交通規制の無い一般公道における、遠隔型自動運転(Level4)の実証実験に成功

2017 年 12 月 15 日

各 位

会 社 名 アイサンテクノロジー株式会社
代表者名 代表取締役社長 加藤 淳
( JASDAQ コード番号 4667 )
問合せ先 経営企画室 室長 曽我 泰典
( Tel 052-950-7500 )



交通規制の無い一般公道における、遠隔型自動運転(Level4)の実証実験に成功

当社は、株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:武田 一哉) 、KDDI 株式会社
(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司) などの協力の下、愛知県の平成 29 年度「自動走行
実証推進事業」の受託において、2017 年 12 月 14 日に、交通規制の無い一般公道における遠隔制御型自動
運転(レベル4)の実験に成功しましたので、別紙のとおりお知らせします。




以上
News Release
2017 年 12 月 15 日
報道関係者各位
アイサンテクノロジー株式会社


交通規制の無い一般公道における、遠隔型自動運転(Level4)の実証実験に成功


アイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 淳、以下アイサ
ンテクノロジー) 株式会社ティアフォー
は、 (本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:武田 一哉、
、KDDI 株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下
以下ティアフォー)
KDDI ) などの協力の下、愛知県の平成 29 年度「自動走行実証推進事業」の受託において、2017
年 12 月 14 日(木)に、交通規制の無い一般公道における遠隔制御型自動運転(レベル4)の実験
に成功いたしました。




遠隔監視による自動運転は今後、地域の高齢化対策や観光振興などさまざまなニーズにあわせた
交通手段として期待をされています。


本実証実験においては、運転席を無人の状態としたうえで、事前に構築した高精度 3 次元地図デ
ータベース「ADASmap」を基として、自動運転システム「Autoware」、
「LiDAR」などを使用し、 700m

の区間における実験車両の自動走行を行いました。


アイサンテクノロジーは、各社の持つ要素技術を連携しながら、さらなる安心安全な社会の実現
を目指してまいります。


実験の詳細は別紙をご参照ください。
以上




http://www.aisantec.co.jp
News Release
<別紙>


1. 実証実験概要
(1)目的
アイサンテクノロジーは、愛知県による平成 29 年度「自動走行実証推進事業」の受託にお
いて、県内 10 市町村の協力の下、自動走行実証実験を実施しております。この実験において
は、道路交通法等の規制を緩和し、無人走行車両を利用したタクシーの旅客サービスや無人
配送サービスなどを目指した実証を行うことを目的とし、今回は交通規制の無い一般公道に
おける遠隔型自動運連(Level4)の実証実験を全国に先駆けて実施をいたしました。


(2)内容
車内の運転席を無人とした完全自動運転において、車外の遠隔地に設置した運転席より、
遠隔操作者が車両を遠隔監視し、緊急時に遠隔操作を実施する遠隔型自動運連(Level4)を
行いました。 ハンドル、アクセル、ブレーキは自動的に制御され、車両が出発地から目的地
まで自動運転を行います。万一、衝突などの危険を察知した場合には、遠隔操作者等が緊急
停止の措置を講じます。


(3)実験車両およびシステム
車両:トヨタエスティマベース
定員:4 人
速度:15 ㎞/h 以下で実施
・自動運転システム:Autoware
・高精度 3 次元地図:点群データ、ADASmap
・通信環境:4G-LTE
・遠隔監視・操作システム


(4)実施日
2017 年 12 月 14 日(木)


(5)場所
愛知県額田郡幸田町の一般公道 約 700m区間




以上

http://www.aisantec.co.jp

5095