IGSとヤマハ、ユネスコの世界会議に日本から唯一選出

プレスリリース




2024年3月15 日

Institution for a Global Society 株式会社



【イベントレポート】
IGS とヤマハ、ユネスコの世界会議に日本から唯一選出
政府関係者らに、音楽教育の効果をデータで可視化する「Ai GROW」を紹介
Institution for a Global Society 株式会社(本社 東京都渋谷区、代表取締役社長 福原 正
大、以下 IGS)は、国際機関 ユネスコが主催する、World Conference on Culture and Arts
Education 2024(アラブ首長国連邦、アブダビ開催。2024 年 2 月 13 日~15 日)に招待され、出展
したことをお知らせします。
この国際会議では、世界各国から 90 名の閣僚、125 名のユネスコ加盟国代表、政策担当者、専門
家、NGO、国連機関、学術界、民間企業など、約 1000 名が一堂に会しました。IGS は、コロンビアへの日
本型音楽教育導入に関する事業で協業するヤマハ株式会社と合同で、サイドイベントのオーガナイザーとして
日本から唯一選出されました。世界で音楽教育に携わる3団体(UNESCO Chair for Musical
Mastery and Contemporary Performing Arts (Russian Gnesins Academy of Music)、
International Music Council、The National System of Youth and Children's Orchestras
and Choirs of Venezuela)とともに、「音楽教育のもたらす効果」をテーマに提言。IGS からは、「音楽教
育の効果をデータで可視化することが、公教育への質の高い音楽教育の普及を支える」ことを、各国の政策
担当者にお伝えし、大きな関心を寄せていただきました。
イベント当日の様子は、以下のイベントレポートよりご確認いただけます。
 「【イベントレポート】ユネスコ World Conference on Culture and Arts Education 2024 サイ
ドイベント:音楽教育のもたらす効果」:https://blog.aigrow.jp/article/20240214
プレスリリース




■IGS の出展背景及び内容
〇出展背景
「非認知能力」は、これからの時代を生き抜くため、また幸せな人生を切り拓くために必要な能力と言われて
おり、昨今の教育においてその重要性が広まりつつあります。
IGS はこれまで、生徒同士の評価に AI の補正を加えることで、非認知能力をはじめとする生徒の能力を可
視化する評価ツール「Ai GROW」を学校向けに提供してきましたが、このたび、音楽教育を通した子どもたち
の非認知能力の育成を目指し、新興国の公立小学校の児童にリコーダーを用いた日本型音楽教育を展開
していくヤマハ株式会社の「スクールプロジェクト」のコロンビア事業での採用を通して、音楽教育へと展開を広げ
ることになりました。※
音楽教育の効果をデータで可視化し、質の高いフィードバックを実現することは、公教育への質の高い音楽
教育の普及につながります。音楽教育をはじめとする、芸術教育の効果をデータで可視化・検証する取り組み
を世界的に広げていくことには、芸術教育の更なるプレゼンス向上へ寄与するとともに、世界中の子どもたちの
非認知能力を育むうえでも、大きな意義があると考えています。
※プレスリリース「ヤマハのコロンビアへの日本型音楽教育導入に関する事業で、IGS の子ども向け非認知能
力可視化ツール「Ai GROW」が採用決定」:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000054457.html


〇出展テーマ
IGS は、ヤマハ株式会社および世界各地で音楽教育を推進する3団体とともに、「The Benefits of
music education(音楽教育のもたらす効果)」をテーマにサイドイベントを実施。サイドイベントでのヤマハ
株式会社と IGS のメッセージのパートでは、これまで音楽教室や公立・私立学校における音楽教育を展開し
てきたヤマハ株式会社による新興国での楽器を使った音楽教育の普及活動「スクールプロジェクト」が紹介さ
れ、音楽教育には「非認知能力」と呼ばれる創造性、表現力、感情理解など、子どもたちの内面的な成長を
促す力があること、そして IGS の提供する非認知能力を可視化することでその成長を支える評価ツール「Ai
GROW」が、この大きな可能性と意義をもつ音楽教育の質を効果的に高めるテクノロジーであることをお伝え
し、特に政府関係者から大きな関心を寄せていただきました。




