温室効果ガス排出量削減目標の上方修正およびSBT(Science Based Targets)認定取得に関するお知らせ

News Release
‘栄研’
2024 年 3 月 28 日

各 位

会 社 名 栄 研 化 学 株 式 会 社
代 表 者 名 代表執行役社長 納富継宣
コ ー ド 番 号 4549 東証プライム



温室効果ガス排出量削減目標の上方修正 および
SBT(Science Based Targets)認定取得に関するお知らせ

栄研化学株式会社(本社:東京都台東区)は、2050年カーボンニュートラルの実現*に向けて、
2030年度までの温室効果ガス(以下、GHG)排出量スコープ1+2の削減目標をこのたび上方修正す
るとともに、新たにスコープ3の削減目標を設定いたしました。本目標につきまして、国際的なイ
ニシアチブであるSBTi(Science Based Targets Initiative)より、「地球の気温上昇を産業革命前
より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指す」というパリ協定の求める水
準と適合した科学的な根拠に基づいた目標としてSBT認定を取得いたしましたのでお知らせいた
します。




【今回 SBT 認定された GHG 排出量削減目標(2030 年度目標)】
・スコープ 1+2 GHG 排出量(絶対量)を 56 % 削減(2021 年度比)旧: 30%削減 (2018 年度比)
・スコープ 3 GHG 排出量(絶対量)を 25 % 削減(2022 年度比)

当社グループは、2022年4月に公表した「EIKEN ROAD MAP 2030」において、「気候変動へ
の対応」をマテリアリティの一つとして掲げ、具体的な目標を定めて計画的・継続的に取り組みを
進めております。主要生産・研究拠点である野木事業所および生産拠点である那須事業所では、省
エネ活動に加え、発電の際にCO₂を排出しない水力発電由来の電⼒「とちぎふるさと電気」を採用
して全ての電力を賄うなど、その取り組みを加速しております。
今後も、「ヘルスケアを通じて人々の健康を守ります。」の経営理念のもと、サステナビリティ
方針に基づき、気候変動への対応をはじめとしたESGの取り組みを強化し、ステークホルダーの皆
様への責任を果たすことにより、企業価値の向上、ひいては持続可能な社会の実現を目指してまい
ります。
*スコープ1・スコープ2が対象
スコープ1:自社での燃料使用や生産プロセスからの直接排出、スコープ2:自社が購入した電気や熱の使用
による間接排出、スコープ3:スコープ1・2以外の間接排出


<参考>
栄研グループのサステナビリティ:https://www.eiken.co.jp/sustainability/
気候変動への対応:https://www.eiken.co.jp/sustainability/environment/weather/
ESG データ集:https://www.eiken.co.jp/sustainability/esg_data/




・SBTi(Science Based Targets initiative):
CDP、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)
、WWF(世界自然保護
基金)により2015年に設立された国際的な気候変動イニシアチブ。世界の平均気温の上昇をパ
リ協定が求める水準に抑えるため、企業に対して科学的な根拠に基づいた削減目標を設定するこ
とを推進している。




【本件に関するお問い合わせ先】
栄研化学株式会社 サステナビリティ推進部
TEL: 03(5846)3379 、e-mail: koho@eiken.co.jp
ホームページ https://www.eiken.co.jp





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