高速フィールドバスEtherCATインタフェース搭載 業界最小のモーションコントローラ「SANMOTION C」を開発

2018 年 10 月 10 日

各位
〒170-8451 東京都豊島区南大塚 3-33-1
山洋電気株式会社
マーケティング部 部長 加藤 晃
TEL(03)5927 1434(直通)




高速フィールドバス EtherCAT インタフェース搭載
業界最小のモーションコントローラ「SANMOTION C」を開発

山洋電気株式会社(社長 山本茂生,資本金 99 億円)は,高速フィールドバス EtherCAT イン
タフェースを搭載した業界最小のモーションコントローラ「SANMOTION C」を開発しました。
ロボット制御できる高機能タイプと,PTP(Point-to-Point)位置決めに特化した汎用タイプから
選択できます。ロボット,搬送装置,半導体製造装置などのモーション制御に最適です。



【特長】

1. 業界最小コンパクト※1
高さ 120mm×幅 55mm×奥行 110mm。非常にコンパクトなモーションコントローラです。
小型化により省スペース化を実現し,システムコストの低減に貢献します。

2. 柔軟なシステム構築
ロボットや電子カムを制御できる A タイプと,PTP 動作に特化した B タイプをラインアップ。
入出力信号の制御と同時に,複雑な多軸モーション制御や,ロボット制御がおこなえます。
お客さまの用途に合わせて,柔軟にシステムを構築できます。

3. IoT※2 機能搭載
各種周辺機器と接続するため,Ethernet,RS-485,USBなどのインタフェースを標準装備。
EthernetではModbus TCPが使用できます。また,上位通信用のOPC-UA※3にも準拠しており,
さまざまな機器とシームレスに接続できます。
また,PCの汎用ブラウザにて,動作状態のモニタリングやプログラム変数の読み書きができる
Webサーバ機能を搭載。IoT技術を活用したシステムが簡単に構築できます。



※1 シーケンス,モーション,ロボット制御が 1 台でできるデジタル入出力内蔵モーションコントローラとの比較。
2018 年 10 月 10 日現在,当社調べ。
※2 Internet of things: あらゆるモノをネットワークにつなげ,情報交換することにより相互に制御する仕組み。
※3 Object Linking and Embedding for Process Control - Unified Architecture:データを相互運用するための標準規格。
【仕様】
型番 SMC100-A SMC100-B
インタフェース EtherCAT (100 Mbps) マスタ機能
Ethernet (10 / 100 / 1000 Mbps) プロトコル(Modbus TCP, OPC-UA)
RS-485 (9600 kbps~115200 kbps)
USB 2.0 (メモリストレージ用)
デジタル入出力 デジタル入力 16 点 DC24 V プラスコモン / マイナスコモン入力
デジタル出力 8 点 DC24 V, 0.5 A シンク出力
入力電源 DC24 V (DC19.2 V ~ DC30 V), 0.8 A
消費電力 19.2 W
冷却方式 自然空冷
外形寸法 高さ 120 mm×幅 55 mm×奥行 110 mm
質量 300 g
最大制御軸数 8
制御機能 シーケンス制御 シーケンス制御
モーション制御 モーション制御
(電子カム・ギア,直線補間,円弧補間) (PTP 制御)
ロボット制御
(直交,スカラ,パラレルリンク機構の制御)
制御言語 国際標準規格(IEC 61131-3)に準拠したプログラミング言語
G-Code (SMC100-A の場合)


【用途】
ロボット,搬送装置,半導体製造装置など


【受注開始日】
2018 年 10 月 24 日


【販売価格】
オープンプライス


【製品写真】




リリースに記載されている内容はすべて,2018 年 10 月 10 日現在の実績です。
〒170-8451 東京都豊島区南大塚 3-33-1
営業本部 副本部長 成瀬 素一郎
マーケティング部 部長 加藤 晃
TEL:(03) 5927 1434 FAX:(03) 5952 1603

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