オンコノバ社、扁平上皮癌に対するリゴセルチブの有望なデータを発表(欧州皮膚科性病科学会議)

2023年10月16日
各位

会 社 名 シ ン バ イ オ 製 薬 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長兼 CEO 吉 田 文 紀
(コード番号:4582)
問合せ先 IR 室(TEL.03-5472-1125)




オンコノバ社、扁平上皮癌に対するリゴセルチブの有望なデータを発表
(欧州皮膚科性病科学会議)

シンバイオ製薬株式会社(本社:東京都、以下「シンバイオ」)は、抗がん剤リゴセルチ
ブナトリウム(以下「リゴセルチブ」)のライセンサーであるOnconova Therapeutics, Inc.
(本社:米国ペンシルベニア州、以下「オンコノバ社」)が、2023年10月12日に劣性栄養
障害型表皮水疱症(RDEB)を対象としたリゴセルチブに関する研究内容の抄録の公表と、
ドイツ・ベルリンで行われた欧州皮膚科性病科学会議のLate Breaking Sessionにおいて、
Johann Bauer教授(オーストリア ザルツブルク大学病院皮膚科・PMUアレルギー科)に
よる発表を行ったことをお知らせいたします。

発表の概要
発表日:2023年10月12日
抄録のタイトル:Efficacy and Safety of Rigosertib in Patients with Recessive Dystrophic
Epidermolysis Bullosa (RDEB) Associated Advanced/Metastatic Squamous Cell Carcinoma
(SCC)
発表者:Prof. Dr. Johann Bauer, M.D., MBA
発表セッション: D2T01.3 Late breaking news

オンコノバ社の発表内容の詳細につきましては、同社のホームページをご覧ください。
https://investor.onconova.com/press-releases



以上





【リゴセルチブについて】
リゴセルチブは、がん関連遺伝子産物であるRasの作用を阻害し、PI3Kなど複数のキナー
ゼ(リン酸化酵素)の作用を妨げることにより、がんの生存や増殖に必要な複数の細胞内シ
グナルの伝達を抑制し、がん細胞を死滅させる新たな作用機序を有する低分子の抗がん剤
です。
シンバイオは、2011年7月にオンコノバ社との間でライセンス契約を締結し、リゴセルチブ
の日本及び韓国における独占的開発権及び販売権を取得しております。

【オンコノバ社会社概要】
米国ペンシルベニア州及びニュージャージー州に拠点を置く、バイオ医薬品に特化した製
薬企業です。1998年の同社設立時より、がん治療並びに正常細胞の保護に注力し、自社の
所有する125以上の新規化学療法薬候補からなる医薬品化学ライブラリーを基に、新規の分
子・生物学的治療を目的とした低分子治療薬を発見、最適化してきました。同社は、リゴセ
ルチブの全世界における開発・販売権を保有しております。 同社の詳細についてはウェブサ
イト(http://www.onconova.com/)をご覧下さい。

【当社会社概要】
シンバイオ製薬株式会社は、 米国アムジェン社元副社長で、 旧アムジェン株式会社の実質的
な創業者である吉田文紀が2005年3月に設立した医薬品企業です。 経営理念は「共創 共生」

(共に創り、共に生きる)で表され、患者さんを中心として医師、科学者、行政、資本提供
者を「共創・共生」の経営理念で結び、満たされない医療ニーズに応えてゆくことにより、
社会的責任及び経営責任を果たすことを事業目的としています。なお、2016年5月に米国完
全子会社 SymBio Pharma USA, Inc.(本社:米国ノースカロライナ州 ダーラム、代表者:
ステファン・ベルティエ)を設立しました。





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