ガス軟窒化鋼板ダンパープレートを開発

2019 年 5 月 16 日
各 位

会社名
代表者の 代表取締役 社長執行役員
役職氏名 吉 澤 正 信
(コード番号 5949 東証第1部)
問 い 合 常務執行役員
わせ先 伊 藤 成 人
電 話 045-470-8755
HP アドレス https://www.unipres.co.jp/




ガス軟窒化鋼板ダンパープレートを開発
-ジヤトコの新型 CVT「Jatco CVT‐S(JF021E)」に搭載-

ユニプレス株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:吉澤 正信、以下 ユニプレス)は、トル
クコンバータの主要部品であるダンパーにおいて、高強度・低歪を実現した「ガス軟窒化鋼板を
用いたダンパープレート」を開発。このたび、ジヤトコ株式会社の軽自動車専用の新型 CVT
「Jatco CVT-S(JF021E)」に搭載されるトルクコンバータとして、日本国内で供給を開始した。

- 記 -

ユニプレスは、主力商品のトルクコンバータにおいて、完全オリジナル設計 2 機種目となる軽
自動車用トルクコンバータの開発に取り組むなかで、高強度で低歪となる「ガス軟窒化鋼板を用
いたダンパープレート」の開発に成功した。このトルクコンバータは、ジヤトコ株式会社が 2019
年 3 月 28 日に発表した、軽自動車用 CVT「Jatco CVT-S(JF021E)」に搭載が決定し、本年 1 月よ
りユニプレス富士工場(富士宮)で生産・供給を開始した。なお、「Jatco CVT-S(JF021E)」は、
日本国内市場で本年 3 月発売を開始した日産自動車株式会社の新型『デイズ』及び三菱自動車工
業株式会社の新型『eK ワゴン』『eK クロス』に搭載されている。

「ダンパープレート」は、高強度・高耐摩耗性・高精度が求められる部品であり、従来は熱間
圧延鋼板に浸炭窒化処理を施し品質を確保している。更なるコスト低減・生産性向上・品質向上
を目指し、安価なガス軟窒化処理で浸炭窒化処理と同等以上の品質を確保する部品の実現にむけ、
日本製鉄株式会社と共同で開発に取り組んだ。
その結果、日本製鉄株式会社が開発した「ガス軟窒化鋼板」とユニプレス独自の精密プレス技
術および熱処理技術の組み合わせにより「ガス軟窒化鋼板を用いたダンパープレート」の開発に
成功。これにより、「Jatco CVT-S(JF021E)」の軽量化に貢献した。




問い合わせ先:総務部 広報・IR グループ 045-470-8755





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