愛媛大学との共同研究契約締結のお知らせ

平成27年10月22日
各 位
会 社 名 カルナバイオサイエンス株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉野 公一郎
(コード番号:4572)
問合せ先 経営管理本部長 吉野 公一郎
(TEL:078-302-7075)



愛媛大学との共同研究契約締結のお知らせ

当社は、国立大学法人愛媛大学大学院医学研究科生化学・分子遺伝学分野、プロテオサイエ
ンスセンター・細胞増殖・腫瘍制御部(東山繁樹教授、以下「プロテオサイエンスセンター」)
と、新規治療標的分子の探索とその臨床応用を目的とした共同研究契約(以下「本共同研究契
約」という)を、本日付けで締結しましたので、お知らせいたします。





1.本共同研究契約の概要
当社は、キナーゼを標的とした低分子の分子標的薬の創製を目指して、がんや免疫炎症疾患
等のアンメット メディカルニーズが高い疾患を中心とした新規性の高い薬剤の研究開発を行

っておりますが、創薬の初期段階において、これらの疾患に関与する新たな創薬ターゲットを
見出すことは極めて重要であります。
愛媛大学プロテオサイエンスセンターは、タンパク質を基盤とする生命科学研究を推進する
と共に、病態解明と診断・治療技術の開発を目的として設立されました。同センター細胞増殖・
腫瘍制御部の東山教授は、ある特定のタンパク質の機能が破綻することによって引き起こされ
る細胞特性の変化及び各種疾患との関連性を解析に取り組んでおられます。今般、東山教授が
これまで培ってきた研究の成果に基づき、当該タンパク質に関する新たな機能や多様性の意義
の解析および当該タンパク質の機能欠失が引き起こす病態を明らかにすることを目的とした
共同研究契約を締結することといたしました。これらの機能と病態との関連を明らかにすることが
できれば、新たな創薬ターゲットの同定も可能となり、従来にない新しい切り口の画期的な治
療法の開発にも繋がると期待されます。


2.共同研究の期間
本共同研究契約の締結から平成29年9月30日までの2年間


3.今後の業績に与える影響について
本共同研究契約の締結が、当社グループの連結業績に与える影響は軽微であります。


以 上



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(ご参考)
愛媛大学の概要
(1)名 称: 国立大学法人愛媛大学
(2)学 長: 大橋 裕一
(3)所 在 地: 愛媛県松山市道後樋又10番13号
(4)W E B サ イ ト: http://www.ehime-u.ac.jp/




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