松江市と社会課題を解決するための新たな官民連携の仕組みである ソーシャルインパクトボンドに関する覚書を締結

Press Release
2022 年 7 ⽉ 22 ⽇

松江市と社会課題を解決するための新たな官⺠連携の仕組みである
ソーシャルインパクトボンドに関する覚書を締結

〜松江市・⽇本政策投資銀⾏・⼭陰合同銀⾏と締結〜

株式会社ドリームインキュベータ(代表取締役社⻑ 三宅孝之、以下「DI」)は、島根県松江市(市⻑
上定昭仁)、株式会社⽇本政策投資銀⾏(代表取締役社⻑ 地下誠⼆、以下「DBJ」)、株式会社⼭陰合
同銀⾏(取締役頭取 ⼭崎徹、以下「⼭陰合銀」)と、社会課題を解決するための新たな官⺠連携の仕組みで
あるソーシャルインパクトボンドの活⽤に向けた調査・研究に関する覚書を締結することになりましたので、お知らせい
たします。




ソーシャルインパクトボンド(以下、「SIB」)とは、⾏政が⺠間資⾦を活⽤して⾏う成果連動型の事業で、社会課
題を解決する新たな官⺠連携の⼿法として注目されています。

近年、少⼦⾼齢化の急速な進⾏や様々な社会環境の変化に伴い、多くの社会課題が複雑化・深刻化してお
り、⾏政の財政負担は増加傾向にあります。そうした中で、海外では英国を中⼼に、⾏政コストの削減と社会課題
の解決を両⽴する SIB の活⽤が進んでおり、⽇本でも医療・健康分野での導⼊が進んでいます。

これまで DI は、様々な社会課題を戦略・技術・政策の⼒を有機的に統合して解決する産業プロデュースを推進し
ており、関連省庁/⾃治体や複数の⺠間企業等と連携して、先進的なプロジェクトを実施してきました。近年、SIB
を活⽤してサステナブルな形で社会課題を解決する仕組みの構築に注⼒しています。

この度、DI は、松江市・DBJ・⼭陰合銀と介護予防、公共施設、インフラ、防災の分野での SIB 活⽤に向けた共
同調査・研究を⾏います。その中で、DI・DBJ・⼭陰合銀の持つ知⾒・ネットワークを共⽤・活⽤しながら、松江市が
抱える社会課題を解決して、より⼤きな社会的インパクトを創出する取り組みにしていくことを目指しています。

今後も DI は⽇本 No.1 SIB 事業者*として国内の SIB 普及・拡⼤に貢献していくと共に、今後も様々な社会課題
の解決に向けて、これまで培ってきた構想を⽣み出す⼒、仲間づくりの⼒、それをビジネスとして束ねていく⼒を駆使し
て、DI ミッションの「社会を変える 事業を創る。」の実現を目指してまいります。

*
SIB ファンド規模は国内最⼤、かつ豊⽥市介護予防 SIB に関する事業費が約 5 億円と案件規模(内閣府 PFS
事業事例集をもとに調査(2022 年 7 ⽉ 20 ⽇現在))でも国内最⼤。

■ 松江市について(https://www.city.matsue.shimane.jp/index.html)
松江市は、⼭陰のほぼ中央に位置し、古代出雲の中⼼地として早くから開け、奈良時代には国庁や国分寺が置
かれていました。1951 年には、松江国際⽂化観光都市建設法が制定され、国際⽂化観光都市となり、また
1995 年には出雲・宍道湖・中海拠点都市地域に指定され、⼭陰の中核都市として発展してきました。現在、
「夢を実現できるまち 誇れるまち 松江」を目指すべき将来像に掲げ、様々な取り組みを推進しています。



【本リリースに関する問合先】
株式会社ドリームインキュベータ コーポレートコミュニケーションチーム
電話︓03-5532-3200 / Email︓ info@dreamincubator.co.jp

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