トルコにおけるバイオマス・ガス化発電所運転開始のお知らせ

2023 年3月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社エンバイオ・ホールディングス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 西 村 実
(コード番号:6092)
問合せ先 経 理 部 長 長谷川 忠玄
(TEL.03-5297-7155)



トルコにおけるバイオマス・ガス化発電所運転開始のお知らせ

当社関連会社である Carbon & Volts Sdn. Bhd.(以下、
「C&V」という)が 2020 年より計
画しておりました、トルコにおけるバイオマス・ガス化発電所の商業運転を開始致しました
のでお知らせいたします。
海外でのバイオマス・ガス化発電(※)事業の実施を目的に、当社はバイオマス・ガス化
設備のエンジニアリング会社である Renewable Plus Sdn. Bhd.と C&V を 2015 年に設立し
ました。今回のプロジェクトは、トルコ北西部にあるボル県、Goynuk(ゴイヌク)にて鶏糞
を主な燃料(予定:18,360 トン/年)としたバイオマス・ガス化発電事業となります。発電
規模は発電端出力:1.9MW、送電端出力:1.6MW です(発電開始当初は1ライン(合計2ライ
ン)にて、低出力で運転を開始し、徐々に出力を上げていきます) 。




当社グループでは、 環境保全に役立つサービスの提供を通じて、 続可能な社
「 持
会 の 構 築 に 貢 献 す る こ と 」を 経 営 理 念 と し て お り 、本 取 り 組 み を 通 じ て 、当 社 が
解決すべき重要課題 マテリアリティ) 一つとして掲げる 脱炭素社会の実現」
( の 「
に寄与するために貢献してまいります。
な お 、 本 件 に よ る 当 社 グ ル ー プ の 2023 年 3 月 期 の 連 結 業 績 に 与 え る 影 響 は 軽
微であります。

【用語説明】
※ バイオマス・ガス化発電とは、木くずや廃棄物などのエネルギー源から可燃性ガスを生
成し、エンジン燃料として発電する仕組みです。大規模なほど高効率となる直接燃焼方
式とは違い、ガス化発電は小規模でも発電効率がよく、少ないバイオマス量で発電でき
るのが特長です。


【グループ関連会社情報】


Carbon & Volts Sdn.Bhd (カーボン アンド ボルツ)

C&V はアジア、中東地域にてバイオマス発電事業を行う発電事業会社です。
世界各地で大量に廃棄されているバイオマス資源を有効利用し、バイオ
マス発電を通じて、地域雇用を創出するとともに、増え続ける廃棄物の有
効利用による減量化と CO2 削減に貢献致します。




【事業パートナー】

Renewables Plus Sdn.Bhd.(リニューアブルプラス)

本社:クアラルンプール、マレーシア
再生可能エネルギーと再生可能燃焼技術を統合させたプラントエンジニ
アリング会社です。主にアジア・中東地域において、数多くのバイオマ
ス ガス化発電プラントを建設した実績があります。
・ この地域において、
ガス化テクノロジー分野のリーディングカンパニーとして周知されてい
ます。

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