インドの総合デジタルエージェンシー「WATコンサルト社」の株式100%取得で合意

2015 年 1 月 30 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)


インドの総合デジタルエージェンシー「WAT コンサルト社」の株式 100%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746 億 981
万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は本日付で、インドの総合デジタルエージ
ェンシー「WATConsult」 )の株式 90%を取
(本社:ムンバイ市、以下「WAT コンサルト社」
得し、今後段階的にシェアを拡大し最終的には 100%まで取得することにつき、同社株主と合
意しました。


2007 年設立の WAT コンサルト社は、ソーシャルメディア領域に強みを持つ企業としてスタ
ートしましたが、現在はインド有数の総合デジタルエージェンシーへと成長しています。イン
ド全土でビジネスを展開し、70 社を超えるグローバル&ナショナルクライアントに対し、デ
ジタルクリエーティブ、デジタルメディア広告枠の買い付け、ソーシャルメディアやデジタル
メディアを活用したキャンペーン展開、ウェブやデジタルアプリ/デジタルビデオの制作、オ
ンライン・レピュテーション・マネジメントなど多岐にわたるデジタル・コミュニケーション・
サービスを提供しています。


そのサービスには定評があり、インドの有力広告賞である IDMA(インド・デジタル・メデ
ィア・アワード)の「ベスト・バイラル・マーケティング・キャンペーン賞」や、最も急成長
したテクノロジー・スタートアップ企業に贈られる「レッド・ヘリング・トップ 100・アジア
賞」など、数多くの賞を受賞しています。
加えて、創業者兼 CEO の Rajiv Dingra は、インドを代表するデジタル界の起業家として、
またソーシャルメディア領域の話題を提供するオピニオンリーダー、ブロガーとして名を馳せ
ています。


インドにおける当社グループは、すでにフルサービス体制を整備していますが、今回の買収
により、デジタル&ソーシャル領域における事業基盤とサービス提供能力が格段に強化される
ことになります。
当社グループは買収後の WAT コンサルト社を、グローバルネットワーク・ブランドのひと




つである Isobar(アイソバー)のネットワークに組み込みます。ブランド呼称を“WATConsult
- Linked by Isobar”(WAT コンサルト・リンクト・バイ・アイソバー)とし、グループ各社と
の連携を強化することで、インドでの成長戦略を加速させてまいります。


なお、本件が当社の 2015 年 3 月期の連結業績に与える影響は軽微です。


【WAT コンサルト社の概要】
社 名 : WAT Media Pvt Ltd(ブランド呼称:WATConsult)
本社所在地 : インド・ムンバイ市
※デリー市、バンガロール市、コルカタ市にも拠点を持つ
設 立 : 2007 年
株主構成 : 買収手続き完了後
・電通イージス・ネットワーク 90%
・同社経営幹部 10%
(最終的には電通イージス・ネットワーク 100%)
売上総利益 : 164,087,000 インドルピー(約 3.2 億円)(2014 年 3 月期)
代 表 者 : Rajiv Dingra(創業者兼 CEO)
従業員数 : 160 名
事業内容 : ソーシャルメディア・マーケティングを含む総合デジタル・コミュニケ
ーション・サービス


以 上





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