Kudan Lidar SLAM、NVIDIAのロボティクス用途向けIsaacプラットフォームで利用可能に

2021 年9月 17 日


各 位
会 社 名 K u d a n 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 C E O 項 大 雨
( コ ー ド 番 号 4 42 5 東 証マザーズ)
問合せ先 執 行 役 員 C F O 中 山 紘 平
( T E L . 0 3 - 4 4 0 5 - 1 3 2 5 )


Kudan Lidar SLAM、NVIDIA のロボティクス用途向け
Isaac プラットフォームで利用可能に

当社の Kudan Lidar SLAM (KdLidar) が、NVIDIA の提供するロボティクス用途向けの Isaac プ
ラットフォームで利用可能となりましたことをお知らせいたします。


当社は、NVIDIA パートナーネットワークのメンバーとして、チャレンジングな環境でも顧客
がマーケットの要求に応えられる製品をより迅速に製品化・市場投入できるよう、NVIDIA と共
に尽力してまいりました。 近年、Jetson 製品のロボティクス用途向け、特に自律走行型ロボッ
ト(AMR)でのニーズは高まる一方で、その中で自己位置推定は、顧客の製品の市場での競争力
にとって非常に重要な要素です。


NVIDIA Isaac SDK は、Jetson コンピューティングプラットフォームと補完的な形で、ロボテ
ィクス用途向けに幅広い様々な機能を提供しており、その機能の中には物体認識や経路計画が
含まれています。しかし、NVIDIA Isaac SDK には、3D Lidar の性能を最大限引き出しつつ、自
己位置推定の機能を発揮するための堅牢な商用ソリューションは含まれていません。当社は、
Isaac プラットフォーム上で経路計画や制御などのモジュールをシームレスに統合可能な商用
グレードの KdLidar モジュールを、ロボティクス用途での自己位置推定用に開発いたしました。
オープンソースの SLAM ソフトウェアでは期待できない専属エンジニアによるサポートと継続的
なソフトウェア更新もあり、NVIDIA 製品のユーザーは、KdLidar の性能と Isaac プラットフォー
ム上での容易な統合によって非常に大きなメリットを受けられると考えております。


デモ動画:
Kudan Lidar SLAM running on NVIDIA Isaac platform





KdLidar を用いて Isaac Platform 上で自己位置推定を行っている画面


KdLidar は現在、GPU を使用せず CPU のみで動作する仕様になっていますが、今後 NVIDIA の
GPU により加速されたバージョンも開発予定です。当社は、NVIDIA Jetson と Isaac プラットフ
ォーム向けソリューションの開発をより積極的に進め、NVIDIA との技術・ビジネス両面での協
業を通じて、更なる幅広い潜在顧客へ両社の強みを活かしたソリューションを提供してまいり
ます。


<過去参考リリース>
NVIDIA パートナーネットワークに参画のお知らせ




【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知
覚(AP)のアルゴリズムを専門とする Deep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工
知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完する Deep Tech と
して、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudan は高度な技術イノベー
ションによって幅広い産業にインパクトを与える Deep Tech に特化した独自のマイルストーン
モデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudan のウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)より入手可能です。


■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425
代 表 者: 代表取締役 CEO 項 大雨


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