岡山製造所にCIP装置を新規導入

報道関係各位 2023 年 10 月 6 日

「モノづくりを通じて広く社会に貢献する」証券コード:6167


岡山製造所に CIP 装置を新規導入
~生産処理能力の増強を実現し、次世代自動車への対応を強化~

超硬合金製工具・金型製造の国内トップシェア、冨士ダイス株式会社は、岡山製造所
(岡山県倉敷市)に CIP 装置を新たに導入し、2023 年9月より本格稼働を開始いたしまし
た。これにより、岡山製造所の生産処理能力の増強を実現し、次世代自動車への対応強化を
図ります。




【新たに導入した CIP 装置※外観】 【新たに建設した CIP 棟の外観】
※超硬合金製工具を製造する際に、金属の粉末を「金型」に入れて圧縮して固める粉末冶金の成形に使用する装置


◆岡山製造所の生産性を向上、次世代自動車への対応・拡販を強化◆
岡山製造所は、国内6か所の生産拠点の一つであり、超硬合金製工具の原料となる金属粉
末の取り扱い量・種類が最も多く、素材部門のセンターとして位置づけられており、EV や
ハイブリッド車の駆動用モーターの大型モーターコアの金型などを製造しています。今回の
CIP 装置の新規導入は、岡山製造所の生産処理能力を増強することで、次世代自動車への対
応・拡販の強化を図ることが狙いです。
新規導入した CIP 装置は、生産能力とともにメンテンナンス性も向上したことで、従来に
比べて設備能力が約 15%向上しました。また、新 CIP 装置の導入に伴い、建屋を新たに建
設し、加工現場の移動導線の見直しを実施したことで作業効率がアップしました。これらの
取り組みにより、岡山製造所の生産性向上を目指しています。

当社は、今年度を最終年度とする中期経営計画において「筋肉質な企業体質への転換、中
長期の成長基盤の構築」を目標に掲げ、「①生産性向上・業務効率化」「②次世代自動車への
対応・拡販」「③新成長エンジンの創出」「④海外事業の強化」の4つを重点項目と定めてい
ます。その施策の一環として、国内の他の生産拠点においても、自動搬送や自動化ロボット
の導入による生産性向上・業務効率化を進めております。
冨士ダイス株式会社は、今後も、中期経営計画の達成に向けて、さまざまな施策を推進し
てまいります。

◆冨士ダイス株式会社について◆
当社は、創業 74 年、超硬合金製工具・金型製造メーカーです。素材開発力・精密加工技
術に強みを持ち、国内のみならず海外2か国に生産拠点を展開し、国内トップシェアを誇っ
ています。販売は直販体制を取り、お客様の個別のニーズに応じて、原料粉末の調製、焼
結、機械加工、製品検査まで一貫生産体制で、幅広い業種の約 3,000 社とお取り引きさせて
いただいています。
詳細はこちら(https://www.fujidie.co.jp/)をご覧ください。


【報道各位からのお問い合わせ先】
冨士ダイス株式会社
企画部
TEL : 03-3759-7183
E-Mail: prir.common@fujidie.co.jp

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