肺動脈性肺高血圧症治療剤「Tyvaso」の国内における販売権に関する契約締結のお知らせ

2017 年 3 月 28 日
各 位

会 社 名 持田製薬株式会社
代 表 者 代表取締役社長 持田 直幸
(コード番号 4534 東証第一部)
問合せ先 経営企画部広報室(TEL.03-3358-7211)


肺動脈性肺高血圧症治療剤「Tyvaso®」の
国内における販売権に関する契約締結のお知らせ

持田製薬株式会社(本社:東京都新宿区、社長:持田 直幸、以下「持田製薬」)は、
United Therapeutics Corporation(本社:米国メリーランド州、CEO:マーティン・
ロスブラット、以下「ユナイテッド・セラピューティクス社」)と肺動脈性肺高血圧症
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治療剤「Tyvaso 」の国内における販売権に関する契約を締結しましたのでお知らせ
いたします。本契約に基づき、持田製薬は日本での製造販売承認取得に必要な本剤の
開発を行います。

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「Tyvaso 」は、合成プロスタサイクリン誘導体のトレプロスチニルを有効成分とし、
専用のネブライザー(吸入器)を用いて薬液をエアロゾル化させ、吸入することで直接
肺血管に到達させる吸入剤です。本剤は、ユナイテッド・セラピューティクス社が
肺動脈性肺高血圧症治療剤として開発し、米国では 2009 年から販売され、現在、吸入剤の
同疾患治療剤としてはトップシェアをもっています。本剤は、注射剤とは異なり非侵襲的な
投薬が可能であり、また軽量で持ち運び可能なネブライザーを使って患者さん自身でも
服薬できる治療剤です。


肺動脈性肺高血圧症は、なんらかの原因によって肺動脈圧が高くなる疾患です。労作時の
呼吸困難、易疲労感、動悸、めまいなどの症状を伴い、進行すると心不全を引き起こす
難治性の希少疾患です。国内の患者数は数千人と推定されています。
持田製薬はユナイテッド・セラピューティクス社より導入したトレプロスチニル注射剤の
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肺動脈性肺高血圧症治療剤「トレプロスト 」を 2014 年に承認取得し、販売しております。
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「Tyvaso 」の開発・販売を行うことにより、肺動脈性肺高血圧症の治療の選択肢がさらに
増え、患者さんの QOL 向上に貢献できるものと考えております。


なお、本件による持田製薬の当面の連結業績への影響は軽微であります。
以 上

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