EV 化対応に向けた取り組み

2023 年8月 31 日
各 位
会 社 名 中 央 発 條 株 式 会 社
コード番号 5992 東証プライム・名証プレミア
代 表 者 代表取締役社長 小 出 健 太
問合せ先 総合企画部長 藤 田 誠 一
T E L 0 5 2 - 6 2 4 - 8 5 5 0




EV 化対応に向けた取り組み
中央発條株式会社(本社:名古屋市緑区、代
表取締役社長:小出健太)は、自動車の足回り
に使用するシャシばね「スタビライザー」を
BYD TOYOTA EV TECHNOLOGY カンパニー有限会社
と一汽トヨタ自動車有限会社が共同開発したセ
ダンタイプのバッテリーEV『TOYOTA bZ3』へ
新たに採用されましたことをお知らせいたしま
す。
本製品は、車のカーブ時の走行安全性を高め
る重要な部品であり、高い性能や品質が評価さ
れ、今回の採用に繋がりました。
さらにその他の EV 車への採用も予定されてお
写真提供:トヨタ自動車株式会社 り、更なる拡販を計画しています。



また EV 関連製品として、新たな開発も進めております。
バッテリー異常時のパック内圧上昇を防ぎ安全性(防爆)を確保する精密部品を、
性能向上を図りながらも低コスト化できる活動に取り組んでおります。


更にEVアクセサリーの開発も進めており、充電ケーブルを簡単・便利
に収納可能なケーブル収束補助装置『スパイラリール』を発売しております。

『充電をもっと快適に』をコンセプトに、 「手を汚さずに」「好きな位置で・

使用することができ」「手間を省いてスムーズな充電」を実現しています。

現在、トヨタ自動車株式会社 本社に設置いただいており、今後は
自動車メーカー様だけでなく、エクステリアメーカー様、更には海外展開
を含めた拡販を計画中で、さまざまな使い方に対応した商品ラインナップ
を拡充させ 2025 年以降に売上高1億円以上を見込んでおります。
ケーブル収束補助装置
『スパイラリール』
自動車業界は 100 年に一度と言われる大変革期を迎えておりますが、
当社の主力製品であるシャシばねは自動車の「走る」 「曲がる」 「止まる」を制御するため、
エネルギーソースが電動化に変化しても変わらず必要になります。
その強みを活かし、①既存製品の EV 車への拡販、②EV 関連新製品開発、③EVアクセサリー
拡販の 3 本の柱で EV 化対応に向けた取り組みを強化させ、2027 年度売上高 1,000 億円以上、
営業利益 50 億円、ROE5%以上達成を目指してまいります。

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