生産技術研究所 一期建設着工について

平成 28 年 12 月 19 日

各 位
会 社 名 日本電産株式
式会社
代表者名 代表取締役会長兼社長 永守 重信
代 永
取 引 所 東証一部(6594)

問合せ先 広報宣伝部長 生島 志朗
広 朗
T E L (075)935-6150



生産
産技術研究所
所 一期建設
設着工につい
いて


当社
社は、けいは
はんな学研都
都市(京都府
府相楽郡精華
華町)にて、 研究所」の一
「生産技術研 一期建
設工事
事に着手しま
ましたのでお
お知らせいた
たします。
本年
年1月の計画
画発表時より、日本電産
産グループの
の生産技術の
の総合研究開
開発拠点とし
して構
想を拡
拡大していま
ます。具体的
的には、生産
産技術研究所
所、生産技術
術センター、新事業開発
発本部
など 生産技術に 関わる機能
能並びにグル
ループ会社も
も含めた共同
同研究を行う
う機能が集結
結する
」としての研
「場」 能を増強し、大空間の3層吹抜けパイロットライ 1 エリア
研究開発機能 イン アを設
けるなど建屋を4階建から6階建と規模
模拡大する一
一方で、建物
物は二期に分
分散して計画
画のフ
ー向上を図っ
レキシビリティー っています。
。また、建物
物設計では研
研究開発施設
設の設計研究
究経験
富な東京大学
が豊富 学生産技術研
研究所の今井
井研究室に設
設計監修をお
お願いしてい
います。
本研
研究所の初代
代所長には前
前田正史氏(東京大学生
生産技術研究
究所教授、前
前東京大学生
生産技
術研究
究所長、前東
東京大学理事
事・副学長)
)を迎えてお
おり、今後、世界中のお
お客様、大学
学、研
究機関、さまざま
まな企業と広
広く連携して
て参ります。お客様の真
真のニーズを
をいち早く正
正確に
把握して高性能の
の製品へと形
形作り、その
の最適なもの
のづくり技術
術を確立して
て高品質の製
製品を
かに提供する
速やか ることで、世
世界のお客様
様に貢献して
ていくことを
を目指します
す。





生産技術研究
1.生 究所の概要
(1)
)住所 :京
京都府相楽郡
郡精華町3丁目9-1
(2)
)敷地面積 : 約27,000平方メートル(8,160坪
坪)
(3)
)建物床面積 :
積 全体
全 37,000平方メートル(11,200
0坪)
(一期
期)約23,500平方メートル(7,100坪
坪)…今回建
建設分
(二期
期)約13,500平方メートル(4
4,100坪
坪)
(4)
)階数 :6階建て(高
高さ31m)
(5)
)投資予定額 :土地・建物、設備等総額 約3
額 300億円





2.本研究所の役割
本研究所は、世界一の生産技術の構築を目指し、主に以下の3つの役割を担い、日本電
産グループの製品に関し、ものづくりの基礎研究から応用研究まで一貫して取り組みます。


① 「2020 年 2 兆円、2030 年 10 兆円」というグループ売上目標を達成可能にする未
来市場・未来製品の創造にむけた技術課題への取り組み、新技術基礎の構築
② 日本電産グループの技術力創出のコアとして、グループ全体の製品開発及び生産技術
の向上に貢献
③ 世界に通用する高いレベルの技術者を養成


現在 IoT 技術が製造技術を大きく変えています。超高生産性製造業を実現するために、
工場・設備・物流・エネルギー分野のスマート化と IoT 戦略を推し進め、ロボット並びに
ロボットの要素技術(制御、センサ、情報、先端回路技術等)、人工知能、クラウド技術等
の研究開発にグループ会社も含めた生産技術者が集結して取組むことに加えて、ものづく
りの核である加工技術・製造に即時対応し、未来創造・生産に繋げます。また、新材料・
新工法・新プロセスに加え、インダストリー4.0 やインダストリー・インターネット・コン
ソーシアム 2 等も見据えた生産技術の革新に積極的に取り組んで参ります。


3.スケジュール(予定)
(一期)2016 年 12 月着工~2018 年 1 月竣工
(二期)2020~2025 年頃(予定)


完成予想図(向かって左の棟が一期、右の棟が二期)





起工式の模様




以上




1 パイロットラインとは、新しい工法の織り込みや新式機械・装置を検証する試験的な小規模のラインを指す。
2 インダストリアル・インターネット・コンソーシアムとは、IoT 技術の産業実装の推進を目的とした国際的な団体である。





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