セーフィー、映像×AIの調査サポートサービス「Safie Survey」提供開始

Press Release
報道関係者各位
2024 年 2 月 21 日
セーフィー株式会社


セーフィー、映像×AI の調査サポートサービス「Safie Survey」提供開始
交通量・通行量調査に関する一連のプロセスを「手軽・良質・安価」に提供

クラウド録画サービスシェア No.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役
社長 CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、多岐にわたるカメラ製品とデータ解析用の
AI エンジンを融合させた調査サポートサービス「Safie Survey(セーフィー サーベイ)」の提
供開始をお知らせいたします。昨年 6 月よりテスト販売を行っていた交通量調査(※2)に加
え、新たに通行量調査のメニューを拡充し、一連のプロセスを手軽でありながらも高品質かつ
コスト効率の良いワンパッケージで提供しています。




■本サービス開始の背景
従来、自治体や企業では、道路や街頭に関連するさまざまなプロジェクトにおいて、基礎資
料として「交通量・通行量調査」の手法が活用されています。交通量・通行量調査は、車両や
歩行者の通行量を定量的に収集し、道路における交通状況やパブリックスペースの活用状況を
把握するために不可欠な手段であり、効率性や安全性の向上に寄与しています。

一方、国土交通省は 2021 年度の交通量調査において、目視による人手観測は原則廃止し、
AI 解析やビデオ観測などの機械観測を推進する方針を示し実行しました(※3)。この取り組み
では、人材の主観に左右されないデータ収集が可能となり短い間隔での定期的な調査を実施し
やすくなるため、県市町村単位で展開されています。道路の建設計画・修繕・維持管理、イベ
ントの開催、店舗の新規出店やその後の店舗運営におけるマーケティング情報としての活用も
期待されています。

セーフィーは、これまで自治体や公共事業をはじめとしたあらゆる産業において、映像デー
タを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化、更には映像解析による異常検知・
予測など様々なソリューションを提供してまいりました。クラウドカメラ「Safie(セーフィ
ー)」と映像解析 AI を活用した交通量調査や人数カウント技術によるデータ利活用の実証実験
(※4)などでは、道路や公共空間の利用状況や傾向を可視化し、より深い観点での施策の検討
に貢献いたしました。昨年 6 月にテスト販売を開始した交通量調査サービス「Safie Traffic
Survey(セーフィー トラフィック サーベイ)」においては、従来の手法でかかっていた多く
の工数を削減し、交通状況を加味したイベント開催や土木工事の施工計画の立案に有益な情報
を提供し、改善への一翼を担っています。


■本サービスの特徴
映像×AI の調査サポートサービス「Safie Survey」は、このようなセーフィーの知見を活か
し、多彩なラインナップを揃えたカメラ製品、データ解析用の AI エンジン、セーフィーによる
サポートを組み合わせたサービスです。下記のように 3 つの特徴があります。

・オールインワン
現場で活用いただく上でより適切なカメラ選定(※5)や画角調整、AI の解析設定、AI 解析精度
の担保、データ解析に向けた映像の切り出しと加工、解析結果の出力、必要な形式に変換して
集計するまでの一連のプロセスを「手軽・良質・安価」にワンパッケージとして提供いたしま
す。

・専任スタッフにより成果の精度を担保
AI 活用のハードルになりがちな作業を専任スタッフが代行します。現地条件によっては映像か
ら目視での調査を実施することで精度を担保します。現状 AI モデルが存在しない内容でも、映
像・現地情報から定義できることであれば柔軟に対応することが可能です。

・調査を実行するためのコスト削減
調査に係る人材や解析ツールの手配が不要となり手間・コストが軽減されるため、定常的な調
査の実施のハードルが下がります。交通状況を加味したイベント開催や施工計画の立案、効果
検証、都度の改善への活用が可能です。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」
より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
(※2)プレスリリース「セーフィー、映像×AI の交通量調査サービスのテスト販売を開始」(2023 年 6 月 16
日発表):https://safie.co.jp/news/2537/
(※3)国土交通省「令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について」(2020 年 10 月 14 日発表)
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ict/pdf04/01.pdf
ICT を活用した新道路交通調査体系検討会 令和 3 年 9 月 CCTV カメラ(AI 解析)の精度に関する報告
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/ict/pdf05/02.pdf
(※4)プレスリリース「セーフィー、逗子駅前広場における交通データの分析・可視化基盤を構築」(2023
年 4 月 4 日発表):https://safie.co.jp/news/2357/
プレスリリース「セーフィー、静岡市、中部電力パワーグリッドと三者協働で実証実験を実施」(2023 年 4 月
6 日発表):https://safie.co.jp/news/2369/
(※5)既に「Safie(セーフィー)」のサービスを活用している場合、既設の防犯カメラを活かし投資を抑えた
交通量調査を実施することができます。


▼想定されるユースケース
・都市開発や観光事業に係る調査
・鉄道・バスなどの公共交通機関に係る調査
・小売、飲食業の新規出店に係る調査
・調査会社・コンサルティング会社の調査サポート




■「Safie Survey」概要
▼サービス概要
・機器一式レンタル、LTE 通信、クラウド録画をワンパッケージにして提供予定
・調査計画書、及び調査報告書を納品
(※AI 解析ツール単体の提供は行っておりません)

▼サービス提供の流れ




・調査要件(調査期間、調査場所、レポート形式など)のすり合わせを行い、お見積書と調査
計画書を提示いたします。また、必要に応じて現地確認を行います。
・お申込み後に、カメラ設置、画角設定、AI 解析設定などの調査準備を実施します。
パブリックスペースなどプライバシーへの配慮が必要な調査は、経済産業省の「カメラ画像利
活用ガイドブック」に基づき対応をお願いしております。
・調査終了後は調査計画書に基づいたレポート形式で納品します。
・契約期間は最短 1 ヶ月となります(1 ヶ月の中で調査実施日や期間を決定する想定です)。

▼サービスページ URL
https://safie.jp/survey/

【本件に関するお問合せ先】
セーフィー株式会社 IR 担当 Email:ir@safie.jp

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