総合研究センター北棟(新研究棟)が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞

News Release
‘栄研’
2023 年 10 月 17 日

各 位

会 社 名 栄 研 化 学 株 式 会 社
代 表 者 名 代表執行役社長 納富 継宣
コ ー ド 番 号 4549 東証プライム



総合研究センター北棟(新研究棟)が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞


栄研化学株式会社(本社:東京都台東区)は、2022年10月より稼働している野木事業所(栃木
県)の総合研究センター北棟(新研究棟)が、2023年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知
らせいたします。

当新研究棟は、2 か所の事業所に分散していた研究部門を集約し、同事業所内の既存研究棟と合
わせ『総合研究センター』とした当社研究開発における主要拠点です。多様な人材の活用と英知の
結集・融合を図り、「EIKEN ROAD MAP 2030」で設定した「がんの予防・治療への貢献」、「感
染症撲滅・感染制御への貢献」、「ヘルスケアに役立つ製品・サービスの提供」の注力事業の具現
化を推進すべく機能集約を図るだけではなく、研究者同士のコミュニケーション活性化による知的
生産性の向上を目的としております。




新研究棟外観 事務室内観


【デザインの主な特徴】
1.実験エリア・共創エリア・事務エリアを並列配置した、交流を誘発する明快な「ストライ
プゾーニング」
2.実験・事務エリアの双方からアクセスできる BOX による、 実験着の更衣を伴わないで交
流できる環境の創出
3.直達光を避けて自然採光と眺望を確保した「二段の水平連続窓」による、 明るく快適な
室内環境の創出



【評価コメント】
通常のオフィスとは異なり、企業の研究施設は実験エリアと事務エリアという二つの機能
を持つ。この特異なポイントに注目し、研究室ならではの平面計画と断面計画を模索して
いる点を、評価する。具体的には、セキュリティの区画が要求される異なるエリアを、吹
き抜けを活用して動線上で明確に区切りながらも、空間としての一体感を維持している。
更に、これらのエリア間の接続は、吹き抜けの中にカラフルなボックスを配置することで、
機能を確保しつつも視覚的にもつながりを示している。こうした研究所特有のデザインア
プローチが評価される要因となった。


【参考】

■新研究棟の概要

所在地 栃木県下都賀郡野木町野木 143

建築面積 2,638.53 ㎡(鉄骨造、5 階建て)

建物延べ床面積 10,283.78 ㎡

設計・施工 株式会社竹中工務店


➢ CASBEE 建築(新築) S ランク取得

➢ CASBEE-スマートウェルネスオフィス S ランク取得


■グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/15441?text=%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


グッドデザイン賞とは
1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモー
ションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の
向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されて
います。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/




本件に関するお問い合わせ先
栄研化学株式会社 サステナビリティ推進部
TEL:03(5846)3379 、e-mail:koho@eiken.co.jp
ホームページ https://www.eiken.co.jp




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