東映アニメーションがギークピクチュアズとシナモンAIの「アニメーション自動着色AI」共同プロジェクトに参画

2021 年5月 13 日

各 位
東 映 ア ニ メ ー シ ョ ン 株 式 会 社
代 表 取 締 役 社 長 高 木 勝 裕
(JASDAQ コード番号:4816)
問い合わせ先 専務取締役 吉谷 敏
電話番号 03-5318-0639


東映アニメーションがギークピクチュアズとシナモンAIの

「アニメーション自動着色AI」共同プロジェクトに参画


当社は、株式会社ギークピクチュアズ(以下、ギークピクチュアズ)と株式会社シナモン(以下、
シナモンAI)が進める「アニメーション自動着色AI」共同プロジェクトに参画することをお知らせ
いたします。



1、 概要
東映アニメーションで CG・xR・AI 等に取り組む、製作部 テクノロジー開発推進室が中心と
なり、ギークピクチュアズ、シナモン AI の「アニメーション自動着色 AI」共同プロジェクト
に参画します。東映アニメーションが本プロジェクトに AI 開発のための学習素材を提供する
ことで AI による深層学習を加速し、本プロジェクトの実用化をさらに加速していきます。
また、今後の東映アニメーション作品での試験導入も予定しています。
※本プロジェクトの運用はギークコミュニティでグループ会社であるアニメ制作会社、
株式会社ギークトイズ(本社:東京都中野区、代表取締役:⼩佐野 保)が行います。
2、 「アニメーション自動着色 AI」共同プロジェクトについて
アニメ産業は我が国の重要な産業ですが、アニメ制作現場における専⾨⼈材の不足は大きな
課題となっています。これを受け、ギークピクチュアズは、シナモン AI と共同で、
「アニメ自
動着色 AI」の活⽤により、正確かつスピーディーな着色と処理枚数の増量が可能となること
で、アニメ制作者が⾼付加価値業務に比重を置けるという効果的な DX を実現を目指し、本プ
ロジェクトを推進してきました。当社が本プロジェクトに AI 開発のための学習素材を提供す
ることで実用化をさらに加速していきます。


3、 「アニメ自動着色 AI」について
「アニメ自動着色 AI」は、業務負荷が高い色付け業務に対して AI を導入し、アニメ制作
者の生産性を向上させることを目的としています。具体的にはセル画の前処理から着色までの
各フローにおいて AI 技術を活用することで、ピクセル値単位における着色精度 96%という
非常に高い水準での着色ができ、セル画への色付け業務の時間を 1/10 に短縮、コストも 50%
以上の削減が可能になります。今後は、必要に応じてペイントツールとの連携インターフェイ
スも視野に、システムの構築を検討しております。




※イラストはイメージで、実際に AI が着色したものではありません。
【会社概要】
株式会社ギークピクチュアズ
所在地 :東京都渋谷区神宮前 2-27-5
設立 :2007 年 2 月
代表者 :代表取締役 小佐野 保
事業内容 :TVCM・映画・ミュージックビデオなどマルチメディアにおける
映像コンテンツの企画・制作
イベント・セールスプロモーションの企画制作
グラフィック・アニメーション・CGI コンテンツなどの企画制作
キャラクターをはじめとする IP の開発、クリエイターのマネジメント、
および著作権の管理
デジタルメディアの企画・運営
URL :https://geekpictures.co.jp/

株式会社ギークトイズ
所在地 :東京都中野区弥生町 3−35−13 335 中野新橋ビル 1F
設立 :2017 年 10 月
代表者 :代表取締役 小佐野 保
事業内容 :アニメーションの企画・開発・制作/コンテンツ投資、作品投資
クリエイターの育成とマネージメント/グッズ製作・販売
各種イベント、興行の企画・運営/ゲーム・アプリの制作
版権管理/書籍の出版/アニメーションの販売及び輸出入
URL :https://geektoys.co.jp/

株式会社シナモン
所在地 :東京都港区虎ノ門 3-19-13 スピリットビル 6F
設立 :2016 年 10 月
代表者 :代表取締役社長 CEO 平野 未来
事業内容 :人工知能プロダクト事業、人工知能コンサルティング事業
シナモン AI は、 「創造あふれる世界を、AI と共に」をミッションとし、
高度なビジネス AI ソリューションの開発に取り組んでおり、多数の国内大手企業へ
の提供実績を有しています。 また、人工知能研究所をベトナム (ハノイ・ホーチミン)
および台湾に構え、大量の AI 技術者の獲得に成功しています。直近では、
AI OCR「Flax Scanner」に加えて、特化型音声認識技術「Rossa Voice
(ロッサ・ボイス)」の商用化も始まり、大手企業を中心に販売を開始しております。
また、 シナモン AI では、Digitize デジタル化) “Structure 構造化) Understand
” ( ” ( ”

(理解・活用) という3つの独自の研究領域に基づき、高度な AI アルゴリズムを

数多く保有し、 業界特有の非構造化データを活用するビジネス AI ソリューションの
開発を継続的に行っております。
URL :http://www.cinnamon.is


以 上

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