日本カーリット、電池試験所 新試験棟(第二試験棟)建設に着手

2024 年 1 月 30 日


各 位
会社名 カーリットホールディングス株式会社
(URL:https://www.carlithd.co.jp)
代表者名 代表取締役兼社長執行役員 金子 洋文
(コード番号 4275 東証プライム)
問合せ先 広報・サステナビリティ推進室長 島田 拓
(TEL:03-6893-7060)


日本カーリット、電池試験所 新試験棟(第二試験棟)建設に着手


当社連結子会社である日本カーリット株式会社(代表取締役兼社長執行役員:小川 文生、資本金:
1,204 百万円、以下「日本カーリット」
)は、電池試験所 第二試験棟の建設計画に着手し、2024 年 4 月
より工事を本格化いたしますので、下記のとおりお知らせいたします。

1.電池試験事業について
日本カーリットは、産業用爆薬、発炎筒、ロケット用固体推進薬原料、紙パルプ漂白剤などを手掛け
ており、これら製品の評価を行うため 1982 年に民間初となる危険性物質の総合評価機関として危険性
評価試験所の稼働を開始いたしました。
技術進化と市場環境の変化により、リチウムイオン二次電池などの蓄電池の充放電サイクル試験・性
能試験などのニーズが高まり、電池試験事業は、危険性評価試験とあわせ総合的な評価サービスの提供
体制を確立するため、2013 年にスタートしたサービスです。

2.電池試験所 新試験棟 建設計画着手の背景
2050 年のカーボンニュートラル達成目標に向け、世界的に電気自動車の開発が進んでおり、今後さ
らに加速する動きのなか、電池試験設備の増設を検討してまいりました。当社グループは、2022 年度
を初年度とした中期経営計画「Challenge2024」における戦略の一つに「成長事業の加速化」を掲げて
おり、大容量リチウムイオン電池、固体電池などに代表される次世代電池の評価サービスは、事業ポー
トフォリオにおける成長事業と位置付けております。
ますます活発化する自動車メーカー・電池メーカーの開発動向に鑑み、新試験棟(第二試験棟)の建
設工事および付帯する設備工事を本格化いたします。受託可能な試験件数を増やすとともに、お客さま
のニーズに応え、信頼していただける総合電池評価サービスの提供を目指してまいります。

3.計画の概要
(1) 立 地:日本カーリット 群馬工場内(群馬県渋川市半田 2470 番地)
(2) 工 事 期 間:2024 年 4 月~2025 年度(予定)
(3) 全 面 操 業:2025 年度より(予定)
(4) 投 資 内 容:電池試験所新棟、電池試験設備など工事期間を通じて約 15 億円
左:第二電池試験所建設予定の日本カーリット群馬工場全景
中:電池試験所 試験棟外観(既存第一試験棟)
右:電池試験設備(既存第一試験棟内)



以上

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