子育て環境改善に資する保険商品・サービスの開発・提供に向け、あいおいニッセイ同和損保とカラダノートが業務提携契約を締結

2023 年 6 月 8 日
各 位


会社名 株式会社カラダノート

代表者名 代表取締役 佐藤 竜也
(コード番号:4014 東証グロース)

問合せ先 取締役コーポレート本部長 平岡 晃
(TEL 03-4431-3770)


子育て環境改善に資する保険商品・サービスの開発・提供に向け、
あいおいニッセイ同和損保とカラダノートが業務提携契約を締結


当社とMS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、子育て環
境の改善や少子化問題の解決に資するサービスの開発・提供に向けて、6 月 8 日に業務提携契約(以下:
本提携)を締結しましたので、お知らせします。本提携による取り組みの第一弾として、夫婦間の「育
児シェア率」の高低が交通事故発生リスクに及ぼす影響を検証する予定です。


当社は、2023 年 3 月 10 日に公表した通り、夫婦間の育児分担状況をスコアリングした「子育て共有ス
コア」を活用した新たな事業※を開始いたしました。本事業の取り組みの一環として、本提携を開始し、
今後「子育て共有スコア」を活用した事業の価値向上を目指します。


本業務提携契約の締結は、短期的に業績に与える影響は軽微であるものの、中長期的には当社の業績及
び企業価値向上に資するものと考えております。なお、今後開示すべき事項が発生した場合は、速やか
に公表いたします。


※ 詳細:「子育て共有スコア」を活用した新たな事業の開始及び特許出願のお知らせ




以上
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
株式会社カラダノート


子育て環境改善に資する保険商品・サービスの開発・提供に向け、
あいおいニッセイ同和損保とカラダノートが業務提携契約を締結
2023年6月8日

MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:
新納 啓介 以下、あいおいニッセイ同和損保)と株式会社カラダノート(代表取締役:佐藤 竜也 以
下、カラダノート)は、子育て環境の改善や少子化問題の解決に資する保険商品・サービスの開発・提
供に向けて、6 月 8 日に業務提携契約を締結しましたので、お知らせします。


1.背景
総務省統計局の「令和 3 年社会生活基本調査」によると、6 歳未満の子どもがいる世帯の父親が 1
週間で家事・育児にかける時間は、母親よりも約 5 時間 30 分短い 1 時間 54 分に留まっています。ま
た、カラダノートの調査によると、共働き夫婦の家事・育児の分担率は、約半数の世帯で母親が 8 割
以上を担っているなど、「ワンオペ育児」は少子化の要因の一つとされています。
「ワンオペ育児」の解消に向けて、あいおいニッセイ同和損保は「男性育休 1 カ月取得 100%」の実
現を目指す等、男性の育児参画を推進することで女性の就業継続を促進するとともに、男女を問わず、
ワーク・ライフ・マネジメントが実現できる環境整備を行っています。
また、カラダノートは、出産を経験した母親の多くが活用している各種育児支援アプリの提供等を
通じて、より子育てがしやすい環境構築に取り組んでいます。
今般、両社は互いが持つ商品・サービスやビッグデータを掛け合わせ、
「ワンオペ育児」をはじめと
する子育て環境の改善を通じて少子化問題の解消に貢献していくため、業務提携契約を締結すること
としました。


2.概要
取り組み概要 具体的な内容
保険商品・サービス ① 交通事故発生リスク軽減に向けた育児シェア率の向上
の共同検討 ・あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス自動車保険を通じて運転
者の安全運転度合いを数値化する「安全運転スコア」を取得しています。
・カラダノートは、各種育児支援アプリから取得できる夫婦間育児共有機
能の利用率等※のデータを保有しています。
・上記「安全運転スコア」と「夫婦間育児共有機能の利用率等のデータ」
を突合し、交通事故発生リスクと育児シェア率の相関性を検証します。
・相関性が認められた場合、両社が展開する各種サービス等にて分析結果
を公表し、育児シェアの重要性を訴求するとともに、育児シェア率向上
に資する保険商品・サービスの開発を検討していきます。
②育児シェアの阻害要因を解消
・カラダノートのアプリユーザーのうち最大 3 万人へのアンケートを通じ
て、育児シェアを阻害している要因・課題を調査します。
・調査により判明した「育児シェアを阻害する要因・課題」の解消に資す
る保険商品やサービスの開発を検討します。


<保険商品・サービスのイメージ>
課題の一例 保険商品・サービス
子どもが急病の際には母親が仕 父親が育児・看病のために欠勤した
事を休むことが常態化している 場合に保険金を支払う保険の新設等

顧客ネットワークの ・カラダノートの各種アプリ上に、あいおいニッセイ同和損保の保険商品
相互活用による両社 へ加入できる導線を構築します。
の事業拡大 ・あいおいニッセイ同和損保が包括連携協定を締結している地方公共団体
とカラダノートが連携し、少子化解消に資する取り組みを後押しします。
家族や子どもの安 ・AR やメタバース、ゲーム感覚等を取り入れた「子どもが楽しく学べる交
全・安心に向けた取 通安全促進ツール」の開発を検討します。
り組み
※ アプリに記録できる授乳時間や離乳食のメニューといった情報の夫婦間での共有実績や、アプリ利用者のアンケ

ート回答等から算出



3.今後の展開
今後も両社は、子育て環境の改善に資する保険商品・サービスの共同開発を通じて、日本の社会課
題である少子化問題の解決に貢献するとともに、CSV×DX の実現に向けて取り組んでいきます。


以上


<本件に関するお問い合わせ先>
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
デジタルビジネスデザイン部 TEL:050-3461-8567
プランニングG 課長補佐 西村
shoma-nishimura@aioinissaydowa.co.jp
広報部 広報室 TEL:050-3461-7235
課長補佐 鬼丸
akihito-onimaru@aioinissaydowa.co.jp
株式会社カラダノート
コーポレートコミュニケーション部 部長 田口 TEL:03-4431-3770
コーポレートコミュニケーション部 広報 奥畑 pr@karadanote.jp

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