電通、エジプトの総合デジタルエージェンシー「デジタルリパブリック社」の株式51%取得で合意

2016 年 5 月 31 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、エジプトの総合デジタルエージェンシー
「デジタルリパブリック社」の株式 51%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746 億 981
万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、エジプトの総合デジタルエージェンシ
ー「Digital Republic SAE」 )の株式 51%
(本社:カイロ市、以下「デジタルリパブリック社」
を取得することにつき、同社株主と合意しました。


2009 年に設立されたデジタルリパブリック社は、デジタルクリエーティブのサービスを提
供する独立系エージェンシーとしてはエジプト最大で、デジタル広告やソーシャルメディアを
活用したソリューションなどデジタル領域全般のサービスを提供しており、2012 年にはドバ
イに支店を開設しています。
同社は中近東エリアにおいてグローバルおよび著名ローカル企業を顧客として抱えており、
その斬新なクリエーティビィティーは顧客企業から高く評価されています。


デジタルリパブリック社が加わることで、電通グループはエジプトで第 3 位のエージェンシ
ーグループとなり、デジタル領域における広告賞の受賞数や従業員数から推定されるサービス
の規模やケイパビリティーではナンバーワンのポジションを獲得(電通イージス・ネットワー
ク推定)することになります。


株式取得後、当社はデジタルリパブリック社をグローバルネットワーク・ブランド※の 1 つ
でデジタル領域のサービスを提供している Isobar(アイソバー)のネットワークに組み込みま
す。ブランド呼称を「Digital Republic, Linked by Isobar」
(デジタルリパブリック・リンク
ト・バイ・アイソバー)とし、グループ各社との連携を図りながら、成長市場である MENA
(中近東・北アフリカ)における基盤強化とプレゼンスの向上を目指します。


なお、本件が当社の 2016 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。





※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、9 つのグローバル

ネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。 つのブランドとは、Carat、
Dentsu(Dentsu Branded Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、
MKTG、Posterscope、Vizeum を指します。




【デジタルリパブリック社の概要】
社 名 : Digital Republic SAE(デジタルリパブリック社)
本社所在地 : エジプト・カイロ市
*ドバイにも営業拠点を置く
設 立 : 2009 年 9 月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 51%
デジタルリパブリック社経営幹部ほか 49%
収益(Revenue): 145 万イギリスポンド(約 2.4 億円)(2015 年 12 月期)
代 表 者 : Karim Khalifa (Founder & Managing Director)
従業員数 : 80 名
事業内容 : デジタルクリエーティブ、デジタル広告、ソーシャルメディアを活用した
ソリューションなど、デジタル領域全般のサービスを提供


以 上





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