NASAプロジェクト研究代表者による1,600人規模のワークショップにてSS-OCTプロトタイプの進捗を報告することをお知らせいたします。

2020 年 1 月 17 日


各 位
会社名 窪田製薬ホールディングス株式会社
代表者名 代表執行役会長、社長兼最高経営責任者
窪田 良
コード番号 4596 東証マザーズ
問合せ先 取締役兼執行役最高財務責任者
前川 裕貴
(TEL:03-6550-8928(代表))



NASA プロジェクト研究代表者による 1,600 人規模のワークショップにて
SS-0CT プロトタイプの進捗を報告することをお知らせいたします。

窪田製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、2020 年 1 月 27 日〜30 日(日
本時間 1 月 28 日〜31 日)、アメリカ航空宇宙局 National Aeronautics and Space Administration(米国、以下
NASA)が開催するワークショップに参加し、当社の 100%子会社アキュセラ・インク(本社:米国ワシントン州、
以下「アキュセラ」)が開発中の超小型眼科診断装置 Swept Source-OCT (以下、SS-OCT)プロジェクトの最新の進
捗を報告することをお知らせいたします。


NASA では、毎年、NASA が資金提供する Human Research Program(以下 HRP)研究代表者を招集し、ワークショップを開催
しています。2020 年はテーマを「Human Exploration Small Steps Lead to Giant Leaps: Translating Research into
Space Exploration(有人宇宙探査による人類の飛躍)」とし、HRP 研究代表者を含む、約 600 人の科学者と、1,000 人以上
の参加者の前で、500 のプレゼンテーションが行われます。HRP は、安全で有意義な宇宙旅行をサポートするため、人間
が宇宙で遭遇する問題の予測、評価、解決に取り組んでおり、眼の異常の早期発見もそのテーマのひとつです。当社の代
表執行役会長、社長兼最高経営責任者で眼科医でもある窪田良博士は、NASA の HRP 研究代表者の一人として、
Translational Research Institute for Space Health(TRISH)*のジェームズ・ヒューリー副
所長が議長を務める「Go,Go,スペースガジェット」というパネルディスカッションに参加
し、ディープスペースミッションに向けた SS-OCT 開発のフェーズ1**に関する最新情報の
発表と、操作デモを行う予定です。尚、このワークショップは、2020 年 1 月 27〜30 日にガ
ルベストンアイランドコンベンションセンター(テキサス州ガルベストン)で開催されます。


*Translational Research Institute for Space Health(TRISH)は、NASA との共同契約を通
じた提携により、NASA のディープスペースミッションにおける、宇宙飛行士の精神的、身体
的健康を保護、維持するための革新的な技術に資金供与を行うコンソーシアムです。




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**フェーズ1では、耐久性があり、安価な光源であるレーザーを使用した概念実証(Proof of Concept:POC)を
しています。さらに、2〜4 個のレーザー重なりを算術的に組み合わせて、より解像度の高いデータを得れるよう
Phase Emulation Algorithm(PEA)を作成しています。


本件について窪田良博士は次のように述べています。「この素晴らしいワークショップに参加できることを非常に光栄
に思います。今回の発表は、私たちの開発が順調に進んでいることを示すものとなります。私たちが目指しているのは、
医者以外の誰もが簡単に操作ができ、耐放射線性などの宇宙環境にも耐えることが可能な超小型デバイスです。これから
も様々な専門家と共に私たちの技術力を活かしてデバイスの実現に向けて精進していきます。」



窪田製薬ホールディングス株式会社について
当社は、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視力維持と回復に貢献することを目的に、イノベーションをさまざまな
医薬品・医療機器の開発及び実用化に繋げる眼科医療ソリューション・カンパニーです。当社100%子会社のアキュセ
ラ・インク(米国)が研究開発の拠点となり、革新的な治療薬・医療技術の探索及び開発に取り組んでいます。当社
独自の視覚サイクルモジュレーション技術に基づく「エミクススタト塩酸塩」においては、糖尿病網膜症およびス
ターガルト病への適応を目指し、開発を進めております。また、網膜色素変性における視機能再生を目指す遺伝子
療法の開発や、在宅・遠隔医療分野(モバイルヘルス)における、クラウドを使った医療モニタリングデバイス
(PBOS)の研究開発なども手掛けております。
(ホームページアドレス:http://www.kubotaholdings.co.jp)

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