MRX-5LBTについて世界疼痛学会での発表に関するお知らせ

平成28年9月12日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 メ ド レ ッ ク ス
代表者名 代表取締役社長 松 村 眞 良
(コード番号:4586 東証マザーズ)
問合せ先 経営管理部長 北 垣 栄 一
(TEL. 03-3664-9665)




MRX-5LBTについて世界疼痛学会での発表に関するお知らせ



平成28年9月26~30日に開催される第16回世界疼痛学会(16th World Congress on Pain)において、
当社グループが米国で開発中の帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカイン*1テープ剤)に
ついてポスター発表することになりましたのでお知らせいたします。


第16回世界疼痛学会(16th World Congress on Pain)開催概要
名称:第16回世界疼痛学会(16th World Congress on Pain)
会期:2016年9月26日(月)~30日(金)
会場:パシフィコ横浜
主催:国際疼痛学会(International Association for the Study of Pain)
※第16回世界疼痛学会は、疼痛領域の世界的権威が集まる2年に1度の国際学会で、アジア
圏にて初開催となります。
http://www2.convention.co.jp/iasp2016/about/gaiyou.html


当社の発表概要
日時: 2016年9月30日(金)
表題: Comparative, Randomized, Single-Dose, 2-Way Crossover, Pilot Bioavailability Study of

MRX-5LBT (Lidocaine Patch 20%) and LIDODERM (Lidocaine Patch 5%, Endo
Pharmaceuticals Inc.) in Healthy Adult Subjects


MRX-5LBTは、イオン液体*2を利用した当社の独自技術ILTSⓇ(Ionic Liquid Transdermal System)
を使用した新規のリドカインテープ剤であり、米国でピーク時に年商1200億円を売り上げたリ
ドカインパップ剤LidodermⓇの市場をターゲットにさらに拡大する事を目標に、開発を進めてい
る製品です。

以 上



《ご参考》
*1 リドカイン
神経末端において痛みの信号を遮断することにより痛みを軽減させる、局所麻酔薬の一種です。

*2 イオン液体
イオン液体とは、融点が 100℃以下の塩(えん)のことで、常温溶融塩とも呼ばれています。低融点、
高イオン伝導性、高極性、不揮発性、不燃性等の特徴を有しており、太陽電池や環境に優しい反応溶媒
等、多方面における応用が検討されています。当社では、薬物をイオン液体化する、或いは、イオン液
体に薬物を溶解することにより、当該薬物の経皮浸透性を飛躍的に向上させることができることを世界
に先駆けて見出しました。現在までに、①人体への使用実績がある化合物の組み合わせによる安全性が
高いと考えられるイオン液体ライブラリー、②対象薬物の経皮浸透性向上に適したイオン液体の選択に
関するノウハウ、③薬物を含有するイオン液体をその特性を保持したまま使い勝手のよい形(貼り薬、
塗り薬等)に製剤化するノウハウ等を蓄積しています。これらのノウハウ等も含めた独自の経皮吸収型
製剤作製技術を総称して、ILTSⓇ(Ionic Liquid Transdermal System)と呼んでいます。





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