当社連結子会社である株式会社エンバイオ・エンジニアリングとオハイオ州立大学との委託研究契約締結のお知らせ

2022 年 12 月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社エンバイオ・ホールディングス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 西 村 実
(コード番号:6092)
問合せ先 経 理 部 長 長谷川 忠玄
(TEL.03-5297-7155)


当社連結子会社である株式会社エンバイオ・エンジニアリングと
オハイオ州立大学との委託研究契約締結のお知らせ


当社連結子会社である株式会社エンバイオ・エンジニアリング(以下、
「エンバイオ・エン
ジニアリング」と言います。 は、
) オハイオ州立大学(The Ohio State University 以下、 OSU」
( 「
と言います。)との間で、原位置浄化技術の性能向上を目的として、地下水中での汚染物質の

移動と拡散を予測し、地下水汚染対策の効果予測と最適設計が行えるシミュレーション手法
の委託研究を実施するため、同大学と委託研究契約を 2022 年 11 月 22 日付で締結いたしま
したので、下記の通りお知らせします。





1.委託契約締結の経緯と概要
OSU は 1870 年に設立された全米有数の大規模な総合大学で、専攻の領域が広くあらゆる学
問分野において教授陣が充実している教育、研究に関するトップレベルの教育機関です。
エンバイオ・エンジニアリングは、原位置工法を設計するうえで重要な因子となる地下水の
流動解析※について、長年に渡り OSU に所属する世界的な地下水シミュレーションコードの開
発に参加された教授より技術指導を受け、技術力向上に努めるとともに実案件に適用して効
果的な原位置工法の設計・施工を実現してまいりました。
この度、エンバイオ・エンジニアリングでは稼働中の工場における地下水汚染のバリア対策
評価業務を受注し、揚水による最適な拡散防止を予測する必要がありました。しかし、評価サ
イトが複雑な水理地質構造を有しており、現況モデルを構築することが非常に困難であった
ため、当社と長年に渡って交流があり、学術的に地下水汚染について熟知し基本的なシミュレ
ーションコードを保有している OSU に開発を委託することでスピーディーに実用化できると
判断し、今回の委託研究契約締結に至りました。
本委託研究により、エンバイオ・エンジニアリングが今後注力していく地下水汚染のリスク
管理型手法を構築するための設計精度の向上と効果の最適化が期待できます。
2.委託研究の相手先の概要
(1) 名 称 The Ohio State University
(2) 所 在 地 281 W Lane Ave, Columbus, OH 43210, U.S.A
(3) 代表者の役職・氏名 Kristina M. Johnson, PhD President
(4) 資 本 金 3,471 million dollars(約 459,315 百万円)
(5) 設 立 年 月 日 Established in 1870
資本関係、人的関係、取引関係及び関連当事者への
(6) 当該大学との間の関係 該当状況については、いずれも該当事項はありませ
ん。
資本金の米ドル換算額につきましては、2022 年 12 月 26 日現在の為替相場(1ドル=132.31 円)
により換算しております。

3.今後の見通し
本件による当社グループの 2023 年3月期の連結業績に与える影響は軽微であります。
以上



【用語説明】
※ 地下水の流動解析:地質と地下水のデータをもとにシミュレーションを行い、地下水がどの地層を
どの方向にいくらの速度で移動するかを解析すること

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