日本電産のトラクションモータシステム「E-Axle」が量産車に初採用

2018 年 12 月 10 日
各 位
会 社 名 日本電産株式会社
代表者名 代表取締役会長 永守 重信
取 引 所 東証一部(6594)
所 在 地 京都市南区久世殿城町 338
問合せ先 広報宣伝部長 生島 志朗
電 話 (075)935-6150


日本電産のトラクションモータシステム「E-Axle」が量産車に初採用

2018 広州モーターショーにて、広汽新能源汽車有限公司(以下、広汽新能源汽車)が発表した新型量
産 EV「Aion S」に日本電産株式会社(以下、日本電産)のトラクションモータシステム「E-Axle」が初
採用されました。




広汽新能源汽車「Aion S」 日本電産「E-Axle」

トラクションモータは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などにおいて駆動力
を発生させる中核部品です。航続距離 500km 以上を達成した「Aion S」に搭載される日本電産のトラク
ションモータシステム「E-Axle」はモータとインバータ、ギアを一体化することで、小型化・軽量化を実
現し、車輌レイアウトの柔軟性を高めています。また、最大出力を 150kW、最大システム出力トルクを
3,900Nm まで向上させながらも、重量を 87kg にとどめています。
(同クラスのガソリンエンジンの一般
的な重量は 160kg 前後)


昨今、CO₂による地球温暖化や排気ガスによる大気汚染など世界規模の環境・エネルギー問題が高まっ
ており、自動車メーカー各社の電動化が加速しています。日本電産は、世界 No.1 の総合モーターメーカ
ーとして、軽薄短小技術、高効率化技術、制御技術を駆使した製品を開発し、自動車の進化に貢献する革
新的ソリューションを提案してきました。


中国は将来、世界の EV 市場の中心になると注目されており、E-Axle の専用工場(66,000 ㎡)を中国・
平湖工業圏に建設中、2019 年 5 月より量産を開始予定です。また、今後については中国だけではなく、
世界中の自動車メーカーや Tier1 に対しても積極的な拡販活動を行う予定です。


製品に関するお問い合わせ先:日本電産株式会社 車載事業本部 営業統括部
TEL:0749-42-6058 FAX:0749-42-7449



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