連結子会社における株式取得（子会社化）に関するお知らせ

2021 年 10 月 25 日
各 位
会 社 名 株式会社エンビプロ・ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 佐 野 富 和
（コード番号：5698 東証第一部）
問合せ先 取締役 管理管掌 竹 川 直 希
（TEL. 0544-21-3160）



連結子会社における株式取得（子会社化）に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、当社連結子会社である株式会社エコネコル（本社：静岡
県富士宮市、代表取締役社長 佐野文勝、以下「エコネコル」）が富士見 BMS 株式会社（本社：静
岡県富士市、代表取締役社長 山本正信、以下「富士見 BMS」 の株式全部を取得して子会社化し、
）
当社の孫会社化することについて決議いたしましたので以下の通りお知らせいたします。


１．株式取得の理由
当社が 2021 年８月 27 日付で発表した中期経営計画（サステナビリティ戦略)において、エコ
ネコルの所属する資源循環事業では、事業成長のために M&A の推進を掲げております。その中
で、エコネコルでは主要事業拠点である静岡県のドミナント戦略を推進しております。このよ
うな背景の中、富士見工業株式会社(本社：静岡県静岡市、代表取締役社長 山本正信、以下「富
士見工業」)より富士見 BMS の株式譲渡の申入れがあり、慎重に協議を重ねた結果、株式譲渡契
約締結に至りました。
このたび株式を取得する富士見 BMS は、産業廃棄物である木くずを破砕し製紙原料、バイオ
マス燃料等となる木質チップを製造し販売しております。
富士見 BMS が当グループに加わることにより、以下の効果を期待しております。
① エコネコルの主要事業エリアである静岡県東部地区を中心とした廃棄物の取扱量増加
② エコネコルで主に取扱う金属・プラスチックに加え、取扱いの少なかった木くずの処理
を広くお客様へサービス提供できることによる顧客利便性の向上
③ 共通の事業エリアにおける人的資本の相互活用を通じた効率的な営業活動(仕入・販売)
④ 技術・ノウハウの共有による最適化された生産体制構築による生産効率化
⑤ エコネコルの富士市の新工場（2021 年９月 28 日付公表）との有機的なつながりによる
事業基盤強化
⑥ 2050 年カーボンニュートラル実現を背景としたバイオマス原燃料の需要拡大への対応


富士見 BMS のグループ化により、経営資源の共有、事業連携の強化を通じて、相互にシナジ
ーを発揮し、より一層の企業価値向上を目指してまいります。
２．異動する孫会社の概要

（１） 名 称 富士見 BMS 株式会社
（２） 所在地 静岡県富士市今泉 335 番地の１
（３） 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 山本正信
植物資源を原料とするバイオマス燃料等の製造及び販売事業
（４） 事業内容 バイオマス利活用に関する調査・研究及びコンサルタント事業
産業廃棄物（木くず）の処理及び収集運搬に関する事業
（５） 資本金 60 百万円

（６） 設立年月日 1994 年３月 10 日
富士見工業株式会社 1,180 株(98.3％）
（７） 大株主及び持株比率
山本正信 20 株(01.7％）


３．株式取得の相手先の概要

（１） 名 称 富士見工業株式会社
（２） 所在地 静岡市駿河区富士見台１丁目 21 番 22 号
（３） 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 山本正信
（４） 事業内容 堆肥卸売業、トランクルーム事業、不動産賃貸業
（５） 資本金 35 百万円
（６） 設立年月日 1946 年１月 14 日


４．日程

（１） 取締役会決議日 2021 年 10 月 25 日
（２） 株式譲渡契約締結日 2021 年 10 月 25 日
（３） 株式譲渡実行日 2021 年 11 月１日（予定）


５．株式会社エコネコル 会社概要

（１） 名称 株式会社エコネコル
（２） 所在地 静岡県富士宮市山宮 3507 番地の 19
（３） 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 佐野文勝
産業廃棄物のリサイクル （鉄・非鉄金属・廃プラスチック・廃家
電・廃 OA 事務機器・廃自動車 等）
（４） 事業内容 プラント解体、自治体粗大ゴミ処理
リサイクル資源の輸出（金属スクラップ・古紙・廃プラスチッ
ク 等）
（５） 資本金 435 百万円
（６） 設立年月日 1978 年７月 （創業 1950 年３月）
（７） 株主 株式会社エンビプロ・ホールディングス 100％
（８） ＵＲＬ https://www.econecol.co.jp/
６．今後の見通し
本件に伴う、2022 年６月期の業績に与える影響については軽微です。今後、業績に与える影
響が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。


以上