「愛知製鋼グループ 2021ー23年度 中期経営計画」を策定

News Release
2021年5月10日
愛知製鋼株式会社


「愛知製鋼グループ 2021-23年度 中期経営計画」を策定
愛知製鋼株式会社(代表取締役社長:藤岡高広)は、2021年度から2023年度までを
対象とした「愛知製鋼グループ 2021-23年度 中期経営計画」を策定しました。
これは、「愛知製鋼グループ 2030年ビジョン」実現に向け、そのスタートとなる3年間で
の重点課題を定め、その実行計画として策定したものです。2050年カーボンニュートラルや
CASEの進展、コロナウイルス、DXに代表されるデジタル技術の導入、グローバル競争の激
化などの厳しい環境変化を踏まえ、生き残りをかけた具体的取り組みを盛り込んでいます。

【概要】
(1)基本方針と目指す姿
「愛知製鋼グループ 2030年ビジョン」で掲げる「事業とモノづくり力の変革で収益力
を向上させESG経営を実践」を基本方針に、以下3つの経営指針実現に向け、積極的な
活動を展開していきます。

(2)ESG経営の実践 ~3つの経営指針~
1)持続可能な地球 「2050年カーボンニュートラル」は電力多消費産業の当社に
環境への貢献 は生産継続の危機となるが、危機をチャンスに変え、4つの
「R」を視点に技術開発や新市場開拓を通じて果敢に挑戦
①Reduce(減らす)
鋼の製造プロセス改革による消費エネルギー削減
②Reuse・③Recycle(再利用)
電気炉排熱の回収/再利用や蓄熱技術の活用
④Renewable(再生可能)
クリーンエネルギーの活用促進
2)事業の変革で ①CASE対応(鍛鋼一貫や高強度材料技術による電動車部品
豊かな社会を 開発・拡販、パワーカード用部品の技術開発と供給体制構築、
創造 磁気マーカシステム(GMPS)の早期事業化
②鍛鋼一貫の更なる進化(商品の付加価値向上を見据えた機械
加工領域の取り込みとインド・アセアンでの事業拡大)
③水素社会・インフラクライシスへの対応(戦略的な商品投入)
④新鉄供給材(PDMA)、CG病対策材のグローバル販売網の
構築
3)従業員の幸せと ①多様な人材の活躍促進(65歳現役実現制度の企画、
会社の発展 女性スタッフキャリア開発、シニア・女性に優しいモデル
ラインづくり)
②従業員満足度の向上(職場風土改革プロジェクトの推進、
カフェテリアプラン導入、新独身寮の建設)
上記の経営指針に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって働き方やモノ
づくり全体の基盤強化に取り組みながら、コロナ禍での学びとしての「新しいビジネス様式」
と生産量の変動に柔軟に対応する「真の限量経営」に取り組んでいきます。

(3)収益目標
2030年時点での連結営業利益200億円以上を達成するため、その最初のプロセス
として150億円を目指します。

【参考】詳細資料:「愛知製鋼グループ 2021-23年度 中期経営計画」

お問い合わせ先・・・愛知製鋼株式会社 広報室:052-603-9216

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