大阪府・安治川水門のデジタルツイン化を実施 歴史的構造物をデジタルで後世へ継承

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RELEASE
2024 年 3 月 27 日
地盤ネットホールディングス株式会社

大阪府・安治川水門のデジタルツイン化を実施
歴史的構造物をデジタルで後世へ継承

地盤ネットホールディングス株式会社(所在地:東京都新宿区、代表:新美輝夫)の子会社、地盤ネ
ット株式会社(東京都新宿区、代表:荒川高広)は大阪府と連携し、大阪市内に建設されている「安治
川水門」のデジタルツイン(※1)化を実施しました。




安治川水門(大阪府ホームページより https://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/river/aji-gate.html)



◆約 50 年前の既存図書類からデジタルツインを作成
地盤ネットは歴史的構造物をデジタルデータで後世に受け継いでいく、という想いのもと、公民連携
による社会課題の解決と成長する大阪の実現に寄与することを目的とした「大阪府政・地域貢献企業登
録制度」に登録しております。
今回の作成の背景としては、大阪府の三大水門の更新事業(※2)の中で「現状のアーチ型水門の存在感
や役割、めずらしい造形をどのような手法で後世に継承していくか」という大阪府の課題解決として、
デジタルツインデータの活用をご提案させていただき、今回の作成となりました。




3D モデリングされた水門
デジタルデータ化で断面なども自由に確認できる


◆大阪府との今後の連携について
現水門の存在感やイメージを継承する方法については、今回の安治川水門のデジタルデータを 1 つの
事例とし、更なる検討を進めていく予定です。


地盤ネットでは、今後もデジタルツイン技術の活用を推進し、歴史的構造物等を後世に継承していく
ために全国の自治体様との協力・連携を進めてまいります。




(※1)デジタルツインは、現実世界から集めたデータを基にデジタルな仮想空間上に双子(ツイン)を
構築し、様々なシミュレーションを行う技術です。


(※2)大阪府の三大水門の更新事業は大阪府西大阪治水事務所ホームページをご参照ください。
https://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/suimon-renewal/index.html




<本件に関するお問い合わせ先>
地盤ネット株式会社 事業企画部 広報担当 高瀬・原田

TEL:03-6265-1803 FAX:03-6265-1804 MAIL:press@jibannet.co.jp

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