社会医療法人財団慈泉会と中国に「訪日治療相談支援センター」を立ち上げ、中国人患者の日本医療受診を支援

2016 年9月 12 日
各位
会社名 日本エマージェンシーアシスタンス株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉田 一正
(コード番号:6063 東京証券取引所JASDAQ)


社会医療法人財団慈泉会と中国に「訪日治療相談支援センター」

を立ち上げ、中国人患者の日本医療受診を支援

日本エマージェンシーアシスタンス株式会社(略称:EAJ、本社:東京都文京区、代表取締役社長:
吉田一正、URL:https://emergency.co.jp/、以下「当社」)は、8月19日に社会医療法人財団慈泉会
(本社:長野県松本市、理事長:相澤 孝夫、URL:http://www.ai-hosp.or.jp/、以下「慈泉会」)と提
携し、慈泉会とその現地法人である「相澤(北京)医院管理有限公司」および当社とその子会社である
「北京威馬捷国際旅行援助有限責任公司(以下「EJC」)」が共同で、北京市内に患者送り出し拠点と
しての「訪日治療相談支援センター」を立ち上げ、その運営を開始いたしました。
訪日治療相談支援センター(以下「同センター」)は中国から日本への患者送り出し拠点として、
現地において訪日治療に関する相談・支援活動や日本の医療機関(医療)等の PR 活動を積極的、
且つ効果的に実施します。
本年度は、同センターの中国での周知を図り、問合せ件数の増加に結び付けるとともに、同センタ
ーを通じて中国人患者を日本の医療機関へ送りながら訪日治療における「来日前」と「来日後」の課
題解決について検討します。
また、慈泉会の提携先である「日本式がん検診センター(北京伸遠泰和健康管理有限公司)」およ
び「北京天壇普華医院」を来日前の検査(及び診察)実施施設と位置付け、質の高い検査結果を日
本の医療機関へ提供するとともに、帰国後のフォローアップに必要な検査・診察等も実施できるよう
にすることを目指します。
本件は経済産業省の平成 28 年度医療技術・サービス拠点化促進事業の一環として受託したもの
です。

【提携の背景】
慈泉会は、経済産業省の医療機器・サービス国際化推進事業を推進するなかで、2015 年 3 月に
中国北京市に現地法人を設立するとともに、現地医療機関と提携し、「普華相澤リハビリテーション
センター」を設立し、同センターの運営管理事業を開始されています。更に北京の現地法人に患者
送り出し機能を持たせ、慈泉会のみならず日本の他の医療機関へのインバウンドにも貢献できる事
業モデルの構築を目指しておられます。
慈泉会は中国現地での事業活動や日本での外国人患者受入経験からインバウンドにおけるいく
つかの課題を保有しており、それらの課題を解決するため、慈泉会と認証医療渡航支援企業である
当社は、現地の医療機関と連携を図り、現地患者送り出し機能の整備・強化を目指すこととしまし
た。
【事業スキーム図】




【実施内容】
(a)訪日治療相談支援センターの業務内容(サービス内容)
・訪日治療について対面・電話・メールによる相談対応サービス
・日本の医療機関および医療コーディネート会社についての情報提供サービス
・日本の医療機関が受入確定するまでの医学的情報等について患者と医療機関との間で調整サ
ービスの提供と日本の医療機関からの依頼に応じて事前同意取得の実施
・日本の医療機関からのセカンドオピニオンを希望する患者等に対し、セカンドオピニオンの受
付・依頼サービスの提供
・必要に応じて「日本式がん検診センター」又は「北京天壇普華医院」へ検査(及び診察)の依頼
・訪日治療後のフォローアップの管理・支援サービスの提供

(b)訪日治療相談支援センターの PR 活動
・セミナー開催(北京、上海で合計2~3回程度を予定)
センターの概要、センターで受けられるサービスの案内、紹介出来る医療の説明等をテーマに
セミナーを開催する。
・セミナーの対象者
個人見込み客(患者)、エージェントや旅行会社などの現地送り出し機関関係者、現地医療
機関関係者とする。

当社は医療渡航支援企業として外国人患者の日本への受入を支援してきた経験を生かし、これから
も日本の医療の国際展開に貢献して参ります。

■本件に関するお問合せ先
管理部 IR室
電話:03-3811-8121
以上

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