加振器による音声/音楽再生技術を活用 AI、IoT対応など新規事業分野に向けたソリューションの提案を開始

報道関係各位 平成 29 年8月 23 日
オンキヨー株式会社



加振器による音声/音楽再生技術を活用
AI、IoT 対応など新規事業分野に向けたソリューションの提案を開始

オンキヨー株式会社は、OEM 事業において、加振器を用いた高品質な音声/音楽再生を可能にする技術や
ノウハウを活用し、今後 AI、IoT 対応が進むと予想される家電や住宅用建材などの新規事業分野に向けたソ
リューションの提案を開始いたしました。

外形寸法 (W×H×D) [mm] 36×21×41
パネル/壁
総質量 [g] 66
定格入力 [W] 5
最大入力 [W] 10
定格インピーダンス [Ω] 8
最低共振周波数 F0 [Hz] 115

【開発した加振器ユニット】 【主なスペック】


音声や音楽再生の方法としては、スピーカーユニッ 加振器
トを利用するのが一般ですが、振動を利用して音を出
スピーカー
す、加振器を用いることも知られています。当社では
音楽再生用の加振器の研究開発にも長年携わってお 【スピーカーと加振器の音放射の違い】
り、ゲーム機器や楽器などに採用実績があります。


一方、昨今 AI 機器の中でも特に音声認識に対応した製品が大きな注目を集めており、当社が 2017 年8月
末発売予定であるスマートスピーカーをはじめ、家電や車でも音声認識に対応する製品の開発が進められて
います。また、浴室で音楽を聴いたり、キッチンで音楽や TV 放送を楽しんだり、あるいはインターフォン
における音声など、住宅内のあらゆる場所で今後ますます「音」を活用するシーンが増えてくると予想され、
防水性、気密性が必要な空間や、壁埋め込み、天井埋め込みなど、従来型スピーカーの搭載が外観上難しい
環境下でも音を発生させる事が必要とされます。


当社ではこのような今後拡大する AI、IoT 対応の需要に向け、加振器の開発および加振器取り付け場所に
おけるあらゆる環境に適した最適化を行う技術やノウハウを活用した、高品質な音声/音楽再生を実現でき
るソリューションの提案を行い、家電や住宅産業など新事業分野への事業拡大を推進してまいります。


当社グループでは、経営理念である「VALUE CREATION」に基づき、これまで培ってきた音に関する技術を
用いて、AI が活用されるあらゆる場面において新たな価値提案を行い、新しい音の楽しみ方をご提案して
まいります。


以上

■本件に関するお問合せ先
オンキヨー株式会社 総務人事部 広報/IR 担当 辻
〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜 2-2-22 TEL:06-6226-7343

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