電通、スペイン最大級のデータ分析コンサルティング会社「ディビサデロ社」の株式94%取得で合意

2017 年 4 月 7 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、スペイン最大級のデータ分析コンサルティング会社
「ディビサデロ社」の株式 94%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、スペインのデータ分析コンサルテ
ィング会社「DIVISADERO DIGITAL INTELLIGENCE SL」
(本社:マドリード市、Managing
Director:Manuel Blanco、以下「ディビサデロ社」
)の株式 94%を取得すること、および今後
完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。


2005 年に設立されたディビサデロ社は、マドリード市、バルセロナ市に営業拠点、北スペイ
ンに開発拠点を持っており、90 名以上のエンジニアやアナリストなどを擁しています。
同社の強みは、さまざまなデータの提供とその分析能力にあります。データを有益な情報に
変え、その情報を企業の意思決定に生かすというモットーの下、顧客企業に対して、デジタル
成熟度評価、戦略的ロードマッピング、テクノロジー・ベンチマーキング、データ収集および
分析のほか、CRM 関連のスキルを用いたオーディエンス・プロファイリングのサービスも提供
しています。スペインの 5 大銀行のうち 3 行や 2 大保険会社を顧客に抱えるなど、高い評価を
得ています。


株式取得後、当社はディビサデロのブランド名を残したまま同社を当社グループの 10 のグ
ローバルネットワーク・ブランド※の 1 つでデータマーケティングのサービスを提供している
Merkle Group Inc.(マークル)のネットワークに組み込みます。これにより当社グループは、
グローバルに展開するマークルのスペインをはじめ欧州におけるプレゼンスと専門性を高め、
同地域における成長戦略を加速させていきます。


なお、本件が当社の 2017 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。



※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10 のグローバルネットワー


ク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。 のブランドとは、Carat、Dentsu
(Dentsu Brand
Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum
を指します。





【ディビサデロ社の概要】
社 名 : DIVISADERO DIGITAL INTELLIGENCE SL(ディビサデロ社)
本社所在地 : スペイン・マドリード市
バルセロナ市に営業拠点、北スペイン(ヒホン)に開発拠点を置く
設 立 : 2005 年 12 月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 94%
収益(Revenue): 451 万ユーロ(約 5.4 億円)(2016 年 12 月期)
代 表 者 : Manuel Blanco (Managing Director)
従業員数 : 90 名以上
事業内容 : データの収集・分析・提供およびコンサルティングサービスを提供


以 上





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