネートやカットなどの後加⼯
ができるため、UCJV330 の⽣産性と組み合わせることで、その⽇受けた仕事を短納期で仕上げられることにより、
お客様のビジネスの成⻑と多様化をサポートします。





UCJV330 シリーズの特⻑
1. 画質と⽣産性が⼤幅に向上。Mimaki の UV プリント技術の結集により⾼速度帯でも⾼画質を実現
2. 意匠性を拡げるクリアインクで付加価値の⾼いプリント成果物の制作が可能。さらに 2.5D プリントと透
かしプリント機能を追加
3. 最⼤5層プリントに対応し⽤途の幅と成果物の付加価値が拡⼤
4. プリント後乾燥時間が不要な UV 硬化インクとプリント後カット機能を搭載。店舗装飾、ポスター、ラベ
ル、ステッカー、ポップ等、豊富なアプリケーション


⾼画質 UV Roll to Roll インクジェットプリンタ「UCJV330 シリーズ」はサイングラフィックス⽤途で、多⽤
途・多彩にお客様のビジネスをサポートします。本体価格は UCJV330-130(130cm 幅)338 万円(税別), -160
(160cm 幅)358 万円(税別)で年間 1,000 台の販売を⾒込んでおります。


UCJV330 シリーズの発売と同時に、当社はクラウド型プリンタステータスモニターツール「PICT」を当社プリ
ンタ製品をご使⽤のお客様向けにウェブサイトからのダウンロードによる提供を開始いたします。「PICT」は離
れた場所からでも PC やモバイル端末でお客様のプリンタの稼働状況や実績を⾒える化することで、お客様のプ
リント業務効率の向上と運⽤管理をサポートします。


PICT の特⻑
1. 当社ウェブサイトからのダウンロードによる提供。PC とモバイル端末から Web ブラウザで利⽤可能。
2. 保有している全プリンタの稼働状況が視覚的に分かり、仕事の効率が向上。
3. プリンタの稼働とインク使⽤量実績が 1 台ごと及び指定グループで可視化され、メンテナンス計画、イ
ンクの在庫管理、⽣産計画の⽴案に役⽴つ。




ミマキエンジニアリングでは、
『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術⾰新を⽬指し、お客様
が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けてまいります。


◎主な特⻑
1.画質と⽣産性が⼤幅に向上。Mimaki の UV プリント技術の結集により⾼速度帯でも⾼画質を実現
−新開発のインク吐出技術(特許出願中)で⾼速出⼒モードでも⾼濃度部の⾊ムラを軽減
図 1 従来機の⾼速出⼒モード 図2 UCJV330 の⾼速出⼒モード





2. 意匠性を拡げるクリアインクで付加価値の⾼いプリント成果物の制作が可能。さらに 2.5D プリントと透か
しプリント機能を追加
① クリアインク:カラーインク上にグロス(ニス引き)プリントや透明フィルムにマット(艶消し)
プリント
図3 グロス(ニス引き) 図4マット(艶消し)




② 2.5D プリント:デザインに凹凸を追加することでリアルな質感をプラス
図5 2.5D プリントによりアパレル表⾯や⽪⾰調を表現




③ 透かしプリント:後⽅光源を当てることで 2 次画像のシルエットが浮かび上がります
図 6 昼光による⾒え⽅ 図 7 後⽅光源による⾒え⽅




3.最⼤5層プリントに対応し⽤途の幅と成果物の付加価値が拡⼤
① 2 層プリント ‒ カラー版に⽩版またはクリア版を重ねることで、⾊付きフィルムや透明フィルム上に
鮮やかに表現します。(上記図 3, 4)
② 3 層プリント −⽩版を同じ絵柄のカラー版で挟むことで、昼光と後⽅光源照射時の表現⾊を保ちます。
電飾看板の制作に付加価値を与えます。


図8 昼光による⾒え⽅ 図9 後⽅光源による⾒え⽅





③ 4 層プリント −⽩版の前後にデザイン⾊が異なる同型カラー版を挟むことで、昼夜違った表現の電飾看
板を制作できます。
図 10 昼光による⾒え⽅ 図 11 後⽅光源による⾒え⽅




④ 5 層プリント− ⽩版の前後に異なるデザインのカラー版と遮光版を挟むことで、外側と内側で違うデザ
インのウィンドウサインを 1 枚で制作できます。
図 12 内側(店内)の⾒え⽅ 図 13 外側(店外)の⾒え⽅




4. プリント後乾燥時間が不要な UV 硬化インクとプリント後カット機能を搭載。店舗装飾、ポスター、ラベル、
ステッカー、ポップ等、豊富なアプリケーション
−プリントとカット 1 台 2 役。メディア押さえローラー圧⼒をプリントからカットモードで⾃動切換え。
切り替える⼿間が無い上に仕上がりが⾼品質

図 14 ラベル 図 15 ステッカー 図 16 ポップ




5.クラウド型プリントステータスモニターツール「PICT」
①プリンタの稼働状況を視覚的に表⽰し、空いているプリンタが⼀⽬で分かる
図 17 プリンタの稼働状況の表⽰サンプル





②プリンタの稼働とインク使⽤量実績をプリンタ 1 台ごと及びグループ単位で可視化。
図 18 プリンタ 1 台の稼働履歴画⾯ 図 19 同インク種のプリンタグループのインク消費量とコスト画⾯




◎主な仕様


項 ⽬ UCJV330-130 UCJV330-160
プリントヘッド オンデマンドピエゾヘッド
プリント分解能 600, 1200, 1800 dpi
インク 種類/⾊ LUS-170:C,M,Y,K,Lc,Lm,W,CL(クリア)
LUS-200:C,M,Y,K,W (2023 年冬対応予定)
容量 1L ボトル
最⼤作図範囲 1,360mm 1,610mm
メディア 最⼤幅 1,370mm 1,620mm
厚さ 1.0mm 以下
ロール重量 45kg 以下
インターフェイス Ethernet 1000 BASE-T (推奨), USB2.0 Hi-Speed
単相 AC100-120V±10% /12A または、単相 AC200-240V±10% /6A
電源仕様
50/60Hz±1Hz
消費電⼒ 最⼤ 1,440W 以下 x1 / 800W (連続稼働時) / 4.5W 以下(スリープ時)
IEC 62368-1 準拠 ETL
CB、CE(EMC 指令、低電圧指令、機械指令、RoHS 指令)
安全規格
REACH、VCCI クラス A、FCC クラス A
KC、RCM、UKCA、EnergyStar
外形⼨法(W×D×H) 2,640mm x 800mm x 1,480mm 2,890mm x 800mm x 1,480mm
本体重量 217kg 227kg
※記載の仕様、デザイン、⼨法などは、技術改善等により予告なく変更する場合があります




株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3D プリンタおよびそのイ
ンク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を行っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロ
ダクツ、テキスタイル・アパレルの市場に向け、プリント⼯程のトータルソリューションを提供することにより、
お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを⽬指しています。
企業・IR サイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/


お問い合わせ先

◎報道関係者様からのお問い合わせ先 ◎⼀般のお客様からのお問い合わせ先
株式会社ミマキエンジニアリング WEB サイト問い合わせフォームより
営業本部グローバルマーケティング部 お問い合わせください。
インサイドセールスグループ https://japan.mimaki.com/inquiry/negotiation/
⻑野県東御市滋野⼄ 1628‐1
TEL:0268-80-0078 / FAX:0268-80-0041
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