オリエンタルチエン工業株式会社との業務提携に関する基本合意書締結のお知らせ

2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 大同工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 新家 啓史
(コード番号 6373 東証第一部)
問合せ先 取締役管理本部長 眞田 昌則
(TEL.0761-72-1234)



オリエンタルチエン工業株式会社との業務提携に関する
基本合意書締結のお知らせ


当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、オリエンタルチエン工業株式会社(本
社:石川県白山市、以下「OCM 社」という。)との間で、産業機械用チェーン及び関連製品の分
野における業務提携に関する基本合意書を締結することを決議するとともに、同日に締結いたし
ましたので、お知らせします。



1.業務提携の基本合意に至った理由
当社は、従前より二輪、四輪、産業機械の3つの分野で事業を展開し、成長市場・成長分野の
取り込みによる拡大と技術の進化による市場開拓を目指しております。その中で、産業機械用チ
ェーン分野においては、高機能・高付加価値商品の販売拡大と新商品開発に注力しつつ、多岐に
わたるニーズが存在する特殊市場(包装、食品、窯業及び物流市場)の取り込み強化を重点施策
と位置付けております。
一方、OCM 社においては、産業機械用チェーン及び金属射出成形関連の製品の製造・販売を
主とした事業を展開しています。特に近年は、特殊市場向けの営業活動の強化、継続的な効率化
による製造・管理コストの低減等を基本方針として、多様化する顧客の品質・用途に対するニー
ズを把握しつつ、製品の高品質化・差別化や多品種・小ロット生産等を実現することにより、事
業拡大を目指しています。
国内のものづくり企業を取り巻く環境は、グローバル化に伴う市場規模の縮小傾向によって、
業界内での競争激化に拍車が掛かっている関係上、持続的な成長の為にはこれまで以上の高度化
と柔軟化が求められております。当社と OCM 社は、それぞれが有する販売網及び生産面・技術
面における強みを共有し効果的に活用することで、売上の拡大や生産効率及び技術力の向上など、
相互の事業拡大に向けたシナジ-効果が期待できると考え、両社間の業務提携について具体的な
協議を進めるため、基本合意書を締結するに至りました。


2.業務提携に関する基本合意の内容
当社と OCM 社は、産業機械用チェーン及び関連製品の分野において、主として以下の項目の
実現に向けて、具体的な提携内容の協議を推進して参ります。


① 相互製品供給によるラインナップの補完及び拡充
② 相互生産委託による生産効率向上
③ 相互技術交流及び協力による技術向上
上記項目に関する両社の役割分担等の詳細は、引き続き両社の間において協議を推進し、今後
決定される予定です。


3.業務提携の相手先の概要
(1) 名 称 オリエンタルチエン工業株式会社
(2) 所 在 地 石川県白山市宮永市町 485 番地
(3) 代 表 者 代表取締役社長 西村 武
伝動用ローラチェーン、コンベヤチェーン、スプロケット類、
(4) 事 業 内 容
金属射出成形部品の製造販売
(5) 資 本 金 10 億 66 百万円
(6) 決 算 期 3月
(7) 設 立 1947 年8月
生産拠点 1カ所(石川県白山市宮永市町 485 番地)
(8) 拠 点 国内営業拠点 5カ所
海外販売拠点 1カ所
(9) 従 業 員 数 183 名(2021 年3月 31 日現在)
(10)ホ ー ム ペ ー ジ https://www.ocm.co.jp


4.日程
(1) 取締役会決議日 2021 年5月 14 日
(2) 基本合意書締結日 2021 年5月 14 日
(3) 業務提携契約締結日 2021 年 10 月(予定)


5.今後の見通し
本日公表した 2021 年 3 月期決算短信に記載されている 2022 年3月期の連結業績予想に関して
は、本件に伴う影響はありません。


以 上





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