IGS 代表福原による「Ai GROW」紹介
プレスリリース




また、会場には「Ai GROW」紹介ブースも設けられ、多くの政策担当者の方にお立ち寄りいただきました。




「Ai GROW」紹介ブース


海外の教育イベントでの出展は、昨秋の ADB Skills Forum※に引き続き、二回目となります。今後も教
育事業の海外進出を進めてまいります。
※プレスリリース「【アジア太平洋地域でも「非認知能力」に高い関心】「第 10 回 アジア開発銀行 国際ス
キルフォーラム」で、教育政府関係者ら約 800 名に子どもの非認知能力可視化ツール「Ai GROW」を紹介」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000054457.html


■イベント概要
〇ユネスコとは
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural
Organization U.N.E.S.C.O.)は、1946 年に設立された、教育、科学、文化における国際協力を通じ
て世界の平和と人類の福祉に貢献する国際機関です。さまざまな取り組みを通じて、教育の普及、科学の振
興、文化遺産の保護と活用、情報流通の促進などを推進しています。
・公式サイト:https://www.unesco.org/en


〇開催背景・概要
文化芸術教育は、世界の美しさ、多様性、複雑さを理解し、幸せに生きるうえで不可欠な能力を育み、民
族や国家間の架け橋ともなるものです。その重要性にも関わらず、世界の多くの国ではまだ教育政策やカリキ
ュラムに十分組み込まれていないのが現状です。この状況を受け、文化芸術教育のためのフレームワークの採
択を視野に世界各国から 90 名の閣僚、125 名のユネスコ加盟国代表、政策担当者、専門家、NGO、国
連機関、学術界、民間企業など、約 1000 名が一堂に会し、この国際会議が開かれました。また、この会議
には文化・教育分野の関連機関、政府間組織、ユネスコのパートナーも参加し、実践や革新的なアイデアを
共有するとともに、文化芸術教育のための世界的な連携を強化しました。
プレスリリース




 イベント名:World Conference on Culture and Arts Education 2024(ユネスコ文化芸術
教育世界会議)
 主催:ユネスコ
 開催日時:2024 年 2 月 13 日~15 日(現地時間)
 開催場所:アラブ首長国連邦、アブダビ国立展示センター(ADNEC)
 公式サイト:https://www.unesco.org/en/wccae2024


■「Ai GROW」とは
○生徒同士の評価に AI の補正を加えることで、非認知能力を含む 25 種類もの能力を公正に評価
IGS は、生徒一人ひとりの強みを可視化・育成するための評価ツール「Ai GROW」を 2019 年 4 月にリリ
ースし、国内外の小学校・中学校・高等学校 300 校以上、42 都道府県への導入を進めてまいりました。
知識を問う従来のテストでは評価が難しい「非認知能力」は、評価基準が曖昧になりやすく、また多様な能
力を含むため、先生が生徒一人ひとりの能力を正確に把握することは非常に負荷が高くなります。「Ai
GROW」は、生徒の自己評価に加えて、生徒同士が評価をする「相互評価」の方法を取り入れています。さ
らに、人が人を評価するうえで生じやすい、忖度や性格の甘辛などの不要な評価の偏りを AI(人工知能)
が補正することで、非認知能力を含む 25 種類もの能力を、公正に可視化することができます。
・ 「Ai GROW」サービスサイト:(日本語) https://www.aigrow.jp/aigrow
(英語) https://event.aigrow.jp/aigrow_en




「Ai GROW」の受検画面イメージ(英語版)
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「Ai GROW」の生徒向けレポート(英語版)


■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
社会で活躍する際に重要な「非認知能力」を中心に、人の能力を子どもから社会人まで一貫して可視化で
きるツール等を提供している EdTech/HRTech 企業。「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を
提供する」を企業パーパスに掲げ、2021 年 12 月 29 日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上
場。
・ 所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 1-11-2 4F
・ 設立:2010 年 5 月
・ 資本金:96 百万円
・ 事業内容:AI を活用した人材評価プラットフォームを企業や学校に提供
・ コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/

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