ロイド船級協会から自主検査制度認定を取得、国内バルブメーカーでは2社目

News Release

2021 年 9 月 30 日
株式会社オーケーエム

ロイド船級協会から自主検査制度認定を取得、国内バルブメーカーでは 2 社目

～日本海事協会、アメリカ船級協会に続けて品質管理体制を認められる～


各種流体制御バルブの開発・製造・販売を行う株式会社オーケーエム(本社：滋賀県野洲市、代表取締
役社長：奥村晋一、以下「オーケーエム」)は、2021 年 8 月 23 日、ロイド船級協会(以下「LR」)から
国内バルブメーカーとしては 2 社目の船舶用バタフライバルブの自主検査制度認定を取得し、2021 年
9 月から本格運用を開始しました。


■船級協会とは
船級協会は、船舶の安全性を客観的に検査・評価し、証明書を与える権限を国から委任された民間の
検査機関です。証明書を与えるため、船舶の安全性・安定性・環境への影響についての基準を定め、こ
の基準に従って設計しているか、設計どおりの材料を使っているか、正しく建造されているか、基準に
基づいた性能や設備を備えているかなどを検査・評価します。


■LR とは
LR(Lloyd's Register of Shipping)は、1760 年に世界で初めて設立されたイギリスの船級協会です。
この船級を受けるためには、同協会の基準に従う船舶を建造し、同協会の検査員の検査を受けなければ
いけません。これにより、船舶の売買や保険加入などの際に、船舶自体を見ることなく契約ができると
いう利便があり、船級は権威あるものとして扱われています。


■自主検査制度認定とは
これまで LR 認定の舶用バタフライバルブを出荷する際、検査が
必要な一部製品について、LR 検査員が工場を訪れ、立会検査を行
う必要がありましたが、今回の認定でこの作業が不要となります。
オーケーエムでは、年間約 50 件、約 300 台のバルブで LR 検査員
による検査を受けておりますが、自社で検査を行い納品できること
から、業務効率の向上、および一層の短納期対応が可能となります。
なお、LR からの「自主検査制度認定取得」は、日本国内のバル
ブメーカーとしては 2 社目の認定取得となります。




LR 自主検査制度認定証

---

News Release

■会社概要
社名 ： 株式会社オーケーエム
代表 ： 代表取締役社長 奥村 晋一
本社所在地 ： 滋賀県野洲市市三宅 446-1
ホームページ ： https://www.okm-net.jp
設立 ： 1962 年 5 月 3１日（創業：1902 年１月）
資本金 ： 11 億 7,819 万円
従業員数 ： 連結：316 名、単体：228 名 ※2021 年 3 月末時点、臨時従業員を除く

連結売上高 ： 8,759 百万円 ※2021 年３月期

上場証券取引所 ： 東京証券取引所市場第二部（証券コード：6229）
事業内容 ： 工業用、建築用、船舶用等各種バルブの開発・製造・販売


＜オーケーエムについて＞
オーケーエムは、1902 年創業の百年企業で祖業は木挽鋸の製造業でしたが、1952 年より「バル
ブ」専門メーカーに転換し、常に業界の先端を行く製品開発に取り組んできました。取扱製品も多種
多様で、建築、発電、船舶、各種プラント等、幅広い業界にバタフライバルブを中心とした流体制御
機器を提供しています。その中でも、顧客と一体になり、顧客の個別ニーズに合わせたカスタマイズ
バルブを開発し、標準製品では対応できないニッチ市場を開拓してきました。
近年では、SDGs の取組の一環として、船舶排ガス用バルブやバラスト水処理装置用バルブ等の販
売により、環境保全や生態系保護にも尽力しております。その成果が認められ、2020 年 6 月に経済
産業省より「2020 年版グローバルニッチトップ企業 100 選」に選定されました。また、2020 年 12
月には東京証券取引所市場第二部への新規上場を果たしました。


■バルブ（弁）とは
主に配管などの内部を通す空気やガス等の気体、水や油等の液体、あるいは粉体等の流体が通る空間
の開閉や流体の制御および調節等ができる可動機構をもつ機器の総称です。


■各種認定ロゴマーク




【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社オーケーエム 経営企画課 森川・奥村
TEL：077-518-1260(代表) MAIL：prir@okm-net.co.jp
※掲載情報は、発表当時の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

---