ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査「CMNRメディカル」第32回調査結果

株式会社インターネットインフィニティー
News (コード番号:6545 東証マザーズ)


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ゲートシティ大崎イーストタワー4 階



2022 年 2 月 9 日



「要介護高齢者に受診勧奨」ケアマネの 9 割、介護家族へは 8 割
~受診勧奨を後押しする条件が判明~
―ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNR メディカル』第 32 回―

全 国 の ケ ア マ ネ ジ ャ ー 10 万 人 が 登 録 す る ウ ェ ブ サ イ ト 「 ケ ア マ ネ ジ メ ン ト ・ オ ン ラ イ ン 」
( https://www.caremanagement.jp/ ) 、 全 国 に リ ハ ビ リ 型 デ イ サ ー ビ ス 「 レ コ ー ド ブ ッ ク 」
(https://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運
営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)はケアマネ
ジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNR メディカル』にて利用者とその家族への働き
かけに関するアンケートを実施しました。

■調査概要

調査名:CMNR メディカル(第 32 回) 「利用者とその家族への働きかけに関するアンケート」
期間:2021 年 12 月 30 日~2022 年 1 月 6 日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー(居宅介護支援事業所または地域包括支援
センターに勤務)
調査サンプル数:688 名
調査方法:WEB アンケート



■調査結果(サマリー)

ケアマネジャーは、医療介護連携の要として要介護高齢者(介護保険サービス利用者:以下「利用者」)を医療につ
なぐ役割を担っています。
また、ケアマネジャーにとって、利用者の介護生活を支える介護家族の健康は重要です。


そこで、本調査では、全国のケアマネジャーを対象に、利用者やその家族への受診勧奨の実態や意欲などについてアンケ
ートを実施しました。


その結果、ほとんどのケアマネジャーが利用者やその家族に受診勧奨しており、中には処方が変わった利用者もいました。
また、疾患の知識があることで受診勧奨の意欲は高まり、さらに「チラシ・冊子」があると声掛けがしやすくなるようです。


このことから、まず学びの機会を提供することにより疾患に関する知識を深め、受診の意義を理解したところにチラシなどを
提供することで、ケアマネジャーが受診勧奨しやすくなるのではないでしょうか。
■調査結果


□ケアマネジャーによる受診勧奨の実態
本調査の結果、ケアマネジャーのほとんどが、担当する利用者やその家族に対して受診勧奨していることが明らかになりまし
た。




利用者に受診勧奨しているケアマネジャーの割合は 92.6%、利用者家族に対しては 81.8%でした。受診勧奨している
利用者の平均は 8.45 人(担当利用者平均 30.7 人)でした。


さらに、ケアマネジャーの働きかけから担当利用者のうち平均 4.0 人(13.0%)の処方が変わっていることが分かりました。



□受診勧奨の意欲に影響を与える要因
本調査より、ケアマネジャーは、問題が顕在化している状態(「人に感染させる恐れがある疾患を患っている」「現在痛み
や苦しみがある」)だけでなく、治療効果が期待できる状態(「治療すると劇的な改善が見込める」)についても受診勧
奨の意欲が高いことが分かりました。


一方、受診勧奨の意欲が低いのは「今は症状がないが疾患を患っている」「すぐ疲れる・だるそう」「骨折既往があるのに骨
粗しょう症治療がされていない」でした。


このことから、ケアマネジャーが受診勧奨するためには、彼ら自身が治療の意義や疾患を放置するリスクを正しく理解してい
る必要があることが分かります。


しかし、実際には理解できているケアマネジャーは多くなさそうです。
要介護になる原因として最も多く、研修会などのテーマとしても取り上げられやすい認知症においても、「受診勧奨するため
に十分な知識がある(5)」と回答したケアマネジャーは 26.5%でした。


ケアマネジャーが自信をもって受診勧奨するためには、疾患に関する知識を身に付ける機会がもっと必要であると考えられ
ます。



□ケアマネジャーの受診勧奨を後押しするもの
健康管理や受診のアドバイスをする際にあったらいいと思うものとして、最も高い評価を得たのは「チラシ・冊子」でした。これ
は、利用者やその家族との会話のきっかけとして使いやすいツールなのかもしれません。


さらに、「疾患啓発のチラシ」に加えて「学びの機会」が同時に提供されることにより、受診勧奨の意欲は高くなることが分か
りました。




回答者の4割が「学びの機会」が提供された場合の方が受診勧奨の意欲が高くなると回答しました。


このことからも、ケアマネジャーの受診勧奨をより活発にするためには、疾患に関する知識の啓発が欠かせないことが分かり
ます。
まず疾患に関する理解を深め、受診の意義を理解したケアマネジャーに対し、チラシなどの資材を提供することによって、ケ
アマネジャーが受診勧奨しやすくなると考えられます。


この他にも、
・ケアマネジャーの受診勧奨の成功率
・ケアマネジャーから受診勧奨されている利用者の割合
・ケアマネジャーが受診勧奨したいと思う疾患、したくないと思う疾患
・ケアマネジャーが受診勧奨しやすい疾患、しにくい疾患
などについて調査を行いました。



■本調査データ提供のご案内(無料)
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脳血管疾患や循環器領域のご担当者様、多職種連携や患者への疾患啓発などデマンドチェーンにご関心をお持ちの方、
は、ぜひお役立てください。


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